2019年03月23日

融通無碍『ロッケンロール論』

融通無碍『ロッケンロール論』


今の日本での「ロック」は中学、高校と文部行政がバックアップした「軽音」というやつ。
いつごろからだろうか、学生運動が終わって世の中が大人しくなって、それも平成か(笑)。

そもそも「ロック」反体制行動じゃなかったか。
ベトナム戦争真っ盛りの頃のフラワームーブメントも、サイケデリックも、あの銃社会のアメリカでさえ「反戦」と「ロック」を融合させた若者文化。

1969年の「ウッドストック」を境に少しずつ衰退し始めた「ロック」は一つには高齢化かも。

あの頃の大人が眉をひそめた男子のロングヘアと奇抜なファッション。
しかしそれも昭和のお割には少しづつそのムーブメントも影を潜めていった。
そして団塊世代の僕らも結婚をして家族を持ってそんな昔を懐かしむでもなく子育て、仕事に追われ30年が過ぎた頃その社会は一変していた。

その昔はエレキ、ロックは不良の代名詞でダンスホールでも出演しようもんなら即「停学処分」。もちろん僕も例外ではなく危うくそのその処分を受けるところだったがブラバンということで助かった。
ところがどうだ、今では教育行政側でロックを奨励している(笑)。
そもそもロックは若者が音楽、ロックという表現で世の中、社会にそのほとばしる気持ち、不満を表現するツールとしてやる、大人社会から見たらやってはいけないことをやる。

それが今では頭を撫でられて、「ロックの甲子園」だって言うんだからそら、行政にとっては都合のいい国民が生まれる。

まあ、高崎出身の著名のバンドのベーシスト、雑誌で対談したが・・・
今から40年前の話で、「俺たちは石をもって高崎を追われたからね、今更、帰ってきてって言われてもね」。そう言って笑ってた。
まあ、そんな彼も50代、故郷に帰って静かな日々ということか。

しかしね、アメリカのロックは激しいね、「オジー・オズボーン」(71歳)。
未だ現役らしい、鳩を焼いて食っちゃった変なおじさん・・・

  


Posted by 昭和24歳  at 18:46Comments(0)

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