2010年01月30日

「平凡パンチ」時代!!

「平凡パンチ」時代!!

「平凡パンチ」時代!!

日本の「六〇年代」最初のピークの年、一九六四年。銀座歌舞伎座裏の社屋から、『平凡パンチ』は生まれた。その直前に創刊スタッフとして入社した著者は、沸騰する六〇年代文化と変貌する東京の渦中に巻き込まれ、かつ自ら飛び込み、時代のさまざまな相貌に出会っていく。時代も人も雑誌も会社も、すべてがユニークで面白かった。雑誌づくりの現場から鮮やかによみがえる、黄金時代=六〇年代のめくるめくクロニクル。


1964年ですから昭和39年です(当たり前)。

日本人の海外渡航自由化、東京オリンピック開催、東海道新幹線開業・・・・・・・

いわゆる、戦後復興を成し遂げ、その意味では「若葉マーク」、それも若さと力に満ち溢れた新生日本誕生。

「黄金時代=六〇年代のめくるめくクロニクル」

とかですけど、「黄金時代」ではないでしょう。いうなれば時代そのものが「「萌える」というか、
日本人一人ひとりが敗戦、戦後の自信喪失から、自信を持ち始め、戦後生まれが社会に飛び出し始めた・・・・・・

そりゃあそうです。約1000万人というひと固まりの人口が一斉に消費社会に突入したわけですから。
つまり、団塊世代のしんがり、昭和20年生まれが翌年成人式、どんじりの27年生まれが中ボーになっちゃう。

まあ、昭和34年創刊の少年マガジン世代が「平凡パンチ世代」へと変身する・・・・・・

そして、ファッションの時代。「みゆき族」です!!

「VAN」とか「JUN」とか。


まあ、「VAN」がアメリカンなら、「JUN」はさしずめヨーロピアンでしょうか。
とにかく、ここ高崎でも「VAN高崎」とかのVANショップ、「JUN」の方は藤伍とかだったのかな、
まだスズランはありませんでしたから・・・・・・
で、僕はバンドの先輩と前橋上電駅裏にあった「JUNショップ」まで買いに行った記憶があります。



「平凡パンチ」時代!!
VAN                     JUN



しかし、どういうわけかあの時代はメンズが先行してましたね。なんででしょうか・・・・・・
まっ、その後、メンズが押され、レディース一色に様変わりしていくわけですけど、つまり女性が強くなる(笑)。
今はブティックっていえばレディースですから。

で、僕のエレキバンド時代なんですけど、ベースの中島さん(2年先輩)はビシッと7・3分けでJUN派でしたね。
ボーカルの高木さん(2年先輩)は角ガリだったけどVAN派。サイドギターの野中さん(1年先輩)も7・3でVAN。
リードギターの時夫ちゃん(同級)は天然パーマでこだわりなく「藤伍派」(笑)。
まあ、ロングヘアーっていうか髪の毛長くしていたのは僕だけでしたっていう変なエレキバンドだったんですけど、
リードギターの時夫ちゃん・・・・・・・

「オレ、ロングヘアーにしてえんだけど、チリチリで伸ばすとオバサンのパーマになっちゃうんだ」

て、こぼしていたんだけど、それって、カーリーヘアー、「ジミヘンみたいでいいかも」ってなぐさめられていたけど、
最後までぺったりでした・・・・・・

で、60年代末期から70年代に突入すると、世の中騒然とし始めてきました。
いわゆる、「70年安保」とか、「労働紛争」、「学園紛争」です。
ファッションも糸瓜もありません。角棒にヘルメットサングラスに手ぬぐいマスク・・・・・・・

まあ、僕はノンポリっていうか当時はバンドマンでしたから全く違う世界でした。
でも、72年2月の浅間山荘事件のときは夜中碓氷峠を吹っ飛ばして「野次馬」に(笑)。

「平凡パンチ」時代!!

まあ、とにもかくにも1000万人からの人口の塊が一つの方向に向かって消費する・・・・・・・
そんな「マスマーケット」な時代が、その時代時代を彩ってきたわけです。

それって、つまり、今の60歳前後世代です。

1000万人の爺さん婆さん市場!!

鳩山さん、あなたもその世代です。まあ住む世界はアナタとは違いますけど・・・・・・・
その「爺婆マーケット」をうまく喚起すれば景気対策に絶大な効果を発揮するかも知れません。
その昔「明るい農村」運動みたいのがありましたけど、つまり、

「明るい老後」運動です。

死んで墓場におカネ持っていけるわけではありませんから・・・・・・・
つまり、「老後の不安」心理を払しょくさせるような政策を打ち出し、「消費マインド」を高揚させる。
まあ、「孫に」というより、「自分に」といった、自分のために消費する。

核家族化です。団塊ジュニアもその団塊と同居の大家族はいまや見えません。
そして、かつての「平凡パンチ」世代も独居老人が増加傾向とか・・・・・

「アンチエイジング」です!!

その1000万人という塊を一斉に消費に向かわせる・・・・・・・
それが、このデフレ不況を解消させる妙手です。

つまり、この20年でほぼその1000万人が消えます。死んじゃうわけです。
だったら、とにかくおカネを使ってもらってGDPを押し上げてもらって次の世代に繋げる・・・・・
相続財産を国が狙うなどと姑息なことを考えないで。

65歳以上の高齢者は「消費税ゼロ」とか、
年金もケチなことを言わないで「高齢者生活保護法」とかで無条件で、
つまり「政党助成金」じゃあありませんけど・・・・・・

「高齢者生活助成金」

を付与する。
どうせ死んじまうんですから、どんなに気張ってもあと20年間のうちには(笑)。

柳沢元厚労大臣の「女性は産む機械」じゃあないですけど・・・・・

「高齢者は消費する機械」

「平凡パンチ」時代よ甦れ!!

そして消えてゆく。



Posted by 昭和24歳  at 07:15 │Comments(0)

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