2019年11月07日

団塊のエンディングノート( レクエイム)

団塊のエンディングノート( レクエイム)
団塊のエンディングノート( レクエイム)

この季節になると聴きたくなるのがこの曲、そして思い出すのは↓


It Might As Well Be Spring

“デカタナ”が死んだ...

“デカタナ”とは、もう一人バンドのメンバーで“田中”というやつがいて、その“田中”よりも“デカイ”から「デカタナ」と読んででいた...
かといってその“デカタナ”がとりたてて大きい、“デカイ”わけでなかった。

そんな“デカタナ”が死んだ(享年57)。

と或る日バンドのオファーが入り、メンバー集めに太田にいるベースの後輩に電話をすると...

「ナベさん・・・“デカタナ”・・・死んじゃったんですよ」と行って声を詰まらせた。

体調を崩し入退院を繰り返していたことは聞いていた。今年の3月の頃...
その時、それでもデカタナは見舞ったバンド仲間には次の“ゴトシ”を楽しみにしていたと。

デカタナは僕とは同い年で、高校生の頃から伊香保グランドホテルでトランペットを吹いていた。
その意味では“天才的トランペッター”の名を若干17歳にして伊香保温泉界隈では欲しい侭していた。
やはりそこでテナーサックスを吹いていた僕の同級生の誘いで僕も時々“トラ”で時々ドラムを叩いていた。
それは昭和40年の暮れだったかと。

そのデカタナ、22歳でとあるキャバレーで自分のバンドを持つことになりその時僕はドラマーとしてそのデカタナに誘われメンバーに加わった。
忘れられないバンドの思い出は“キグレサーカス”でのバンド演奏だ...

あれから35年ことある毎に互いに仕事を回しあった。最後に仕事をしたのは、でも10年位前になるだろうか。

「デカタナさん・・・ダメらしい・・・・」

やはり太田の後輩から7月の頭に電話が入っていた。
見舞いには行きたかったがなかなか時間の都合がつかなかったのと、 まさか“デカタナ”がそんな急にとは...

それに、その話が本当なら、そんな“弱った”もうダメみたい”なデカタナと顔をあわせるのが辛かった。
デカタナの十八番は、“クリフォード・ブラウン”ばりのトランペット・・・
僕が歌うと“クリフォード・ブラウン”ばりのオブリガードで僕をグルーブさせる。


Memories of You

人生の一つひとつが“時代”に埋没していくこの日本のその時代、時代は僕らに夢を見させてくれた。
そして、叶った夢、叶わなかった夢、もちろんそれへの挫折も味わったけど振り返れば...

「悪くなかったね、“デカタナ”」

でも、“デカタナ”57じゃあ早すぎたよ、もっと君のコルネットで歌いたかった、ドラムを叩きかった!
伊香保時代からずっと一緒だった先輩だけど、後輩のようなドラマーの“ギーサン”こと萩原さん。

「デカタナ・・・死んじゃった・・・」と言ったきり、泣き崩れたと...

団塊のエンディングノート( レクエイム)




Posted by 昭和24歳  at 11:06 │Comments(0)

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