2008年07月19日
ブレーメンの音楽隊
ブレーメンの音楽隊
としをとってはたらけなくなった
ロバとイヌとネコとニワトリが、
たびにでることにしました。・・・・・
この4匹は、どんな旅をするのでしょうか。
話はブレーメンじゃあたくて“永田町”なんですが・・・・・・
小渕首相まで、ずっと続いていた旧田中派、そして経世会の竹下派。
それがある日ある時を境に、旧佐藤派、福田派の清和会とかに風向きが変わった・・・・・・
もっとも、旧田中派の田中角栄元首相も、旧佐藤派、佐藤栄作内閣の時の自民党幹事長だったり、大蔵大臣だったりで、
いわゆる、「角福戦争」とかまでは、同じ釜の飯の仲だった。
森内閣誕生の時期に15億円支出――――――
「5人組謀議」直後の出金。
“ブレーメンの音楽隊”はロバとイヌとネコとニワトリだが、永田町のそれには“タヌキ”が加わったようだ・・・・・・
話の筋では、総理大臣になると、なぜかすぐに1億円が必要になるらしい。
小泉首相の前任者、森前首相もそうだった。
ということは前任の安倍首相の場合も、今度の福田首相の場合もそうなのだろうか???
森氏は小渕恵三元首相が脳梗塞で倒れ、
意識不明に陥った緊急事態の中で自民党幹事長から総理大臣に就任した(00年4月5日)。
小渕政権末期は旧自由党の連立離脱問題で与党内は大混乱に陥り、
森幹事長は対応に追われていただけに、党の機密費にあたる政策活動費の使いっぷりも激しい。
その年1月に7915万円、2月は1億6900万円を使い・・・・・・
自由党の連立離脱が確実になり、
自民党執行部あげて自由党内部の切り崩し工作を展開していた3月末には3日間で、
8000万円を引き出した。
その直後に小渕首相が倒れた(4月2日未明)。
その日、森氏は首相臨時代理だった青木幹雄官房長官、野中広務幹事長代理、村上正邦参院議員会長、
そして亀井静香政調会長(いずれも当時)と極秘会談し、
「小渕内閣の総辞職」と、森氏への「政権交代」が話し合われた。
後に『密室の5人組』による政権簒奪の謀議と批判を浴びた憲政史上の重大疑惑である。
森氏は4月5日の衆院本会議で首相に指名されたが、同じ日に自民党本部から、
1億円の政策活動費を受け取っていた。
それは5000万円を2口に分けるというやり方も小泉首相のケースと同じだから、
後任の小泉氏の方が森氏のやり方を真似たのかもしれない(笑)。
森内閣はいわば自民党の派閥談合によって成立しただけに、
政権発足直後、各派閥には政策活動費が大盤振る舞いされていた。4月と5月の2回の合計で・・・・・・
森派、橋本派、加藤派、亀井派にはそれぞれ3億円ずつ、
山崎派に1億5000万円、高村派と河野グループは1億円が派閥幹部の名前で配られている。
総額15億5000万円。前述の小泉政権下での派閥分配金と比べると突出した金額だ。
『密室の5人組』による政権交代劇の不満封じのためのカネと取れなくもない。
森氏は幹事長時代に3億3115万円、
首相在任中に3億4400万円の政策活動費を使ったが、興味深い事実がある。
00年12月12日には自民党議員に一斉にモチ代が配られ、森氏も300万円もらった。
当日の『森日誌』(産経新聞)によると―――――――
森氏は執務を終えた後、午後6時31分に永田町の紳士服店『銀座英國屋』に立ち寄り、
その足で京王プラザホテルの『田端義夫歌手生活60周年を祝う会』に出席してスピーチをしている。
政策活動費がスーツや御祝儀になったなんて思いたくもない。では、何に使ったんだろう。
「00年は幹事長そして総裁でありましたが、党の最高責任者としての責務と活動量が飛躍的に増大したことに伴い、
その経費として党からの活動費も増えたものと思われます。
政策活動費について、党役員として党活動を行う為の経費以外の趣旨の資金は含まれていません」
森事務所は、文書でそう回答した。
それなら具体的使途を明らかにできるはずだが。
官房機密費・・・・・・
としをとってはたらけなくなった
ロバとイヌとネコとニワトリが、
たびにでることにしました。・・・・・
この4匹は、どんな旅をするのでしょうか。
話はブレーメンじゃあたくて“永田町”なんですが・・・・・・
小渕首相まで、ずっと続いていた旧田中派、そして経世会の竹下派。
それがある日ある時を境に、旧佐藤派、福田派の清和会とかに風向きが変わった・・・・・・
もっとも、旧田中派の田中角栄元首相も、旧佐藤派、佐藤栄作内閣の時の自民党幹事長だったり、大蔵大臣だったりで、
いわゆる、「角福戦争」とかまでは、同じ釜の飯の仲だった。
森内閣誕生の時期に15億円支出――――――
「5人組謀議」直後の出金。
“ブレーメンの音楽隊”はロバとイヌとネコとニワトリだが、永田町のそれには“タヌキ”が加わったようだ・・・・・・
話の筋では、総理大臣になると、なぜかすぐに1億円が必要になるらしい。
小泉首相の前任者、森前首相もそうだった。
ということは前任の安倍首相の場合も、今度の福田首相の場合もそうなのだろうか???
