2013年07月26日
雑感「失われた20年」とか。
雑感「失われた20年」とか。
史上最悪の詐欺商法、豊田商事事件。 弁護士・中坊公平を中心に巨悪から奪われた金を取り返す史上例のない司法プロジェクトが結成された。「詐欺事件の被害回復は不可能に近い」という常識を覆し、100億円を超える金の奪回に成功した。
失われた20年
“第二次失われた20年”は「小渕・森・小泉」だったのではないだろうか。
すでに“第三次”が始まっている(笑)。
まあ、安倍政権に至っては「あったのか、なかったのか」分からないような“まぼろしの政権”だったけど、
ここフクダ政権にいたってのその様は、袋叩きの状態。
そして、麻生と来て民主党「政権交代」も、鳩山、菅、野田で民主党存亡の危機(笑)。
そして自民党「安倍政権」の復活祭。
さて、この国の戦後、55年体制のあらましだが、いろいろあったけど、
昭和46年までの税制・・・・・
これがその意味では、戦後の“経済復興”とその後の“高度経済成長”を支えてきたのではなかったか。
つまり徹底した『累進課税制度』があったからではないだろうか。
このことが「富の再配分」を容易にし、庶民、一般大衆が“三種の神器”を家庭にそろえ、“自家用車”をもち、その保有率も一人あたり「1.2台」そして“海外旅行”等々もその「年間所得」の範囲でまかなえた・・・・・・
さらに大凡が、「クレジットカード」なんてぇのも海外力でもいかない限りはほとんど使わなかったし、そしていつの頃からだろうか「サラ金」が駅前という駅前に溢れ出し、その頃から、いわゆる「GDP」とは逆行してサラリーマンの所得減少が始まった。
いわゆる、「一億総中流」と言わしめた戦後昭和のニッポン。
そして、その「一億総中流」にいたのが現在の60代、70代からの高齢者。
しかし、現代のそんな高齢者も現役時代は稼げば稼ぐほど、とくにサラリーマンは「源泉徴収」で、所得税、地方税、厚生年金税、健康保険税と・・・・・
当然、大企業に限らず中小零細企業も「社会保障税」関連は社員と折半だったから中小零細企業は法人税どころの騒ぎではなかった。
僕の経験からも、月商800万円前後では会社の利益はほとんどない、いや赤字決算のほうが多かったが、「借り入れ」の都合、在庫調整したりで苦心惨憺だった。
まあ、その意味では「お金は使った」。「出張費」「交際費」「福利厚生」と・・・・・
しかしそれがどういうわけか「消費税3%」施行で世の中狂いだした。
最高税率が昭和61年、申告所得8000万円超で“70%”・・・・・・
段階的にだが、3000万円で“60%”、1000万円で40%、600万円で“30%”であった。
「頑張った人の努力が報いられない」
「金持ちが日本から逃げていく」
とかで、現在では・・・・・・
平成19年以降はどうかといえば、最高税率1800万円超で“40%”・・・・・
330万円で20%、195万円以下が“5%”。
そして源泉分離課税で「どんだけ儲けても一律“20%”」。
これならば“お金持ち”が日本から出て行くことはないだろう・・・・・
と思っていたら、お金持ちはさらにお金持ちになろうとしてできるだけ物を安く作れる外国に“逃げた”(笑)。
まあ、その昭和61年の対最高税率8000万円超の高額所得者が何人いたかだが、日経平均「終値38915.87円」に向けて猛ばく進の頃じゃあなかったか。
そしてその「終値38915.87円」の平成元年からにかけては、最高税率は2000万円超が“50%”にまで引き下げられていた。
一般大衆、呆けの極みで、「最高税率2000万円超」・・・・・・
バブルのカスでも小金持ち気分で、交際費も、広告宣伝費も、かなり落とせたし、
家族の食事も、友だちとの飲み食いも接待交際費で・・・・・
でも所得2000万円の人は可哀相。2000万円も一億円も同じ50%(笑)。
それでも、「これだけ税金払った」と結構自慢したり(笑)。
法人税率も同時期42%~現在の30%。
まあ、金持ち優遇なのかどうかはともかく、これじゃあ税収も糸瓜もない。
誰がどう考えたって税収は減るのは見え見えで、まさか政府はあのバブル経済が永遠に続くなんて・・・・・・
しかもありとあらゆる税制改革と商法改正でお金持ちが海外に逃げないようにとの引止め税制。
しかし、流通業、ホテル業、マンション建設業なんて外国に逃げようもないのに、
「特別目的会社」とかでイオンが全国制覇し、「私が社長です」の“アパ”のホテル、マンションが全国を席巻している。
つまりこれらが、「商いの証券化」で、元手がわずかでショッピングモールやホテルマンションができちゃう。
でも、万が一、その商いが失敗すれば、それが“ザブプライムローン”と化し、投資家が大損害を被る。
しかし、安倍政権でいわれた「美しい国」とか「愛国心」とか・・・・・・
それを言う、「お金持ち族」がこの国に税金を取られるのがいやだと、税制改革で、その愛国心のかけらもない・・・・・・
そこへ、“グローバルスタンダード”などという造語でしまいにはどこで儲けても一緒ってなもん・・・・・
儲けた金は海外投資で、さらにその儲けは海外に隠す。
愛国心のかけらもない「国際人」。
結局、お金持ちは外国に逃げた(笑)。
ちなみに、昭和61年の国債発行残高は“140兆円”そこそこだった(中曽根内閣)。
そして今日、“900兆円”。
しかしこれでよく自民党政権持ってましたね(笑)。
もっとも、変わる政権もない、民主党も本籍は“55年体制末期”の寄せ集めですから・・・・・
と、思ってたら、まあ、とうとう、やんやの騒ぎで民主党政権できちゃいましたけど、あっという間に「から騒ぎ」で、「祭りの跡」も悲惨な戦争。
しかしその“900兆円”?
