2015年01月22日
イスラム国と戦う安倍政権
イスラム国と戦う安倍政権
「交渉できるならイスラム国に行く用意がある」
中東の過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件に関して、イスラム国の司令官とされる人物と古くから交流があるというイスラム学者・中田考氏(同志社大客員教授)が1月22日、東京・有楽町の外国特派員協会で記者会見を開いた。
中田氏はイスラム法学・神学の研究者で、イスラム教徒。外務省の専門調査員としてサウジアラビアで働いた経験があり、シリアには10数回、渡航したことがあるという。ただ、現在は、イスラム国に渡航しようとした北大生を手助けしたとして、警察の捜査対象となっている。
<中略>
訪問国として、エジプト、パレスチナ、ヨルダンと、すべてイスラエルに関係している国を選択している時点で、アメリカとイスラエルの手先と認識されます。人道支援、難民支援のためと理解されないことは、中東を知る者としては常識です。
<中略>
日本人の人質2人がいることは、外務省も把握していたことです。その中で、わざわざ「イスラム国と戦う」と発言するのは、非常に不用意だと言わざるをえないと思います。
<抜粋引用:弁護士ドットコム 1月22日(木)15時51分配信>
ソース: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150122-00002582-bengocom-soci
戦後体制。
敗戦、占領、東西冷戦の産物・・・・・
「天皇陛下のために死ぬ、死ね」という。
そして、重光葵全権の降伏文書に署名した時点の9月2日で、すべての歴史が黒塗された。
それが言うところの“戦後レジーム”ではないだろうか。
戦前戦中のこの国も世界に類例のない“異形”な、ある種“宗教国家”、全体主義国家ではあったが、
敗戦によりその宗教の主体が“天皇”から“アメリカ”に変容しただけだった。
「“精神論”だけで勝」などと言う信じ難い暴挙で、万に一つも勝機のない開戦になぜか大和魂、侍精神という妄想だけで突進した・・・・・
誰が言ったか“大日本帝国”のそれ。
“戦後体制”とはなんと詭弁か。
それを言うなら“敗戦後の体制”、あるいは“占領体制”ではないのか。
けさの安倍、小沢論議、“久間発言”での件は・・・・・・
「アメリカにものを言う」だとか、「対等の同盟関係」とか、一国の政治指導者が本心ではないだろうが、
戦勝国、占領軍、現実的“宗主国”に真顔でまるで空威張りを言う。
「私はブッシュ大統領にもはっきりと申しました・・・・・・」とか、
「アメリカだろうがなんであろうが言うべきことははっきり言う」とか、
その意味では“戦後体制”の中で占領軍の核の傘の中で日教組教育を受けてきた僕らとしてはその60余年、
「こいつらバカか」
の思いが沸き立つ。
今まで彼らがアメリカに「言うべきことを言った」というのを全く知らない。
「はっきり言った」と言うなら、過日、久間防衛大臣が「アメリカのイラク戦争は間違っていたのでは」くらいしか知らない。
米政府のロバート・ジョゼフ核不拡散担当特使(前国務次官)は3日、広島、長崎への原爆投下について、
「原爆の使用が戦争を終わらせ、連合国側の数十万人の命だけでなく、数百万人の日本人の命を救ったことにほとんどの歴史家が同意すると信じている」
と述べたことに対し日本政府がどのような抗議をしたか。
これこそが「しょうがなかった」、原爆を使用されても「仕方なかった」、
それこそが、久間前防衛大臣の言う、
「私の頭の中ではそう整理されている」
そのものではないのか。
軍事占領されていると言うことは政治占領されていると言うこと、経済占領されていると言うことに他ならない。
そのことは全てが“政治の責任”であり、「私の内閣の責任」ということに他ならない。
なにが“「戦後レジームからの脱却」か・・・・・・
制空権は完全に制限され、軍事海域も米軍の了解なしには一歩たりとも動けない。
政府財務省はびた一文“米国債”の裁量に口を出せない。
その“米国債”などは今日の消えた“年金”に等しい、かつての、国家に盗まれた戦時国債に等しい・・・・・
さらには“六カ国協議”をはじめとする外交に、どれひとつとっても米政府の容認なしには行動できない。
今日のこの体たらくの政府、政治を、為政者と呼ぶのは実に唇寒い。
美しい国だの、普通の国だの、国を愛せ、愛国心だのよくも言えたものである。
彼らのいう“戦後体制”とはただたんに“戦前・戦中”でない体制。
つまりは今日進みつつある“なんとかホールディングス”といった旧財閥の独占資本体制を確実のものにするための、
国民大衆の経済活動、教育活動、生産活動の自由を奪うための“改革”と称する、
占領下、コントロールされたままの守旧勢力の策謀ではないのか。
皮肉と言えば皮肉。漫画と言えば漫画ではないか(笑)。
60年安保騒動で絡み合った岸信介首相と赤城宗徳防衛庁長官・・・・・
それの孫が第一次安倍内閣で“戦後レジーム”の渦中にさらされていた。
全くの笑い話ではないか(笑)。
「戦後レジームからの脱却」
それを言うなら、現政府、現与党勢力の消滅こそが、真の、
「戦後レジームからの脱却」
ではないのか。
しかし、安倍首相、その口癖の“私の内閣”は『私物内閣』に他ならない。
イスラム国と戦う安倍政権
「交渉できるならイスラム国に行く用意がある」