森氏は小渕恵三元首相が脳梗塞で倒れ、
意識不明に陥った緊急事態の中で自民党幹事長から総理大臣に就任した(00年4月5日)。
小渕政権末期は旧自由党の連立離脱問題で与党内は大混乱に陥り、
森幹事長は対応に追われていただけに、党の機密費にあたる政策活動費の使いっぷりも激しい。
その年1月に7915万円、2月は1億6900万円を使い・・・・・・
自由党の連立離脱が確実になり、
自民党執行部あげて自由党内部の切り崩し工作を展開していた3月末には3日間で、
8000万円を引き出した。
その直後に小渕首相が倒れた(4月2日未明)。
その日、森氏は首相臨時代理だった青木幹雄官房長官、野中広務幹事長代理、村上正邦参院議員会長、
そして亀井静香政調会長(いずれも当時)と極秘会談し、
「小渕内閣の総辞職」と、森氏への「政権交代」が話し合われた。
後に『密室の5人組』による政権簒奪の謀議と批判を浴びた憲政史上の重大疑惑である。
森氏は4月5日の衆院本会議で首相に指名されたが、同じ日に自民党本部から、
1億円の政策活動費を受け取っていた。
それは5000万円を2口に分けるというやり方も小泉首相のケースと同じだから、
後任の小泉氏の方が森氏のやり方を真似たのかもしれない(笑)。
森内閣はいわば自民党の派閥談合によって成立しただけに、
政権発足直後、各派閥には政策活動費が大盤振る舞いされていた。4月と5月の2回の合計で・・・・・・
森派、橋本派、加藤派、亀井派にはそれぞれ3億円ずつ、
山崎派に1億5000万円、高村派と河野グループは1億円が派閥幹部の名前で配られている。
総額15億5000万円。前述の小泉政権下での派閥分配金と比べると突出した金額だ。
『密室の5人組』による政権交代劇の不満封じのためのカネと取れなくもない。
森氏は幹事長時代に3億3115万円、
首相在任中に3億4400万円の政策活動費を使ったが、興味深い事実がある。
00年12月12日には自民党議員に一斉にモチ代が配られ、森氏も300万円もらった。
当日の『森日誌』(産経新聞)によると―――――――
森氏は執務を終えた後、午後6時31分に永田町の紳士服店『銀座英國屋』に立ち寄り、
その足で京王プラザホテルの『田端義夫歌手生活60周年を祝う会』に出席してスピーチをしている。
政策活動費がスーツや御祝儀になったなんて思いたくもない。では、何に使ったんだろう。
「00年は幹事長そして総裁でありましたが、党の最高責任者としての責務と活動量が飛躍的に増大したことに伴い、
その経費として党からの活動費も増えたものと思われます。
政策活動費について、党役員として党活動を行う為の経費以外の趣旨の資金は含まれていません」
森事務所は、文書でそう回答した。
それなら具体的使途を明らかにできるはずだが。
官房機密費・・・・・・
Posted by 昭和24歳
at 10:03
│Comments(0)