2019年05月06日

平成備忘録「原発と電力需要」

平成備忘録「原発と電力需要」
2006/6/7(水)
平成備忘録「原発と電力需要」

「広瀬隆」氏の指摘は間違いないでしょう。

ここ、群馬には揚水力発電所が2基と現在建造中のものが一基あります。

東電の後輩に以前ぶつけてみました・・・

「揚水力発電のシステムはどうなってるのか」と。

ダムサイトから落水させた水力発電量は落水分を元のダムサイトに汲み上げるとなると、その揚水に必要となる電力には足りないそうです。
従って、揚水力発電所だけでは電力は生産されるどころか「マイナス」になります。
原発の発電量も実質40%前後しか活用できません。発電した電力を蓄電できるわけではありませんから。
つまり、常に放電力している状態で、それに送電線を通して揚水力発電所に送電すると送電ロスが30%~50%。
つうことは原発のための「揚水力発電所」建造なんです。これは事実です。
東電の社員も、認めています。「よく知っていますね」って。

日本原子力委員会。

その法律は、元内務官僚中曽根康弘の議員立法です。そのおかげで、群馬県高崎市、中曽根康弘のお膝元に「日本原子力研究所」が作られました。 僕の先輩は今は東海村に行ってますが あのJCOがなければ、末はそこの所長だったかも知れないと笑っていました。
限りなく無料に近い電力料金が30年経って、世界一高額な「電気料金」になってます(笑)。
原子力発電所を建造すれば、し続ければ、電気料金は「ただ」になる。これが、やはり、特高課長、中曽根の上司の、読売「正力松太郎」初代、日本原子力委員会会長の弁。

原発で作った電力をどんどん一般家庭に放電すれば、電気料金は「無料」。それがいつのまにか、揚水力発電ダム建造と、使用済核燃料廃棄施設、原発解体費用に大手ゼネコン、コンクリート屋にそっくり持っていかれた、電力料金「無料分」。

 麻生セメントの麻生太郎、
 浅野セメントの武藤嘉文、
 秩父セメントの諸井虔、
 熊谷組の熊谷衆議院議員・・・
 三菱重工、日立製作所、石川島播磨、日産、
  鹿島、大成、ハザマ、銭高、西松と。

 それらが寄って集って食い尽くして、さらに原発を、ダムをとやっています。
電力行政、道路行政、社会福祉行政が全てを食い物にしていよいよ終末が近づいている。大企業のほとんどは自家発電で、電力の自由化でそれをを販売している。
アメリカの電力自由化で電力危機を日本に照らして騒いでいるが、日本の国土は精々が、「カリフォルニア州」程度。そこに、米国の半分の人口。実に効率のいい社会構造であるにもかかわらず、無駄、無駄、無駄。

世界一高い、ライフライン「水道光熱費」。経済大国、先進国なら、ライフラインは「税」で賄うべきだろう。
医療、教育、社会保障も全て税で賄うべきだろう。ならば、赤字国債も国民文句はいうまいに。
国家総予算、240兆円の40%が裏帳簿に盗まれては終わりはない。総額、96兆円あれば平均的国民生活公共料金は全て無料になる。
それが全て、消費、貯蓄に回ればさらにこの国の経済は成長拡大するだろう。
 
資源が人材といわれたこの国。
それならやはり、「資源」は大切にしなくてはいけない。

平成備忘録「原発と電力需要」



Posted by 昭和24歳  at 21:46 │Comments(0)

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