どこへ行っちまったんでしょうかねぇ・・・・・
消えちゃうわけないんだし。
まあ、東北大震災復興とかで、家も、命も消えちゃいました。
当然、タンス預金は消えちゃいましたねぇ、東北の被災者の皆さんどれだけのタンス預金だったかは知りませんけど。
でも、確実に言えることは、地震で、津波で、原発事故で「資産」のほとんどが消えちゃった。
つまりそれは、大震災さえ、大津波さえ、原発事故さえなければそこに「あった」。
つーことは、その天変地異と原発事故が「ヴァーチャル」なんで、ホントに東北の被災者のことを思って「復興」を言うんなら、その資産を元に戻す、原状回復させる。
それがホント・・・・・
「取り戻す」
ではなかったのか。復興税だの与野党政治家、財源がとか言ってそれを増税で賄おうとしている。
それがもし戦争だったとしたらどうする、国家賠償だろう。この国は戦後国家賠償として天文学的な資金を徴収された。
未だにそれを言われている。さらに、ODAとかのひも付き援助、有償無償とかだが、外国には言われるままに、あの湾岸戦争には数十兆円、バブル崩壊時の国内の金融機関救済には「70兆円」をバラマキ・・・・・
それが、被災者国民に「財源が」とかいって誤魔化す、まあ、東電も政府と一体だし。
つまり、金持ちが政治をするとこういうことになる。
『棄民政策』
雑感「失われた20年」とか。
史上最悪の詐欺商法、豊田商事事件。 弁護士・中坊公平を中心に巨悪から奪われた金を取り返す史上例のない司法プロジェクトが結成された。「詐欺事件の被害回復は不可能に近い」という常識を覆し、100億円を超える金の奪回に成功した。
失われた20年
“第二次失われた20年”は「小渕・森・小泉」だったのではないだろうか。
すでに“第三次”が始まっている(笑)。
まあ、安倍政権に至っては「あったのか、なかったのか」分からないような“まぼろしの政権”だったけど、
ここフクダ政権にいたってのその様は、袋叩きの状態。
そして、麻生と来て民主党「政権交代」も、鳩山、菅、野田で民主党存亡の危機(笑)。
そして自民党「安倍政権」の復活祭。
さて、この国の戦後、55年体制のあらましだが、いろいろあったけど、
昭和46年までの税制・・・・・
これがその意味では、戦後の“経済復興”とその後の“高度経済成長”を支えてきたのではなかったか。
つまり徹底した『累進課税制度』があったからではないだろうか。
このことが「富の再配分」を容易にし、庶民、一般大衆が“三種の神器”を家庭にそろえ、“自家用車”をもち、その保有率も一人あたり「1.2台」そして“海外旅行”等々もその「年間所得」の範囲でまかなえた・・・・・・
さらに大凡が、「クレジットカード」なんてぇのも海外力でもいかない限りはほとんど使わなかったし、そしていつの頃からだろうか「サラ金」が駅前という駅前に溢れ出し、その頃から、いわゆる「GDP」とは逆行してサラリーマンの所得減少が始まった。
いわゆる、「一億総中流」と言わしめた戦後昭和のニッポン。
そして、その「一億総中流」にいたのが現在の60代、70代からの高齢者。
しかし、現代のそんな高齢者も現役時代は稼げば稼ぐほど、とくにサラリーマンは「源泉徴収」で、所得税、地方税、厚生年金税、健康保険税と・・・・・
当然、大企業に限らず中小零細企業も「社会保障税」関連は社員と折半だったから中小零細企業は法人税どころの騒ぎではなかった。
僕の経験からも、月商800万円前後では会社の利益はほとんどない、いや赤字決算のほうが多かったが、「借り入れ」の都合、在庫調整したりで苦心惨憺だった。
まあ、その意味では「お金は使った」。「出張費」「交際費」「福利厚生」と・・・・・
しかしそれがどういうわけか「消費税3%」施行で世の中狂いだした。
最高税率が昭和61年、申告所得8000万円超で“70%”・・・・・・
段階的にだが、3000万円で“60%”、1000万円で40%、600万円で“30%”であった。
「頑張った人の努力が報いられない」
「金持ちが日本から逃げていく」
とかで、現在では・・・・・・
平成19年以降はどうかといえば、最高税率1800万円超で“40%”・・・・・
330万円で20%、195万円以下が“5%”。
そして源泉分離課税で「どんだけ儲けても一律“20%”」。
