2008年09月03日

永田町「ウソップ物語」。

第一話「よくばりな犬」
<週刊ポストより、コピペ編>

自民党の金庫には毎年巨額のカネが流れ込む。
本誌が入手した『政治資金収支報告書』は、小渕政権末期の00年から森~小泉政権初期の02年までの3年分だが、
その間の自民党本部の収入総額は992億円にのぼっている。

どこから集めるのか。
内訳は自民党の政治資金団体『国民政治協会』などを通じた企業・団体献金が3年間で約130億円、
個人献金約10億円、党費収入約48億円であり、
最大の資金源は国民の税金から支払われる「政党交付金」の約442億円だった。
繰越金などの重複を除けば、自民党本部に貯えられるカネの半分以上は国民の税金だといって間違いない。

問題はそのカネがどう使われたかである。
1万枚に及ぶ収支報告書には、費目別に本部職員の人件費や機関誌の印刷代・原稿料、
選挙の際の世論調査費やCM料、各議員の遊説交通費、
あるいは会合で使った料亭の費用や弁当代などが1円単位まで、
支払い先とともに詳細に記入されている。当然だろう。

ところが、党本部の支出の中に使途が全くわからない巨額のナゾの資金があることがわかった。

「政策活動費」に分類されているもので、
金額はなんと3年分で188億円に達する。

他の費目は、支払い先が広告代理店や印刷所、ホテルなど具体的に報告され、
5万円以上は領収証をつけて総務省に届けなければならないことから使途は一目瞭然だ。
だが、この「政策活動費」は、支払った日付と金額、国会議員の名前がズラリと並んでいるだけで、
議員がどう使ったかの記載は一切ない。
 
まさに“つかみ金”ではないか。
本誌は政策活動費が支出された日付や金額、議員とその時期の政治状況から、この≪自民党の機密費を追跡し、
3つのタイプがあることをつかんだ。
 
その一つが自民党の全議員に夏と冬の年2回配られる活動費だ。
夏は“氷代”、冬は“モチ代”と呼ばれる。
金額はかつては1人300万円ずつだったが、
01年から大臣経験者は300万円、未入閣の若手議員は400万円と差がつけられている。
 
1日でざっと12億円あまりの現金が動く。
ある自民党中堅の閣僚経験者は、モチ代を封筒2つに分けて背広の内ポケットに仕舞うと、
その夜、同僚議員たちと銀座に繰り出し、馴染みのクラブを3軒はしごした。
議員宿舎に帰りつく頃には、封筒はペシャンコになっていた。

「次の日、秘書から『事務所のボーナス資金が足りない。モチ代を出して下さい』と詰め寄られて参った。
銀座でツケを払ったらほとんど残らなかったよ」
 
同じ時期、党本部から各派閥にも分配金が配られる。
02年には、7月2日と12月13日の2回に分け、
高村派、河野グループ、旧加藤グループにそれぞれ1000万円、山崎派2000万円、
堀内派3000万円、亀井派3500万円、森派4000万円、
最大派閥の橋本派に6500万円が支出された。

金額は所属議員数に応じて決められ、各派閥の政治団体に交付されるのではなく、
派閥幹部の議員個人名義で渡されている。

なるほど・・・・

っで、また総裁選挙ってえわけか(笑)。



Posted by 昭和24歳  at 18:01 │Comments(0)

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