2008年06月24日

世相雑感

「あ~祖国よ恋人よ」信濃毎日新聞社

学徒出陣、特攻隊員となり使命を果たす“上原良司”青年。

最後の遺書の後半に・・・・・・

「一器械である吾々は何も云う権利もありませんが、ただ願わくば愛する日本を偉大ならしめん事を、国民の方々にお願いするのみです」

と訴えられ、特攻に散りました。

しかしみすぼらしいですね・・・・・
それは僕のことです(笑)。

つい60年少し前のこの国に二十歳にも足らない青年が純粋に祖国を思い、恋人を思い国家の犠牲になった。
全体主義、軍国主義国家・・・・・・その時代に生まれた不運と言うだけでは片付けられないその事実。

現下の政治、国家の実態などはわかるはずもないが・・・・・・
今日日のあまりにもみすぼらしいこの国の様は、それはけして政治のせいだけではない。
あまりにも怠惰の極まりない国民・・・・・・
それは意図的に「改革、改革」と仕組まれたこの国の社会構造の結末かも知れない。

組織と言う組織は“ズタズタ”に切り刻まれ、もはや巨大な権力に抗する、抗しようと言う気概さえ萎えてしまっている国民。

やはり時代は僕らが終わるのを待っている・・・・・
いや、待っていると言うよりはそれを少しでも早めようと画策する。

結局はどこからかの命を受け無意識にもこの国を改造(改革)しようとする今の政治。

それはまさしく60年前に逆戻りさせる敗戦前の状況に・・・・・

“ワーキングプア”

とにかく休まず働く。働かせることことによってその思考力を絶つ。
働いても、働いても生活すら出来ない・・・・・

4人に一人が年収200万円以下、20代の若者に至っては二人に一人とか。
本当だろうか?
グッドウィルで「ケータイでお仕事探し」って本当だろうか???

あの国会の中で真顔で“最低賃金”を口にする。

一日あたり“1億円”を浪費する国会でのそれが言葉だ。

あの大戦で、犠牲となった・・・・・・

今の政治そのものの政治で犠牲になった青年たちへの思いは言葉の端に上ることもない。

特攻隊員となった上原氏は、その決意を次のように綴っています。

「悠久の大儀に生きる(天皇制国家に忠誠を捧げる)とか、そんなことはどうでも良い。
飽くまで日本、愛する祖国のために、独立、自由のために闘うのだ。
天国における(きょう子との)再会、死はその過程にすぎない。愛する日本、そして愛するきょう子ちゃん」。

死を覚悟し愛するゆえに片思いでいた恋人が結婚し、
その恋人が結核で世を去るという悲劇が上原氏にはありました。

そう言えば、ボクの叔父、叔母も昭和18年19年にその流行病で亡くなっている。
二人とも19、2歳・・・・・、

そう言えば僕らはただ生まれてただ死んでゆくだけ・・・・・・(笑)。
ああだ、こうだと言ってもただ馬齢を重ね馬食を食むのみ・・・・・・・

ところで日本の閣僚はリチャード・ブルース・チェイニー米国副大統領閣下との会談は、
米国大使館で行うらしい・・・・・

この日本国の将来を決める重要な会議(閣議)は秘密裏に虎ノ門大本営とやらでということだろうか。

24日午前7時5分ごろ、柏市鷲野谷の民家から、男の声で「家族全員を殺した」と110番通報があった。
父親だろうか、誰なんだろうか「家族全員」を殺すなんて・・・・・

5歳くらいの女児が犠牲になっていたと。

一体どういうことなんだろうか・・・・・



Posted by 昭和24歳  at 12:36 │Comments(0)

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