これならば“お金持ち”が日本から出て行くことはないだろう・・・・・
と思っていたら、お金持ちはさらにお金持ちになろうとしてできるだけ物を安く作れる外国に“逃げた”(笑)。
まあ、その昭和61年の対最高税率8000万円超の高額所得者が何人いたかだが、日経平均「終値38915.87円」に向けて猛ばく進の頃じゃあなかったか。
そしてその「終値38915.87円」の平成元年からにかけては、最高税率は2000万円超が“50%”にまで引き下げられていた。
一般大衆、呆けの極みで、「最高税率2000万円超」・・・・・・
バブルのカスでも小金持ち気分で、交際費も、広告宣伝費も、かなり落とせたし、
家族の食事も、友だちとの飲み食いも接待交際費で・・・・・
でも所得2000万円の人は可哀相。2000万円も一億円も同じ50%(笑)。
それでも、「これだけ税金払った」と結構自慢したり(笑)。
法人税率も同時期42%~現在の30%。
まあ、金持ち優遇なのかどうかはともかく、これじゃあ税収も糸瓜もない。
誰がどう考えたって税収は減るのは見え見えで、まさか政府はあのバブル経済が永遠に続くなんて・・・・・・
しかもありとあらゆる税制改革と商法改正でお金持ちが海外に逃げないようにとの引止め税制。
しかし、流通業、ホテル業、マンション建設業なんて外国に逃げようもないのに、
「特別目的会社」とかでイオンが全国制覇し、「私が社長です」の“アパ”のホテル、マンションが全国を席巻している。
つまりこれらが、「商いの証券化」で、元手がわずかでショッピングモールやホテルマンションができちゃう。
でも、万が一、その商いが失敗すれば、それが“ザブプライムローン”と化し、投資家が大損害を被る。
しかし、安倍政権でいわれた「美しい国」とか「愛国心」とか・・・・・・
それを言う、「お金持ち族」がこの国に税金を取られるのがいやだと、税制改革で、その愛国心のかけらもない・・・・・・
そこへ、“グローバルスタンダード”などという造語でしまいにはどこで儲けても一緒ってなもん・・・・・
儲けた金は海外投資で、さらにその儲けは海外に隠す。
愛国心のかけらもない「国際人」。
結局、お金持ちは外国に逃げた(笑)。
ちなみに、昭和61年の国債発行残高は“140兆円”そこそこだった(中曽根内閣)。
そして今日、“900兆円”。
しかしこれでよく自民党政権持ってましたね(笑)。
もっとも、変わる政権もない、民主党も本籍は“55年体制末期”の寄せ集めですから・・・・・
と、思ってたら、まあ、とうとう、やんやの騒ぎで民主党政権できちゃいましたけど、あっという間に「から騒ぎ」で、「祭りの跡」も悲惨な戦争。
しかしその“900兆円”?
どこへ行っちまったんでしょうかねぇ・・・・・
消えちゃうわけないんだし。
まあ、東北大震災復興とかで、家も、命も消えちゃいました。
当然、タンス預金は消えちゃいましたねぇ、東北の被災者の皆さんどれだけのタンス預金だったかは知りませんけど。
でも、確実に言えることは、地震で、津波で、原発事故で「資産」のほとんどが消えちゃった。
つまりそれは、大震災さえ、大津波さえ、原発事故さえなければそこに「あった」。
つーことは、その天変地異と原発事故が「ヴァーチャル」なんで、ホントに東北の被災者のことを思って「復興」を言うんなら、その資産を元に戻す、原状回復させる。
それがホント・・・・・
「取り戻す」
ではなかったのか。復興税だの与野党政治家、財源がとか言ってそれを増税で賄おうとしている。
それがもし戦争だったとしたらどうする、国家賠償だろう。この国は戦後国家賠償として天文学的な資金を徴収された。
未だにそれを言われている。さらに、ODAとかのひも付き援助、有償無償とかだが、外国には言われるままに、あの湾岸戦争には数十兆円、バブル崩壊時の国内の金融機関救済には「70兆円」をバラマキ・・・・・
それが、被災者国民に「財源が」とかいって誤魔化す、まあ、東電も政府と一体だし。
つまり、金持ちが政治をするとこういうことになる。
『棄民政策』
雑感「失われた20年」とか。
Posted by 昭和24歳
at 09:36
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