2016年10月12日
Back to the Future 戦争の記憶「水道道路」
Back to the Future
戦争の記憶「水道道路」
↑の浮浪児狩りは政府の責任でやりました。
その児童虐待を「狩り込み」と言ったそうです。
母の夢を見た。昭和30年・・・・・
新宿が始発の発の京王線はまだ路面を走っていた。
伯母の家はその新宿から一つ目の「初台」を降りて甲州街道を渡り、
しばらく路地を行くと「水道道路」のガードに出る。
で、そのガードをくぐったすぐのところで、タイル工事業を営んでいた・・・・・・
その水道道路のガードは母にとって忘れられない場所だったようだ。
母はその水道道路のガードをくぐるたびに昭和20年3月10日の「東京大空襲」の話をした。
「ここで、いっぱい人が焼け死んでたんだよ」
って。母たちも大編隊の米軍爆撃機B-29の落とす焼夷弾に焦がされながらそのあたりを逃げまどったと言う。
「防空壕に入った人はみんな蒸し焼きになっちゃった」
その焼夷弾の業火は鉄をも溶かしていたという。
母は僕の手を引きながらそれがなんでもなかったように独り言のように言うのだった。
それはまさに地獄絵の世界だったのではないだろうか・・・・・・
「正しい戦争」
焼夷弾の被害にも焼死体ではない・・・・・
「国体護持と聖戦」
焼夷弾の業火から逃れるために隅田川に飛び込んで・・・・・・
川の水は業火で熱湯だったという。
昭和30年、戦後10年でも住むところの定まらない不運な人たちは、淀橋の浄水場あたりに沢山いた。
その「水道道路」の両側は、バラックがいっぱい立っていた。
あそこに住んでた人たちはどこへ言ったんだろう。
それからはいつも伯母の家に行く度そこを通る時母の言葉が過る。
しかしそんな情景も東京オリンピック開催が決定し、全ての戦後が掻き消されてしまったようだ。
あれから60年余、浄水場のあったところは「新宿西口公園」になり副都心と言われて久しい。
そんな時代があったことを知ってか知らずか超高層、キテレツな都庁舎では「伏魔殿騒ぎ」をしている。
そして国会ではその惨状惨劇を引き起こした子孫が南スーダンでの惨状に・・・・・
安倍首相、南スーダンの武力衝突は「戦闘行為ではない」 厳戒視察した稲田防衛相は...
http://www.huffingtonpost.jp/2016/10/11/sudan-pko_n_12438978.html
まあ、詭弁というよりは、頭オカシイね「武力衝突は「戦闘行為ではない」 ってえ論理矛盾。
ってぇことは武力、つまり武器を持って衝突、撃ち合い、殺し合いになって死んでもそれは「事故死」になるわけ?
そういやあ、イラク戦争で外務省の奥参事官が銃撃されて殺されたけど、「イラク日本人外交官射殺事件」だって。
つうことは、よしんば南スーダンで自衛隊が駆けつけ警護とかで銃撃戦して撃ち殺されてもも「武力衝突」・・・・・
つまり、「衝突」だから「戦死」じゃあないってぇこと?
ってぇと、南スーダンは「戦闘地域」じゃあなくて「武力衝突地域」だから安全(笑)。
Back to the Future
戦争の記憶「水道道路」
画像出典:http://www.kmine.sakura.ne.jp/kusyu/kuusyu.html
戦争の記憶「水道道路」
↑の浮浪児狩りは政府の責任でやりました。
その児童虐待を「狩り込み」と言ったそうです。
母の夢を見た。昭和30年・・・・・
新宿が始発の発の京王線はまだ路面を走っていた。
伯母の家はその新宿から一つ目の「初台」を降りて甲州街道を渡り、
しばらく路地を行くと「水道道路」のガードに出る。
で、そのガードをくぐったすぐのところで、タイル工事業を営んでいた・・・・・・
その水道道路のガードは母にとって忘れられない場所だったようだ。
母はその水道道路のガードをくぐるたびに昭和20年3月10日の「東京大空襲」の話をした。
「ここで、いっぱい人が焼け死んでたんだよ」
って。母たちも大編隊の米軍爆撃機B-29の落とす焼夷弾に焦がされながらそのあたりを逃げまどったと言う。
「防空壕に入った人はみんな蒸し焼きになっちゃった」
その焼夷弾の業火は鉄をも溶かしていたという。
母は僕の手を引きながらそれがなんでもなかったように独り言のように言うのだった。
それはまさに地獄絵の世界だったのではないだろうか・・・・・・
「正しい戦争」
焼夷弾の被害にも焼死体ではない・・・・・
「国体護持と聖戦」
焼夷弾の業火から逃れるために隅田川に飛び込んで・・・・・・
川の水は業火で熱湯だったという。
昭和30年、戦後10年でも住むところの定まらない不運な人たちは、淀橋の浄水場あたりに沢山いた。
その「水道道路」の両側は、バラックがいっぱい立っていた。
あそこに住んでた人たちはどこへ言ったんだろう。
それからはいつも伯母の家に行く度そこを通る時母の言葉が過る。
しかしそんな情景も東京オリンピック開催が決定し、全ての戦後が掻き消されてしまったようだ。
あれから60年余、浄水場のあったところは「新宿西口公園」になり副都心と言われて久しい。
そんな時代があったことを知ってか知らずか超高層、キテレツな都庁舎では「伏魔殿騒ぎ」をしている。
そして国会ではその惨状惨劇を引き起こした子孫が南スーダンでの惨状に・・・・・
安倍首相、南スーダンの武力衝突は「戦闘行為ではない」 厳戒視察した稲田防衛相は...
http://www.huffingtonpost.jp/2016/10/11/sudan-pko_n_12438978.html
まあ、詭弁というよりは、頭オカシイね「武力衝突は「戦闘行為ではない」 ってえ論理矛盾。
ってぇことは武力、つまり武器を持って衝突、撃ち合い、殺し合いになって死んでもそれは「事故死」になるわけ?
そういやあ、イラク戦争で外務省の奥参事官が銃撃されて殺されたけど、「イラク日本人外交官射殺事件」だって。
つうことは、よしんば南スーダンで自衛隊が駆けつけ警護とかで銃撃戦して撃ち殺されてもも「武力衝突」・・・・・
つまり、「衝突」だから「戦死」じゃあないってぇこと?
ってぇと、南スーダンは「戦闘地域」じゃあなくて「武力衝突地域」だから安全(笑)。
Back to the Future
戦争の記憶「水道道路」
画像出典:http://www.kmine.sakura.ne.jp/kusyu/kuusyu.html
Posted by 昭和24歳
at 10:00
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