2010年08月27日

第二話「ライオンの威を借る狐」

第二話「ライオンの威を借る狐」

第二話「ライオンの威を借る狐」







小泉首相は政権発足から2か月後の01年6月20日に・・・・・・

他の議員とともに300万円の氷代を受け取っている。

奇妙な支出はその2週間後に行なわれた。

小泉首相は6月29日から米英仏3か国を歴訪し、

ブッシュ大統領と初の首脳会談をすませて7月5日に帰国した。

自民党本部の政治資金収支報告書によると、帰国前日の7月4日付で、5000万円を2回・・・・・・

合わせて1億円が党本部から小泉首相に支払われている。

政府専用機の中で渡されたはずがないから、帰国後受け取ったとみるのが自然だろう。
 
ところが、小泉首相の資金管理団体『東泉会』の収支報告には、この1億円の収入の記載はない。

あくまで小泉氏が個人で受け取った「政策活動費」となっており、自民党経理局には、

<5000万円領収致しました 小泉純一郎>

 ――と書かれた領収証が2枚、残されているはずだ。

一体、1億円をどんな活動に使ったのだろうか。

 
第一、首相官邸(内閣官房)には『官房報償費』という年間16億2000万円の政府の機密費があり、

総理大臣や官房長官が特別の政治工作などで必要と判断した時には、官房長官のサイン一つで引き出せる。

しかも、小泉首相は国の予算で諮問委員会を次々に設置し、郵政や道路公団民営化の政策をまとめてきた。

党の「政策活動費」などあてにする必要はなかったはずだ。
 
疑問はまだある。

小泉首相が1億円を受け取ったのは前々回の参院選(01年7月29日投票)の直前にあたり・・・・・・

選挙応援に全国を回った。

仮に、1億円を自民党候補者への陣中見舞いなどに配ったとすれば、

受け取った候補者の政治資金収支報告書に「小泉純一郎からの個人献金」として記載されていなければならないが、

本誌の調査では、総理大臣から個人献金をもらった幸運な候補者・議員を見つけることはできなかった。
 
つまり、どの政治資金報告書にもこの1億円の使い途は記載されていないのだから、

どう見ても≪使途不明金≫としか思えない。

まさか自民党から新総裁への“御祝儀”ではないだろう。

フムフム・・・・そうか。

まあ、今も昔も変わりません。コレです↓

小沢氏出馬に批判相次ぐ=民主代表選で各閣僚
8月27日13時47分配信 時事通信

 民主党代表選が菅直人首相と小沢一郎前幹事長の一騎打ちとなる構図が固まったことを受け、27日の閣議後記者会見で各閣僚から発言が相次いだ。
 北沢俊美防衛相は首相支持に変わりはないとした上で、小沢氏について「政治家の自己判断だからとやかく言うつもりはないが、党員・サポーター、国会議員らがそれをどう判断するか。民主党の根幹にかかる選択が求められている」と指摘。同氏への支持をけん制した。

<以下本文>

まあ、いずれも若葉マークですから・・・・・・・

っていうかどう見ても、お友達内閣でした。

普天間問題でもまともな情報発信もできず、参議院選挙でも何ら対策打てず。

で、現下の超円高と超株安にも他人ごとですから(笑)。

まあ、新党がイロイロでしたけど嵐が去ったらもぬけの殻・・・・・・

みんなも、たちあがれもどこで何をしてるんでしょうか ???

「コレでお終い」



Posted by 昭和24歳  at 16:35 │Comments(4)

この記事へのコメント
足元は景気の山です。
今この時期に対策を打てというのは素人以下で、今から対策を練って谷で効果がでるように張るのがファインチューニングです。
一向に送らせる分にはかまわないはずながら、問題は円スリを要は協調的に行えるかどうかですよね。
Noを叩きつけられたら政局も含めてどうなりそうですか、わかるでしょ。
Posted by 寅● at 2010年08月28日 02:45
全くその日暮らしのト○ー○ーと○○家の騒ぎですから

ほらもう消えた。
Posted by 寅● at 2010年08月28日 17:40
で、要は私は政権の先生方のお人柄と運営とでは見方は違って当然ですから本音の人格に関わる批評は致しませんが…
こういう偽装問題に振り回されたら…
ま、最悪冬将軍の到来ですね。
先生方勝つためにやるんと違いますからね、小沢先生衆院選快勝のはずが汗だくだったわけです
最悪のケース
ネタ切れ→大型予算→自滅

そりゃそうです。
積み上げたものがソーリの行革くらいしかないんですからま、すぐに追い込まれる、当然なんですね。
問題は偽装でした。
よい勉強になるわけです。
Posted by 寅● at 2010年08月28日 18:25

もちろん嘘です
経済学知らないと騙されます。
円安基調ですから基本的には放置しても円は下がりますが、短期の具体的な額、日にち等は別に、現在ちょっと高いくらいです。
すると慢性的な円高ではないのか、という規範的な判断はあり得ますし、おそらく優勢だと思います。
リーマンショックが改めて示したように日本は外需依存が非常に高い(確かに公式の見解からはそれます
やはり外需を持ち直すためには円安望ましいし経済全体の利益にかなう。
は間違いありませんから、円高傾向では必ずファンダメンタルは下がります。
つまりこのまま放置すればいつかは円安誘導が必要だと、これも間違いありません。
円安誘導には基本的に為替市場にてドル買いを進める、これは一手ながら、相手国のある話ですから、仮にコンセンサスがなければ円安誘導には禁断の果実しかなくなります。
それが日銀の大量国債引き受けによる超大型予算ですが、乗数効果と産出水準を考慮するといくらにすれば田中先生に匹敵する規模か、まぁ600超円弱です。
今の四倍程度です、冗談に聞こえると思いますが、良し悪しではなく、田中政権がやったこととはこういうことです。
可能性としてはまだまだないですね。
ニクソンショックの比なら50〜60円くらいまでレートが下がるからです。
そういう時代にグアムにいかれた方は大和魂あったでしょうね。
Posted by 寅● at 2010年08月29日 02:33
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