2008年12月25日

ビートたけしの“東条英機”

ビートたけしの“東条英機”

日本が太平洋戦争に突き進んだプロセスを時の首相・東条英機を通して克明に描く、TBS系「シリーズ激動の昭和〜あの戦争は何だったのか〜日米開戦と東条英機」が、12月24日(後6・55)に放送される(された)。

ビートたけしの“東条英機”
学徒出陣

ドラマで主人公の東条を演じるのはビートたけし・・・・・・
当初は「オレが演じていいのか」と迷ったが、台本を読み、昭和天皇と東条の関係、政府と軍部指導者との対立と葛藤(かっとう)の過程を知って、


「僕らの知っている東条英機像とは少し違う、事実はこうだったのか」
と興味がわいたという。

「東条はエリートだと思っていたから、そうじゃないと分かるエピソードは新鮮でした。
開戦派の東条が天皇に会った直後に心変わりし、開戦を回避しようとするシーンも印象的。
天皇のひと言で気持ちが変わるなんて、その威力はすごかったのだろうし、東条の人柄を表すシーンだと思いましたね」


昭和天皇は平和への思いを歌に託し、軍人の中にも冷静に戦争回避を望む声があった。
それでも日本は戦争に向かっていく。


「首相や軍人が開戦の決断を下さねばならないような空気を国民もつくったのでしょう。一部の指導者だけが悪いわけではない。
今の日本人も、他人の意見にあおられず、国民として責任を取る努力をし、勉強しなきゃいけないと思いますね」とか・・・・・


政治の茶番の真っ最中に「天皇の平和主義者論」をいう、

「シリーズ激動の昭和〜あの戦争は何だったのか〜日米開戦と東条英機」

しかし、こういう論評もある・・・・・

 「第2次世界大戦に日本が参戦する事に、昭和天皇は反対であったが、
軍部と東条英樹首相の暴走と、強硬さに押し切られ、嫌々ながら天皇は戦争に関与した」

という、デマ宣伝がマスコミによって流されている。

「天皇を、何とかして、戦争責任から逃がそう」

という宣伝である。

「首相や軍人が開戦の決断を下さねばならないような空気を国民もつくったのでしょう。一部の指導者だけが悪いわけではない。
今の日本人も、他人の意見にあおられず、国民として責任を取る努力をし、勉強しなきゃいけないと思いますね」

ふざけた言い分だ。「台本を見てそう思った」とかだが、国家へのリップサービスか・・・・・
情けないの一言だ!!

僕らは知らない。しかし戦前のそれは様々な情報からもこの国は「天皇の国家」だった。
それも明治維新から半世紀ほどで作り上げた、世にも不思議な「現人神」とかいうそれはフィクション・・・・・・

「・・・・・国民として責任を取る努力をし、勉強しなきゃいけないと思いますね」

どう責任をとる勉強をするのか・・・・・教えてほしいものだ・・・・・
国民の、一体どこに責任があるというのだ!!???
国家に強制されるままに一銭五厘の赤紙で、そこは東条英機首相のいう「生きて虜囚の辱めを受けず」と自殺を強制する戦陣訓に・・・・・
声高に「天皇陛下万歳!!」と“学徒出陣”、将来ある日本の若者を死地に向かわせたのはどこのどいつだ!!

なぜこの時期に・・・・・・
政治の茶番のこの時期に、

「シリーズ激動の昭和〜あの戦争は何だったのか〜日米開戦と東条英機」

なのか・・・・・・
実にくだらない番組だった。









Posted by 昭和24歳  at 18:51 │Comments(0)

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