2008年03月28日

ふるさと創生基金

ふるさと創生基金


皆さんはお忘れだろうか(笑)。

99年小渕内閣は地域振興券発行。

ふるさと創生基金

発行額はなんと“7000億円”!!

市町村が発行し、その地域での通用を原則とする。

対象はこどもと高齢者3500万人に一人2万円ずつ。通用期限は6ヶ月。

2次使用、他人への譲渡は認めない。振興券の印刷費など“1000億円”の経費は国が負担(都合8000億円)。
振興券を受け取った業者は郵便局などに持ち込んで現金化する。

券面はは千円券で、全体で7億枚。

この“地域振興券”の後日談として、
当時内閣官房長官であった野中広務が「地域振興券は公明党を与党に入れるための国会対策費だった」と(笑)。


そして1988年(昭和63年)の“ふるさと創生基金”。

竹下内閣の全国地方自治体3300に“一億円”づつのばら撒き。

ふるさと創生基金

合計“3300億円”。

しかし国民もいい加減な者である。笑うしかない。

丁度この頃、昭和63年と言えば僕もエレキ製造業として独立して3年、全国を営業しながら結構笑わせてもらった。
そしてこの話に落ちがついたかつかないうちに・・・・・・今でも忘れない。
名古屋の都ホテルで“竹下登のリクルート疑惑”の証人喚問に釘付けになった日のことを。

そうそう、
“三本指”の宇野宗佑が急遽中曽根康弘の傀儡内閣になったテレビに釘付けになったのが秋田のワシントンホテル。

小沢一郎の“佐川急便事件”での証人喚問が小樽の国際ホテル。

第一次湾岸戦争のイラク総攻撃の実況中継はロスアンゼルスのモーテル。

オウムの松本サリン事件の実況は丁度松本の工場のテレビで。

1993年の北朝鮮“ノドン発射”の実況は、
そうそう“1993年”といえばそれは日本全国“米騒動”の可笑しな可笑しな時代でした。
僕は会津若松の取引先で“北朝鮮は怖いなあ”と国権を酌み交わしながら話してた。

その“米騒動”の翌年は“大豊作”だった。

そしてその4年後、1997年にはコメ50万トン支援を森訪朝団が約束と北朝鮮高官が発言。
のちに国会参議院予算委員会でも問題になるがその“北朝鮮支援米50万トン”にからむ自民党幹事長一味の疑惑。

政府備蓄米“ササニシキ”などのブランド米は、日本では高価な価格で売れるので、
この米は全て北へ送られたわけではなく、半分近くが北朝鮮へ送られず、日本で商社を通して換金され、
そのうちの5%前後を支援に関わった自民党の議員が自分の懐に入れた“らしい”。
50万トンの米の総価格は、1200億円で、そのうちの25万トンが北へ送られた。
とすれば、25万トン分の米が日本で換金され、600億円のうち30億円ほどを手数料として自民の議員が懐に入れた“らしい”。
もしも“タイ米”を50万トン送るとすれば日本政府が支払う金は“120億円”程度ですみ、
何も日本の米を送る必要はないと『平沢議員は反対意見を唱える』と、“鈴木”と“松岡”が猛烈に食いつき、

「人道支援をお前は、邪魔するのかっ!!」

と反対意見がかき消され12万トンどころか、50万トンの米支援がいつのまにか決まってしまった。

このことは金正日は全てを知っている。
そして後の“小泉”も全てを知った。もちろんこのことは米国政権中枢の知れるところとなった。
この時点で急追、橋本元総理は“米国”に呼びつけられ、結果、橋本派、旧竹下派、旧田中派はお釈迦になった。

まさに北朝鮮の拉致問題が表面化し始めたその時代。

少なくともその意味では“小泉”は身奇麗であったから訪朝でき、拉致を金正日に認めさせ、
拉致被害者4家族を、それでも奪還できた。

皆さんお忘れだろうか?

そんな昔のことではありません(笑)。

野中広務という自民党の実力者も政治の表舞台から自ら身を引き座労えなくなった。
おそらく引導を渡したのは“小泉純一郎”であろう。
中曽根にも引導を渡し、宮沢にも。
その意味では稀代の政治家であった。
小泉純一郎は次の選挙には出ない(次男が後継とか)。

奇人変人が国民に見せた“政治劇”。

「後は勝手にしろ」

は国民に向けたメッセージではないだろうか。

安倍と福田を天秤にするということは“森派”の終わりを意味している。
その時こそ、戦後政治の終焉ではないだろうか。

そして、わが郷土の誉れが、福田赳夫、中曽根康弘、小渕恵三・・・・・・・・
そして福田康夫が「アベッちゃった」あと「やすお」ちゃっているこの現実に。

福田康夫内閣総理大臣は伏魔殿の道路特定財源(特別会計)を来年度には“一般財源化”すると言ってしまった。

総理の発言は重い。自民党のヤクザ役員の言葉なんかよりもその重さは天と地ほどの違いがある。

しかしこれでほぼ自民党は終わった・・・・・・・・

今こそ“国民が勝手にさせてもらえる”最後のチャンスではないだろうか。





Posted by 昭和24歳  at 17:09 │Comments(0)

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