2014年04月08日

「みんなの党」に見る、病葉する世相。

「みんなの党」に見る、
病葉する世相。


「みんなの党」に見る、病葉する世相。

ノンキャリ総理と、「みんなの党」。

ところで昨今の世相というか社会というか・・・・・・

「まとも」であるべき人、勧業を生業にしている人たちの精神崩壊が甚だしい、そんなニュースばかり。

とくに「理研」はひどいですね。「国策」の独立行政法人なのに。

若き研究者、それも女性一人を悪者にして、昨日の会見ではその女性をサポートしていたという人物、

その科学者が彼女を裏切る発言をして平然とする。

ルフナさん、ご案内の科学者「武田邦彦教授」の意見を聞くと、その「理研」という狂った組織が透けて見える。

みんなの党の「渡辺喜美」もひどい、というか、バカバカしすぎて話にもならない。

「8億円は全部使っちゃいました、酉の市で熊手を買ったり」

ところが昨日の会見では、返済済みの2億5千万円、そして残債の5億5千万円は「利息」をつけて返済したと。

では、その原資はどこからの問いには・・・・・・

「妻の口座に保守的に保管しておきました。私の講座だと私が使ってしまうから」

全部使っちゃったはずが、「妻の口座」にあった。猪瀬さんより質が悪い(笑)。

で、「妻の口座」は、コレ↓

「妻の口座に」と説明、通帳提出は拒否…渡辺氏
「法的には全く問題ない」。

◆妻の通帳提出拒否

 これまでに化粧品製造販売会社ディーエイチシー・吉田嘉明(よしあき)会長(73)に未返済だった約5億5000万円について、「金利分をつけて返済させていただきました」と明らかにした。

 前回の記者会見で、吉田会長に返済した約2億5000万円と、党に貸し付けた2億5000万円を除く約3億円は、「手元には残っていない」と説明していた。

 ところが、この日、約3億円の大半は「妻の口座で管理していた」と説明を大きく変えた。返済資金はこの約3億円と党から返済された2億5000万円に加え、「足りない分は親類縁者、友人知人にご協力いただいた」と説明した。

 前言を翻した理由については、「もしかしたら政界大再編が起きないとも限らない。軍資金として保管しておいた」などと説明。「(代表を辞任するので)もはやこのお金を私が保管している理由がなくなった」とも述べた。しかし、資金の流れを解明するため、党内の検証チームに妻の通帳を提出するか問われると「必要ない。私の通帳は提供済みだ」と拒んだ。

<抜粋引用:読売新聞 4月8日(火)8時20分配信>
ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140408-00050015-yom-pol

>「法的には全く問題ない」。

か、どうかは、疑惑の当人が決めることではない(笑)。

まあ、「妻の口座に」だが、その妻の口座は見せられない・・・・・

それじゃあ、話になりませんね。

まあ、類は類を呼ぶで、みんなの党の選挙資金でしょう、「供託金」です。

衆議院でたしか、ひとり「300万円」、参議院で「600万円」。せかいいちたかい「供託金」だそうです。

因みに、国会議員、英国や、フランス等、欧州では数万円か高くても数十万円。

地方議員だと数万円、一桁が当たり前だとか。

まあ、日本のその制度は、かつてはその納税高、あるいは貴族院があったように国会そのものが階級社会のトップだった。

そんな流れで、今日の政界が未だそれを引きずる。因みに「みんなの党」の浅尾慶一郎幹事長は「貴族」です(笑)。

まあ、みんなの党の「党勢拡大」だったら、代表ですから供託金くらい用意できないと、なんだが・・・・・

「日本維新の会」は最初から「自腹」が条件でしたね。

つまり、渡辺喜美のそれはともかく、政治をやろうとしたら、その中で民主的革命(選挙)をやろうとしたら、

この国は「金がかかる」そういう仕組みになっている。

戦後、歴代内閣総理大臣のほとんどが高級官僚であるように、彼らには財閥(経団連)から選挙資金が提供されている。

まあ、それでも「大派閥」を推そうと思ったら莫大な資金が必要となる。

佐藤栄作総理大臣の「佐藤派」立ち上げはほとんどが「田中角栄」の資金だった。

そして佐藤内閣対人の時には「福田赳夫幹事長」には自己資金などはない、精々が自分の選挙の資金くらい。

財界に頼ったところで、そのかつての自民党の「党勢保持」にはとてもおぼつかないし、

新しい立候補者に配る選挙資金もない。

しかし、それが「田中角栄」、その金脈には金銀財宝が山となっていた。

田中角栄、どこでどうしたかは知らないが、土建業を興し、20代で莫大な資産を作る。

「理研」(今騒がれているアレです)の建設を一手に引き受けた田中土建。

その莫大な儲けを「進歩党」設立(戦中)に献金、と同時に政界へ(落選)。時に田中角栄27歳。

そして、戦後はGHQに喰い込み占領軍兵舎建設やら関連する土木工事で大儲け。当然支払いは「米ドル」。

まあ、世間での、「預金封鎖」も、「戦後経済」もどこ吹く風だったに違いない、青年実業家「田中角栄」だった。

そこに刎頚の友と言われた国際興業の「小佐野賢治」、これも「GHQ」占領軍兵士のバス輸送を一手に。

まあ、「小佐野賢治」といえば「JAL」、「ANA」の大株主であり大韓航空の筆頭株主(90%)でしたし・・・・・

もちろん、韓国駐留米軍のそれも、ベトナム戦争終結あたりまで。

つまり、「乱世」でしょうか。そんな時代も終わって、そんな彼らの子や孫が国会、

その赤絨毯を「地盤看板カバン」で闊歩する。

しかし栄枯盛衰です。田中直樹も田中真紀子も政界からは消えました・・・・・・

つまり、その田中角栄氏も人の親になっちゃった時点でこの国のそれも終わった。

国民の税金「政党交付金」という制度を作ったにもかかわらず、人様におねだりしての「政治資金」。

はたして、政治に使ったのか、何に使ったのか、供託金ですから一定の得票数があれば返還されます。

「みんなの党」って、供託金いくら没収されたんでしょうか???

で、返還された供託金はどこへ行ったんでしょうか、供託金総額は約4億円くらいだとか・・・・・

まあ、日本共産党みたいに泡沫候補は立てないでしょうからかなりの返還が???

まっ、供託金に使ったのであれば(メール通りに)選挙資金報告書には記載されていますし。

「みんなの党」に見る、
病葉する世相。





Posted by 昭和24歳  at 14:20 │Comments(1)

この記事へのコメント
二年前は、本当に「みんなの党」に期待していたんですよ。
政治家は、みんな 自分たちの問題になると歯切れ悪いですね。

なんで 潔く謝罪して議員辞職して みそぎをして また選挙に立候補!
って、考えないのかな。
政治家不信になりますよ。
Posted by ぎっちゃん at 2014年04月08日 15:36
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