2008年10月15日

腐りきった大分県教委!!

「収賄容疑で県教委の教育審議監富松哲博容疑者(60)を逮捕した。」

腐りきった大分県教委!!

地検を出るため車に乗る富松哲博容疑者=9月19日午前11時30分、大分市


今朝のニュースである・・・・・・

「大分県教委の汚職事件で県教委ナンバー2の富松哲博教育審議監(60)が収賄罪で起訴されたことを受け、県教育委員会は14日、臨時会を開き、監督責任などを問い、小矢文則県教育長(60)を減給2分の1(6カ月)の懲戒処分とし、他の5人の教育委員は月額2分の1(3カ月)の報酬自主返納とすることを決めた。富松被告は地方公務員法に基づき、休職処分とした。」
<2008/10/15付 西日本新聞朝刊抜粋引用>

富松哲博教育審議監、収賄罪で“起訴”されたと言う事実は・・・・・
警察の取調べ段階ではその「犯行」を認めたということなのだ。民間なら即“懲戒免職”、「首ッ!!」は間違いない。
裁判でその容疑事実を認めるかどうか、何れにしろその判断は裁判官に委ねられる“犯罪”であることは間違いない・・・・・・

>富松被告は地方公務員法に基づき、休職処分とした。

国会議員には「不逮捕特権」という“特権”がある。もちろんそれは国会が開催中ということが前提だが・・・・・
そして、たとえその後、逮捕起訴され収監されても裁判での判決が有罪とされない限りは“国会議員”であり続けることが出来る。
もちろん収監されているその間も、「国家議員歳費」は、当然議員活動は出来なくとも国庫から支払われる。

「地方公務員法に基づき」とあるが、つまり、「逮捕・起訴」されてもそこの最高責任者である「県知事」はその容疑者である“公務員”を処分できないのか・・・・・

「県教委内の異動に絡み謝礼として商品券20万円分を受け取ったとして起訴された富松被告に関して、県教委は、「起訴翌日に面会を申し入れたが断られ、起訴事実(の認否)を確認できない」と説明。「公判で確認するだけの資料が得られれば懲戒処分とする」と述べた。」
<2008/10/15付 西日本新聞朝刊抜粋引用>

>起訴された富松被告に関して、県教委は、「起訴翌日に面会を申し入れたが断られ、起訴事実(の認否)を確認できない」と説明。

しかし、この大分県教委の「頭の回路」はどうなっているんだろうか!!???
そもそもそこに“犯行”が確認されなければ“起訴”にはならない・・・・・・
つまり「容疑にあたるものが起訴するに不十分」ということで“不起訴”になるのだから、そこであえて「起訴事実の確認」は同僚の責務ではない。

つまり、普通は「逮捕・起訴」で、ましてや、富松哲博教育審議監も収賄を認めており(報道では)
贈賄側も「県教委内の異動に絡み謝礼として商品券20万円分を・・・・・」賄賂として送った事実を自供している。
これほどはっきりした“起訴事実”をなぜあえて容疑者に確認しなければならないのか。

「罪を憎んで、人を憎まず」という言葉がある・・・・・

確かだろう。富松哲博教育審議監もそれなりに立派な人物だったから県教委“ナンバー2”にまで、ゆくゆくは教育長だったんだろう。
しかし、いくら富松哲博教育審議監が立派な人間であったとしてもその「犯罪容疑」が減じられるものではない。

そうした中での会見だ・・・・・・

小矢教育長は「(自らの)処分を厳粛に受け止め、教育再生に頑張っていきたい」と、来年3月末までの任期いっぱいまで職にとどまる意向を示した。
処分内容については「懲戒の対象である自分自身がどうこう言えない」とした。

<2008/10/15付 西日本新聞朝刊抜粋引用>

>「(自らの)処分を厳粛に受け止め、教育再生に頑張っていきたい」

これはいったいどういうことなのか!!???
ことは、自分の直近の部下“ナンバー2”の犯罪であり、その犯罪の習慣性からいえば、実はその教育長自身も無関係とは一般常識的には思えない。
そこでの、その最高責任者が「処分を厳粛に受け止め、教育再生に頑張っていきたい」といってどこの誰がそれをまともに受取るか!!???

「同事件で起訴された県教委関係者のうち、同被告を除く7人は既に懲戒免職処分となっている。」
<2008/10/15付 西日本新聞朝刊抜粋引用>

この事実はどうなるのだ!!
他のその贈収賄にからみ起訴された容疑者、被告は既に“懲戒免職処分”となっている。

この国の典型を見るような気がしてならない・・・・・
最高責任者が「責任逃れを」し、そこにある「責任を」曖昧にする。


“懲戒免職処分”ともなれば、当然「退職金」は支給されないし、これまでの実績、つまり社会的地位もそのほとんどが失われる。
その小矢教育長も普通の感覚なら最高責任者としての責任をとって“辞職”は当然だろう。
しかし、そこで自分が責任をとって辞任ともなれば、ナンバー2である富松哲博教育審議監の“懲戒免職”は確実だ・・・・・・

つまり、 「身内を庇う」といった悪しき慣習。

どれほどの関係が二人にあったかは知る由もないが、小矢教育長としては、
どうしても富松哲博教育審議監の“懲戒免職”は「忍びない」、避けたいことだったと思われても仕方がない。

「県教委幹部など8人が起訴され、教員21人が採用取り消し対象となる事態を生んだ事件。その責任を、県教委実務のトップがどう取るべきなのか。県内の現場の教員からは『処分が甘い』と批判の声も上がった。」
<2008/10/15付 西日本新聞朝刊抜粋引用>

現場の教員その声は当然だろう。このことで、日本全国の“教育委員会”が疑われている・・・・・・この期に及んで自己保身に汲々とする「惨め」で、「無様」な、それが教育者なのかと思うと惨憺たる思いがする。

因みに僕の娘は今中学2年だが、校門の出たところで「コンビに座り」しながらタバコを吸う教師。
「校内禁煙」だとか(笑)。
校門の前でのタバコは滑稽で無様。まだ、校内に「喫煙室」を設けたほうが、まだ「大人の常識」だろうが・・・・・・



Posted by 昭和24歳  at 08:40 │Comments(2)

この記事へのコメント
大分だけではないと思います。
群馬もかなり腐ってます。
Posted by 通行人 at 2008年10月15日 09:01
通行人さん

うわさでは耳にしていますが(笑)。
Posted by 昭和24歳昭和24歳 at 2008年10月15日 14:48
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