2016年02月18日

【甘利事件】昨日今日始まったわけじゃあない。

【甘利事件】昨日今日始まったわけじゃあない。

【甘利事件】昨日今日始まったわけじゃあない。

元東京地検特捜部長が明かす「汚職事件」の真実の姿。刑法の条文は?罰則の重さは?政治家の言い逃れは?続発する汚職事件の捜査・公判はどう進むのか。汚職事件の捜査や公判、意外に知らない実態。


“現在進行形”

これはITで言えば“パケット”伝送。
皆さんはお憶えでしょうか・・・・・・

小泉厚生大臣の頃の、土建談合組織“埼玉土曜会”。
元厚生事務次官の“岡光序治”と課長補佐で“茶谷滋”が“財官政談合”で逮捕。
その茶谷滋は埼玉6区から平成8年の総選挙出馬、落選だが逮捕が平成11年。

そしてどういうわけか茨城の“中村喜四郎建設相”がその関連で逮捕。

この、特老建設は実にうまい商売・・・・・・

実質的には政治家のコネがあり地元で顔役なら全額国庫補助金で土地から上物まで仕上がるシステム。

「社会福祉法人「彩福祉」グループ代表の小山博史を贈収賄の容疑で逮捕」

がその典型、やりすぎだが。

その小山博史は、

「昭和55年頃、玉置和郎参議院秘書を経て福祉を目的とした「彩福祉」グループを設立した」

とあり、

「厚生省の岡光は平成元年6月に厚生省の老人保健福祉部長に就任。
このポストは社会福祉法人を認可する都道府県知事の監督、
特別養護老人ホームへの補助金許認可を担当するもので、ここに岡光と小山の利害関係が一致した。
更に岡光は厚生省から埼玉県に出向していた高齢者福祉課長の茶谷滋を小山に紹介し3者一体の汚職が開始された」

とあるように、官と財、そして・・・・・

「小山は、この特別養護老人ホームの建設にあたってJWMという建設会社を設立。
県からの建設認可でJWMを通して大手ゼネコンに請負させて利ざやを稼いでいた。
日本は高齢者社会に変遷していくなかで「高齢者保健福祉推進10ヵ年戦略(ゴールドプラン)」を制定したが、
岡光、小山、茶谷らは、この政策(補助金)につけこんで私腹を肥やしていた」

典型的な汚職・・・・・

「岡光は“要求型汚職”の典型で小山に数々の便宜の見返りとして、
自動車・ゴルフ会員権・自宅マンションの購入資金など約6000万円を受け取っていた。
茶谷も同様に1020万円を受け取っていた」

国会答弁で小泉厚相は「岡光次官にはそのような疑惑はあたらない、罷免はしない」

と、当時答弁している。

もちろん病院施設関係の設備はベッドから布団、シーツ、事務機器から医療器具が“リース”。
当時の橋本首相も、小泉厚相も疑惑をもたれたがうやむやになった。

因みに相前後して、

“大蔵省・日銀接待事件”が平成10年1月に発覚した。

あの“ノーパンしゃぶしゃぶ疑獄”。

今の顔ぶれ・・・・・

その時代、竹下派に後塵を拝し、オコボレ利権に預かっていた“三塚派”が総理を出している。
官僚が汚職のお膳立てをして、政治家がその提灯を持つ。
地回りのヤクザが地元の土建屋と組んで橋渡しをする。

竹下派のシマを完全に占領した小泉派・・・・・・

小さな政府?

んなわけがない(笑)。

2005年10月11日

【甘利事件】昨日今日始まったわけじゃあない。




Posted by 昭和24歳  at 16:30 │Comments(0)

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