中東の過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件に関して、イスラム国の司令官とされる人物と古くから交流があるというイスラム学者・中田考氏(同志社大客員教授)が1月22日、東京・有楽町の外国特派員協会で記者会見を開いた。
中田氏はイスラム法学・神学の研究者で、イスラム教徒。外務省の専門調査員としてサウジアラビアで働いた経験があり、シリアには10数回、渡航したことがあるという。ただ、現在は、イスラム国に渡航しようとした北大生を手助けしたとして、警察の捜査対象となっている。
<中略>
訪問国として、エジプト、パレスチナ、ヨルダンと、すべてイスラエルに関係している国を選択している時点で、アメリカとイスラエルの手先と認識されます。人道支援、難民支援のためと理解されないことは、中東を知る者としては常識です。
<中略>
日本人の人質2人がいることは、外務省も把握していたことです。その中で、わざわざ「イスラム国と戦う」と発言するのは、非常に不用意だと言わざるをえないと思います。
<抜粋引用:弁護士ドットコム 1月22日(木)15時51分配信>
ソース: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150122-00002582-bengocom-soci
戦後体制。
敗戦、占領、東西冷戦の産物・・・・・
「天皇陛下のために死ぬ、死ね」という。
そして、重光葵全権の降伏文書に署名した時点の9月2日で、すべての歴史が黒塗された。
それが言うところの“戦後レジーム”ではないだろうか。
戦前戦中のこの国も世界に類例のない“異形”な、ある種“宗教国家”、全体主義国家ではあったが、
敗戦によりその宗教の主体が“天皇”から“アメリカ”に変容しただけだった。
「“精神論”だけで勝」などと言う信じ難い暴挙で、万に一つも勝機のない開戦になぜか大和魂、侍精神という妄想だけで突進した・・・・・
誰が言ったか“大日本帝国”のそれ。
“戦後体制”とはなんと詭弁か。
それを言うなら“敗戦後の体制”、あるいは“占領体制”ではないのか。
けさの安倍、小沢論議、“久間発言”での件は・・・・・・
「アメリカにものを言う」だとか、「対等の同盟関係」とか、一国の政治指導者が本心ではないだろうが、
戦勝国、占領軍、現実的“宗主国”に真顔でまるで空威張りを言う。
「私はブッシュ大統領にもはっきりと申しました・・・・・・」とか、
「アメリカだろうがなんであろうが言うべきことははっきり言う」とか、
その意味では“戦後体制”の中で占領軍の核の傘の中で日教組教育を受けてきた僕らとしてはその60余年、
「こいつらバカか」
の思いが沸き立つ。
今まで彼らがアメリカに「言うべきことを言った」というのを全く知らない。
「はっきり言った」と言うなら、過日、久間防衛大臣が「アメリカのイラク戦争は間違っていたのでは」くらいしか知らない。
米政府のロバート・ジョゼフ核不拡散担当特使(前国務次官)は3日、広島、長崎への原爆投下について、
「原爆の使用が戦争を終わらせ、連合国側の数十万人の命だけでなく、数百万人の日本人の命を救ったことにほとんどの歴史家が同意すると信じている」
と述べたことに対し日本政府がどのような抗議をしたか。
これこそが「しょうがなかった」、原爆を使用されても「仕方なかった」、
それこそが、久間前防衛大臣の言う、
「私の頭の中ではそう整理されている」
そのものではないのか。
軍事占領されていると言うことは政治占領されていると言うこと、経済占領されていると言うことに他ならない。
そのことは全てが“政治の責任”であり、「私の内閣の責任」ということに他ならない。
なにが“「戦後レジームからの脱却」か・・・・・・
制空権は完全に制限され、軍事海域も米軍の了解なしには一歩たりとも動けない。
政府財務省はびた一文“米国債”の裁量に口を出せない。
その“米国債”などは今日の消えた“年金”に等しい、かつての、国家に盗まれた戦時国債に等しい・・・・・
さらには“六カ国協議”をはじめとする外交に、どれひとつとっても米政府の容認なしには行動できない。
今日のこの体たらくの政府、政治を、為政者と呼ぶのは実に唇寒い。
美しい国だの、普通の国だの、国を愛せ、愛国心だのよくも言えたものである。
彼らのいう“戦後体制”とはただたんに“戦前・戦中”でない体制。
つまりは今日進みつつある“なんとかホールディングス”といった旧財閥の独占資本体制を確実のものにするための、
国民大衆の経済活動、教育活動、生産活動の自由を奪うための“改革”と称する、
占領下、コントロールされたままの守旧勢力の策謀ではないのか。
皮肉と言えば皮肉。漫画と言えば漫画ではないか(笑)。
60年安保騒動で絡み合った岸信介首相と赤城宗徳防衛庁長官・・・・・
それの孫が第一次安倍内閣で“戦後レジーム”の渦中にさらされていた。
全くの笑い話ではないか(笑)。
「戦後レジームからの脱却」
それを言うなら、現政府、現与党勢力の消滅こそが、真の、
「戦後レジームからの脱却」
ではないのか。
しかし、安倍首相、その口癖の“私の内閣”は『私物内閣』に他ならない。
イスラム国と戦う安倍政権
Posted by 昭和24歳
at 20:34
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