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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション  at 

2014年06月17日

人生って不思議なものですね

人生って不思議なものですね




人生って不思議なものですね(愛燦燦より)・・・・・

今は毎日が新しいことばかり(笑)。

人間、終わることを知るとその「欲望」から解放されるものなのかもしれない。

いや、終わることを知ると、やり残したことないかとその「欲望」は沸々とするかもしれない(笑)。

超高齢化社会をビジネスチャンスと捉え「終活」とかの宣伝に余念がない、「人の死」に依る商人。
後輩に「墓石屋」がいる、このところ「坊主」の接待が多いと、嬉しそう(笑)。

まさに「核家族化」「ニューファミリー」の「核墓地化」「ニューファミリー墓地」、そんな時代の到来に思わず30年、40年前のことが回想される。
それにしてもだ、仏教国なのか神道国なのか、おそらくこの「葬祭ビジネス」が活発されたのは戦後、それも昭和末期のことだったのではないだろうか。
昭和50年代、大規模な結婚式場の「音楽の仕込み」ビジネス、年間300組から400組は一日5本~7本・・・・・
あの時代、僕らの親世代が50代、60代。まあ、その世代、戦時中の青年で同世代の半数近くがその戦争で死んでいるから、その意味では高度経済成長期為すも為さずもその恩恵が。
そして、そんな彼らがこの世から消えたのがおよそ10年、20年前。僕の実父の墓地も、養父の墓地も彼らの遺したそこそこの蓄えでそこに墓石も創った。

街中のお寺も墓地不足で、近郊に「墓苑」を造成したり、市営の「墓苑」も大規模なものが分譲されていた。
時代が変わって、世の中が変わって、さて、これからなんだが、考えてみたらそうした因習というか風習がこの時代からは遠くなっていた。

去年の義姉の死・・・・・

義父の葬儀は自宅でそれこそ「盛大」に執り行われたが、子供もいなく、独り身の義姉のそれは、今流行りの(?)家族葬というのか、いわゆる「地味葬」。

「呼ばなくていいよ」

86歳で健在の義母、逝った娘を慮ってか・・・・・

「死んだ姿なんて見られたくないだろうに」

58歳、2年間のガンでの闘病生活、義姉は「お見舞い」さえ拒んでいた。
僕と会話したのも、残された数日前でのことだった。来るはずのない人が次々来る。
カミさんが毎日付き添っていた、一つ違いの姉・・・・・

「パパ、行ってあげて。何か話してあげて」

意識が朦朧としているのか、目を開けたり閉じたり、抗がん剤投与も終わり痛み止めのモルヒネだけ。
そのせいかやたらと唇が乾くらしく、カミさんが濡れたガーゼをその唇に当てる。

「先生、嘘つきなんだから。帰れる(家に)って言ってたのに、いつになったら帰してくれるの」

「変な夢ばっかり見るんだ。いろんな人が来たり、夢の中で」

それは、夢じゃあなかった。知らせを聞いた職場の友人や同級生がお見舞いに。

そして、最後は「家で」ということで、そしてその3日後、眠るように息を引き取った。

それにしても去年は訃報が続いた。身内を含めて5件も。

この、5月24日の同窓会でも3名の同窓生に黙祷した。
「団塊世代」、核家族、そしてニューファミリーの申し子の僕らだが、およそコアで600万人、前後を入れたら1000万人からが少なくとも今後30年間で消える。
そしてその空白を埋めるのが「団塊二世」なんだが、トコロテン式にそんな彼らも「就活」の時代に入る。

「葬式はするな。俺のことなんか精々5,6人の友達しか知らない・・・・・
ひと月もすれば死んだことさえ忘れられちゃうんだし。」

墓地、墓石、仏壇、あるにはあるが、僕らの子供たちにそれを伝える習わしが僕にはなかった。
まさか、僕とカミさんのその時のために娘たちに仏壇を、あまりにもバカバカしい。
位牌?それもいらない(笑)。

あと数年で2兆円超の「成長産業」だという「葬祭ビジネス」。
それも年間8%からの伸び率だという、超優良産業で、その平均単価が230万円だというから苦笑を禁じ得ない。
つまり、何も生み出さないその経済行為に230万円、そして坊さんへのお布施、墓地墓石。
この日本のというか日本人の、おそらく一般的であれば「世間体」というやつだろうか、だからそれも一般大衆社会にあっては精々が昭和30年代からのことだろう・・・・・

まあ、冠婚葬祭ビジネスと言えば一時は「農協」の十八番だったが、その農協も解体されるとか。
2040年には年間10数兆円規模に拡大すると言われる葬祭ビジネス、その財源は「タンス」?
まあ、盛大な葬儀をやるやらないは個人的な問題だが、それこそそこは消費税40%くらいにすれば生活必需品は消費税「0%」でもいけるかも(笑)。

人生って、つくづく「不思議」なものですね(笑)。

人生って不思議なものですね
  


Posted by 昭和24歳  at 08:47Comments(0)

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