2021年07月17日

円高こそが日本経済を世界一にするはずだった。

円高こそが日本経済を世界一にするはずだった。
円高こそが日本経済を世界一にするはずだった。
アメリカでは1,000ドル以上のエレキは高級品だった。

超円高という「ドルショック」は旧大蔵省と経団連の「日本経済を貶める謀略。
つまり、1ドル360円で米国財務省は双子の赤字解消にプラザ合意という策謀で日本政府からの借金を1ドル、120円と3分の一に減らした。

その頃、日本はバブルの最中。
バブル経済真っ只中の日本経済はソニーがアメリカのメジャー映画会社コロンビアを買収、そして1989年10月、三菱地所はロックフェラーセンターを買収した。
そして今から33年前の1987年10月19日、米国ニューヨーク株式市場で市場大規模の大暴落とか政官財入り乱れての金融疑獄事件もこの時代だ。
そう、「カネカネカネ」と狂ったように政官財が目の色を変えゴルフ会員権漁り、暴力団と政商が結託しての地上げ。
さらにイ・アイ・イ、高橋治則の東京に信組事件、死して極めつけ、閉めは大蔵省接待汚職事件「ノーパンしゃぶしゃぶ」だろう。

で、そうした犯罪をかっくすかのように政治は省庁再編で国民の耳目をそらした1998年(平成10年)だ。
それらの全てがウォール街、日本公民からために貯めた国富を強奪する10年戦争だった。
そして日本経済、国民は「堪え難きを耐え偲び難きを偲び」と第二の無条件降伏、政治家が馬鹿だとこうなる(笑)。

円高こそが日本経済を世界一にするはずだった。


つまりこう言うことだ超円高で資源・エネルギーを安く調達してそこで付加価値を高めた製品開発をし世界に輸出する。
1ドル360円時代に長野県松本市で作ったモーリスの白いギターは100ドルで輸出した。つまり3万6千円がモリダイラ楽器の利益が入った。
そこで超円高、1ドル100円になったとき100ドルで輸出するのではなくそこに付加価値を着けて高級品、マーチンのように日本円で3万6千円になるように輸出価格を360ドルにすればよかったわけだ。そうすれば3本作るところを一本造ればいい。


僕の所のエレキは国内小売価格が最低165,000円。月産60本ほどで平均小売価格は195,000円。オーダーメイドになると30万円台から。それでもそこそこ月に10本くらいは注文が来た。当然納品はスタッフが直接小売店に届ける。
残念ながらそういう時代は1997年に終焉した。

笑い話だが、僕がこの業界から去るこはベトナム製のエレキギターが一本60ドル。苦肉の策で韓国にOEMしたラモーンズモデルは一本も売り物にならなかった。



Posted by 昭和24歳  at 18:37 │Comments(0)

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