2010年04月28日

若者たち・・・・・

若者たち・・・・・

若者たち・・・・・

TBS系「さんまのスーパーからくりテレビ」で大人気の現役国語教師・下地敏雄。夢・挫折・孤独など人生の悩みに真剣に答えた感動の一冊。ただいま、制作中。






僕が昨日ある場所で話した若者は共に24歳だった・・・・・

彼らはちょいとした文章もすらすらと読んで見せた。

取り立てて優秀と言うわけではなさそうな二人。

彼らも、自分を・・・・・・・

「俺なんかダメッスよ」

と謙遜でもなく言ってのける。

聞けばご両親は僕と同世代・・・・・

いわゆるニートではないことは確かだ。

一人は、大学、留学と、

「親にだいぶ迷惑かけちゃいましたからね・・・・・
少しづつ返さなくちゃ」

と、真顔で言った。

もう一人は、新潟六日町から群馬へ仕事できている・・・・・

「コシヒカリ、佐渡のコシヒカリは美味いッすよ・・・・・
それも玄米、食べる時に精米する・・・・・最高ッス!
南(南魚沼)のはダメッスね。混ぜもんばっかりで・・・・・」

と至って、まじめである。


テレビでふざけている若者はほんの一部ではないだろうか。

やはり、普通の若者は本能的に己を研鑚している・・・・・
それは教えられるものでもなく、
己がどうあるべきかの中で、試行錯誤・・・・・・
本を読み、仕事を探し、選び、そこに自分の将来を探そうと努力している。

そんな彼らとのある場所とは、とある勉強会というか・・・・・・・

「異人種交流会」(笑)。

僕もそうだが、興味本位、何かを知りたくて参加したと言う。

テーマは日本国憲法の前文を普通の文章に書いたやつに・・・・・・

自分の意見を言うという向きの。

正直、驚いた・・・・・・

今の若者、大学生は漢字を読めない、書けないとか言うが、

そんな・・・・・

普通の若者がそれを「スラスラ」と呼んでみせる。

いい意味で、その青年達の「親の顔」を見てみたいと思った。

きっと、しっかり自分を生きた「人」なんだろうと想像する。

確実に、それぞれ社会は二極分化してるのかもしれないが・・・・・

しかしそれは、マスコミ、メディアが言うほどではないのではと思える。

九分九厘が普通でほんの僅か、そうした心に病みを持った者もいるだろう。

しかし、それを面白おかしく伝えるのはメディア・・・・・・

今、大学生がイロイロ云々されるが、部活が出来るのは学費免除の特待生か、

家庭が裕福な家庭の子女だけだろう。

僕の長女もそうだったが・・・・・
学費以外は、小遣いからアパート代まで。
アルバイトの4年間。
もちろん遊ぶ暇はない。

それでも娘は申し訳なさそうに・・・・・

「パパ・・・・・学費大丈夫?」

時には学費納入遅れて、僕が学校の事務まで持参したこともあった。

そんなことも娘は知っている・・・・・・

実は、生き方を教えるなんていうことは出来はしない。
娘たち、子ども達は僕らの生きかた、後姿を見て・・・・・
今必至に自分の人生を切り開こうとしている。


子育ては・・・・・・・

痒いところに手を伸ばしてはいけない。

痒ければ自分で掻かせ、
痛ければ自分でさすらせ・・・・・
悔しがれば、黙って見ていればいい。


先の青年た・・・・・・

聞けばいろんな経験をしている。

普通に僕とも話せる。

そして時には僕の言葉に、興味深く質問する。

「親には迷惑かけましたからね・・・・」

24歳の二人の青年。

この時代、自分を生きることに真剣になっています。

若者たち・・・・・



Posted by 昭和24歳  at 11:59 │Comments(0)

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