2008年02月04日

敬老“残酷物語”

敬老の日が“残酷物語”に・・・・・・

今日の参議院委員会での社民党の福島瑞穂党首の質疑。

まあ「遅きに失した」ことは、かくいう社民党、そして何より国民のほうなんだろうが。
笑ってごまかすか、すますか・・・・・・
そのことで『怒り狂う』“後期高齢者”はいるのかいないのか?

ところで、“後期高齢者”って???

なんでもそれは『75歳以上』の“高齢者”をいうのだとか・・・・・・

『後期高齢者医療制度』

この4月から実施されるのが小泉改革の一環として立法施行された『75歳以上』の爺ちゃん、婆ちゃんを対象にした、

「75歳以上の高齢者同士で支えあう“医療保険制度”」

まあ、経団連の誰それとか、政治家、官僚、等々の高所得の“後期高齢者”なら屁でもないだろうが、
年金生活、それもの5、6万円の“国民年金”に大きく依存して生活する“後期高齢者”にとってはまさに『姥捨て山法』ではないか。

「長生きしてくれてご苦労様です。これからもお元気で長生き・・・・・・」

なんていいながら、

「これからは、75歳以上の高齢者の皆さん同士、助け合い、支えあってお元気に長生きしてもらうために、
新しい“年金”を“年金”から徴収させていただきます」

その改正法、新制度の1人当たりの平均保険料は月額6200円、年額では7万4000円を負担(徴収)。

この“後期高齢者医療制度”では、

介護保険と同様に、世帯単位でなく高齢者一人ひとりから公的年金の天引きで保険料を徴収することになり、
「被扶養者だった高齢者」も保険料支払いの対象になった。
(“天引き”対象は年金が月1万5000円以上)

つまり、扶養家族となっている高齢者にも“新たに”、『後期高齢者医療保険証』が発行される。
その、被扶養者である『75歳以上の高齢者(国保未加入)』にそれぞれ“健康保険証”が市町村から発行される、支給年金から「天引き」で・・・・・・
ということは、介護保険料(全国平均4090円)とあわせると、多くの高齢者が、毎月1万円を“天引き”されるのです。

皆さん、笑いすぎておかしくならないでください(笑)。

正真正銘の『焼け跡世代』。敗戦時、丁度12歳・・・・・・

「耐え難きを耐え、偲び難きを偲び・・・・・・」

なんていわれて、焼け跡に放り出されて、『75歳』。

「自分の面倒は自分でね」と、家族の医療保険から分離され、自己責任で自分の医療費を負担しなければならない。

『75歳以上』といえば昭和八年生まれ、今上天皇の世代で、

小沢昭一(79)、永六輔(75)、野坂昭如(78)、黒柳徹子(75)さん世代・・・・・・

さて、皆さんは?

毎月の天引きが“1万円”ですと!!

すっかり、やられちゃいましたね(笑)。

やっぱり、道路特定財源は“一般財源化”して、医療、教育、福祉にあてるべきです。
それがはっきりしていれば、ガソリンの“暫定税率”なんてもっと高くてもいいんじゃあないんですか。
もちろん、暫定ではなく、恒久法にして・・・・・・

みなさん、そして皆さんのお爺ちゃんお婆ちゃん、
皆さんも大変でしょうけど・・・・・・・

どうしましょ?



Posted by 昭和24歳  at 18:04 │Comments(2)

この記事へのコメント
金持ちの、金持ちによる、金持ちのための政治が今現在の日本ですね。

政界、経済界、マスコミに棲息する老害を何とかして欲しいモンですね。
Posted by チャッキー at 2008年02月04日 19:42
>政界、経済界、マスコミに棲息する老害を何とかして欲しいモンですね。

仰るとおりです!
Posted by 昭和24歳昭和24歳 at 2008年02月04日 20:10
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