2010年04月10日

児童虐待の本質

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【寝屋川女児虐待死】頭、全身に無数の傷跡 父“しつけ”認める (1/2ページ)
2010.4.10 13:51 産経ニュース

 大阪府寝屋川市で岸本瑠奈ちゃん(1)が虐待死した事件で、瑠奈ちゃんの頭に何度も殴られたような傷があり、全身には無数のあざが残っていたことが10日、捜査関係者への取材で分かった。左あごの骨折は治療跡がなかったことも判明。意識不明で搬送されるまでの2~3週間は食事を十分に取れない状態だった疑いも浮上している。寝屋川署捜査本部は“しつけ”の範囲を超えた激しい体罰が継続的に加えられていたとみて、傷害致死容疑で両親を送検、当時の経緯をさらに詳しく調べている。

 捜査関係者によると、瑠奈ちゃんの頭や顔には、左あご骨折のほか、頭頂部と側頭部に打撲によるけが、前頭部や鼻、口にすり傷、ほほと唇にあざやたばこの火を押し当てたようなやけどの痕などがあった。

 このうち、左あごの骨折は、1月初旬ごろから意識不明の重体で病院へ搬送された1月27日までの2~3週間に、何らかの暴行を加えられてできたとみられる。

 母親の美杏(みき)容疑者(27)は当時、市などに「瑠奈が搬送されたころの体重は6.2キロ。その1週間前まで7~8キロあった」と説明していた。瑠奈ちゃんは骨折後、治療も受けられないまま放置され、食事を取れずに体重が急減した可能性もある。




環境ホルモン

環境ホルモンの本質は、食べた人間が発病する発癌物質のコワさとは・・・・・・

メカニズムがまるで異なることだ。

環境ホルモンの作用で最もコワイと感じるのはソレを体内に取り込んだ人間が影響を受けることではない。
ソレはずっとあとになって、生殖作用を通じてその子どもたちや孫の世代に影響が出てくるところにある。

このメカニズムを考えると相当に深刻である。 

カップ麺や缶飲料はすでにかなり昔からあるのだから、現在20代から50代にある人を親として生まれた子どもたち・・・・・・
とりわけその影響を強く受けてきた最近の若者に、すでにかなりの環境ホルモンの影響が及んでいることは間違いない。
その環境ホルモンによって生物に凶暴性が生まれることが指摘されているのである。

昨今の凶悪事件・・・・・・

つまり普通であるべき人間が突然狂気に走る。

当然、社会環境もあるだろう。しかし普通の人間ならどこかで踏みとどまるのが「普通」である。
人が死ぬことをなんとも思わないかのような事件、ソレが集団自殺であったり、無差別通り魔殺人であったり、

↑親による児童の虐待死である。

まだ確定しているわけではないが、34歳女の婚活サギ連続殺人、35歳女の連続詐欺殺人・・・・・
そして最近頻繁に報道される、明らかに故意にと思わざるを得ない家族間の殺人事件。

これらの多くの事件の主人公が、いわゆる団塊世代の子どもたち。昭和50年前後に生まれた子どもたち。

実は、僕の長女、次女がこの世代、昭和51年、54年生まれである。

「スナック世代」

その「スナック世代」多くが現代の父親、母親・・・・・・

その親である僕らの子どものころは、いわれる「ソレ」が未だなかった時代だった。
甘いモノといえばキャラメルか駄菓子で、その頃は合成甘味料の「チクロ騒動」なんて言うのがあって、
まあ、精々が佐久間のドロップとかフルヤ、カバヤのキャラメルで・・・・・・
オマケ付きのグリコとか、森永、明治のソレはお菓子屋さんに行かなければなかったし、
遠足とかでもなければ、そうそう買ってもらえるものではなかった。

そうそう、メーカーは忘れたけど「チューブ式」の練りチョコレートがとても美味しかったのを憶えている。

まあ、その「スナック世代」だが、僕の娘たちはどうだろうと、そのような報道を知るにつけ気になる。
僕の娘たちの躾だが、幼児のころはスーパーなどではお菓子は決まって「ひとつ」しか買い与えなかった・・・・・・
成長過程においても、何事にも「がまん」することをモットーに躾けた。

おかげで、自分のサイズにあった生活を心がけている様子には安心している。


失われし未来

 環境ホルモンの存在を世に知らしめたベストセラーの増補改訂版である。日本での初版刊行は1997年9月だが、その影響はあまりにも大きく、環境ホルモンをめぐる状況は一変してしまった。それをフォローするために、原著者による「『奪われし未来』以後の世界」「未来を奪われないために」「おわりに」の3章と、環境ホルモン学会副会長の井口泰泉による日本の現状についての解説が加えられている。
著者のひとりであるコルボーンが、野生生物や人の異常に関する論文を読みあさっていくうちに、生物のホルモンを撹乱する汚染物質にたどりつくという初版の内容はそのままである。いまも進行中の科学ミステリーという体裁で、科学書にありがちな読みにくさはない。ごく微量の合成化学物質が、孵化しないワニやカモメの卵、アザラシやイルカの大量死、ヒトの精子数の減少など、人類を含めた生物全体の生殖機能を脅かしているという事実には、いつ読んでも慄然とさせられる。

本書が危機感を呼び起こしたおかげで、環境ホルモンの研究は飛躍的に進んでいるという。新たに加わった章では、初版刊行時から現在までに明らかになった新事実が紹介されている。それでも環境ホルモンが人類の未来に暗い影を投げかけていることに変わりはない。初版では最終章だった「無視界飛行」の「何より大切なのは、地球に住む一人ひとりがこの問題を真剣に考え、論じはじめることだ」という言葉は、残念ながらまだ古びていないのだ。(齋藤聡海)



今起こっている陰惨な事件の背景にはこのような原因があることは想像に難くない。

「何より大切なのは、地球に住む一人ひとりがこの問題を真剣に考え、論じはじめることだ」

心したい。
 



Posted by 昭和24歳  at 18:28 │Comments(0)

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