2010年08月31日

木戸銭ドロボー !!

木戸銭ドロボー !!

木戸銭ドロボー !!

まあ、こういうのを「木戸銭ドロボー」っていいます。
「ヤルゾ、ヤルゾーーーッ」
って言っておきながら、「やっぱりヤ~メタ」って。

高い木戸銭取っておいて・・・・・・






【民主党代表選】小沢氏、出馬見送りで調整 きょう首相と会談 首相、トロイカ態勢を受諾
2010.8.31 01:32 産経ニュース

 民主党代表選(9月1日告示、14日投開票)をめぐり、菅直人首相(党代表)と小沢一郎前幹事長の確執が広がる中、首相は30日夜、鳩山由紀夫前首相と首相公邸で会談した。鳩山氏は挙党態勢構築に向け、小沢氏を含めた3人の「トロイカ体制」の原点に立ち戻るよう求め、首相は「全く異存ない」と応じた。これを受け、首相と小沢氏は31日、鳩山氏と輿(こし)石(いし)東(あずま)参院議員会長を交え会談する。小沢氏はあくまで出馬の意向を示してきたが、首相が小沢氏との協調路線に転じたことを踏まえ、出馬を見送る方向で調整に入った。

 会談後、首相と鳩山氏はそろって記者団の取材に応じた。首相は「党内で激しい代表選が戦われることに内外で議論がある」とした上で「トロイカ体制に輿石氏を加えていろんな活動を進めていくことに同意した」と述べた。

 小沢氏の処遇に関し、首相は「ポストとかそういうことは一切話していない」と説明したが、「トロイカ体制の原点回帰」は、小沢氏の代表代行への起用が念頭にあるとみられる。

 これに伴い、菅政権の「脱小沢」路線を主導してきた仙谷由人官房長官と枝野幸男幹事長は更迭される見通し。
 

<以下本文>


で、その昔自民党時代に「総総分離」ってえのがあったわけです・・・・・・・

「中曽根康弘内閣総理大臣」

ソレに対して、

「福田赳夫自由民主党総裁」

『総理』と『総裁』分離案・・・・・・・
まあ、当然、中曽根さんは蹴とばしちゃったわけです。

つまりこういう歴史上の出来事です・・・・・・

昭和57年(1982年)11月27日、中曽根内閣が誕生したときのことだ。

鈴木善幸首相が辞意を表明して、後継総裁の調整工作は党4役に一任されたが、調整は難航を極めた。

結局、予備選の告示日に、中曽根康弘、河本敏夫、安倍晋太郎、中川一郎の4氏が立候補・・・・・・・

当時は、現下のように内外ともに問題が山積。

よって、予備選は回避すべきだというのが、党内の空気で、選挙運動を1週間凍結して、候補者の一本化が図られた。

その際、「中曽根総理・福田赳夫総裁」という『総・総分離案』がでて・・・・・・・

河本、安倍、中川の3氏はしぶしぶ、これを受け入れた。

しかし、わが郷土の誉れ、中曽根康弘先生は「中曽根総理案」にもかかわらず・・・・・・・・

「これは憲政の常道を破るもので、絶対受け入れられない」といって、ソレを一蹴した。

まあそれがのちの、

田中曽根内閣、長期政権の誕生・・・・・・・


で、この木戸銭ドロボーの民主党代表選だけど、

つまり、『菅総理』と、『小沢代表“代行”』ってえ話は・・・・・・・

自民党、当時の「総総分離案」と似たようなおめでたい話です。

まあ、菅総理が「ババ」こいて、「辞めろコール」が沸き上がれば、「代表代行」がそのまんま(笑)。

まっ、いずれにしても、「談合」には変わりがありません。

つまり、菅は「総理大臣」でいたいだけです(笑)。

やっぱり喧嘩して勝たなければ、「権力」は手中には納められませんね。

やっぱり、「戦わずして」小沢さんが勝っちゃったってえことです・・・・・・

まあ、ソレを仕切ったのが「鳩山」って、こんなバカげた話聞いたことありません(笑)。

あっ、仙石官房長官と、枝野幹事長の更迭、クビですか !!???

菅が呑んじゃいました・・・・・・ソレが小沢さんの条件ですから。

てえことは、もしかしたら分裂しちゃうかも、民主党 ???

でも、みなさん「腹に一物、背中に荷物」ですから、脱党はできません(笑)。

木戸銭ドロボー !!



Posted by 昭和24歳  at 11:43 │Comments(3)

この記事へのコメント
本当に大衆が困るのは…

累積債務問題
1000兆円なら利払いだけで50兆円

設備投資をいかほど抑制するのか

そこから派生する失業問題はいかほどか

そこから個人消費がいかほど抑制されるか
ですから、ま、民主主義の範疇ではどうにもなりませんが。
Posted by 寅● at 2010年08月31日 13:27
ま、再度境屋先生の推論により説明してもよく(そもそも世の中にこういう的確な大衆経済書が消えているという実感がありますが
「当然人口の減少は土地価格の下落を激しくし、銀行の抱える不良債権問題を拡大した(団塊の世代、境屋太一)。」
さらに
「それだけに、銀行のリストラはより急がれたはずだが、必ずしもそのようには実行されなかった(団塊の世代、境屋太一)。」
そして
「第四話の『民族の秋』になると、現実の(小説に対する)遅れはより鮮明になる。ここで取り上げたのは、年金や医療保険の破綻だが、現実の進行でそれが問題となったのはニ00四年の年金改革からである。政府が年金問題を先送りにできたのは財政赤字を垂れ流ししたからだろう(団塊の世代、境屋太一)。」

で、今もまだこれらの段階を経ていなかったり、輸血が続いている段階です。
いつか決壊するということですが、先に示したチャートがそれです。
Posted by 寅● at 2010年08月31日 14:43
で、小説は民族の秋で終わっています
今の段階ですね。
以下に長い秋を過ごすか、これがおそらく至上の命題です。
そしていつか到来する民族の冬とはつまりは経済の衰退と社会保障制度の破綻です。
増税によるファイナンスは民主主義社会にては常に後手後手に回るからです。
今回よりこのことは明白になりました。
で、二極社会は未だ到来せず、それは20〜30年程度先の話ではないかと思います。
Posted by 寅● at 2010年08月31日 15:20
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