2009年06月22日
官房機密費
「辞表用意されていた」鳩山前総務相が暴露
2009.6.21 16:17
日本郵政社長人事をめぐり更迭された自民党の鳩山邦夫前総務相は21日のTBSの対談番組に出演し、「辞表を書いてくださいと(事前に)用意してあった」と述べ、12日の麻生太郎首相との会談で、あらかじめ用意された辞表への署名を強要されたことを明らかにした。
鳩山氏によると、辞表を書いたのは12日午後に官邸で行われた2度目の会談。鳩山氏は「(日本郵政の株主総会が開かれる)29日まで待てないか。総会後、西川善文社長を認めない権限を行使して総務相を辞任するのではダメか」と訴えたが、首相は「ダメだ。待てない」と拒否したという。
鳩山氏は、首相も当初は西川氏を交代させる考えだったと重ねて強調。「(西川氏交代に反対した)首相の周りがどうしようもない。官邸に本当の国民の声が入ってこない」と首相サイドの対応を批判した。
官房機密費(報償費)
まあ、麻生さんこと、麻生首相はそういうことなんでしょう・・・・・
どうして、なぜ小泉グループがあそこまで強大な権力を行使できるのかは、そういうことです。
世襲を背景にした「ボクちゃん政治」には「国家・国民意識」は薄いのです。
事実、一国の外交防衛はさながら「スパイ小説」だと思います。
それは国民の知らないそうした国家機密組織というか情報、インテリジェンス組織はあって当然です。
おそらく、戦後70年近いこの日本の歴史の中で、世界第二といわれる経済規模にまでの発展、成長を可能にした背景には、
欧米列強に伍す為に、幕末、明治、大正、昭和と国家の威信をかけた情報戦争が政治の根底にはあったはずです。
ゆえに、仕向けられた「日清・日露戦争」と、仕掛けられた「太平洋戦争」は政治の轍の過程だったのです・・・・・・・
1945年の敗戦以来半世紀以上、日本は戦争をしていません。
それは、まあ、世界一の規模の軍事基地があることと無関係ではないでしょうが、とにかく日本国民が国家に徴兵され、
かつてのような戦争経済に国力の威信をかける、そういう時代ではありませんでした。
もちろん、世界中が戦争することで日本経済が高で成長してきた事実は否めないのですが・・・・・
しかし、いろいろ言われながらも、曲がりなりにも国の威信の体をなしてきた政治は・・・・・・
どやら、中曽根内閣、竹下内閣までで、その後は何かもう一つの力で政治が動かされているきわめて奇妙な、
そして浮薄でなんとも、いわゆる「軽い」政治が橋本内閣以降・・・・・・
まさに、世襲だけが「首相」になるという、先進国といわれる国には珍しい国家体制が、
「仕組まれて」
いるような思いがしてなりません。
その意味では、今度の郵政民営化、かんぽの宿問題での総務大臣の更迭事件です。
「私も郵政民営化は反対でした」
とかの答弁で、一説には小泉元首相の逆鱗を買ったと言われ、すごすごと弁解の言いまわしです。
そして昨日の、鳩山総務大臣の更迭・・・・・
「辞表にサインを」
なにがなんでも、「三井住友グループ=米国金融グループ」にそっくり譲る小泉政権の「郵政完全民営化」工作。
340兆円もあるという、政府管理の「金融資産」を民営化です・・・・・
なぜか「かんぽ生命」だけが三菱グループです。
つまり、鳩山総務省の通りに郵政完全民営化のシンボル、西川善文日本郵政CEOを首切りすれば、
「小泉改革」が根底から覆されてしまう・・・・・
つまり、小泉政権当時、その「毒まんじゅう」の毒がまわっていなかったグループがわずかながら存在していた。
テレビ、新聞等々、つまり大手メディアにはそっくりその毒は行き渡っている・・・・・
したがって、それは今日の民主党、あるいは小沢報道を見れば、大手のそれは悪意の情報操作をしている。
まあ、今日のようにネット社会が形成されてなかったら、すんなり「小泉改革」は“The End”だったはずだった。
しかし、いまは、いわゆる「もう一つのメディア」が容赦なく情報を流す。
かつてのように、多種多様な新刊を購入することなく、図書館通いをすることなく・・・・・・
家に居ながらにして「キーワード」さえ知っていれば、即座に大量の情報を目にすることができる。
なぜなら、政治家、官僚は公人であるがゆえに「プライバシー制限」には限界がある。
内部告発を含めて、様々な事件、疑惑がネット上に、そして遅れて新聞、テレビ、週刊誌に・・・・・・
小泉純一郎元内閣総理大臣は政治家、つまり公人をも辞める。
つまり、そうなると私人であるから、最大限にプライバシー「個人情報」は保護されることになる。
全く予測もつかないところから・・・・・・
第二の「田中角栄」にならないための、平成の闇将軍を狙ったのかも知れない。
白日にさらされては「闇将軍」も結局は干からびてお終いだからだ。
官房機密費を自在に操る・・・・・・
「闇将軍」
Posted by 昭和24歳
at 19:52
│Comments(0)