2010年06月06日

嗚呼ッ、ガソリン値下げ隊 !??

嗚呼ッ、ガソリン値下げ隊 !??



菅内閣です。
民主党政権仕切り直し・・・・・・・
さっ、マニフェスト、公約守っていただきましょっ !!







「ガソリン値下げ隊」通路ふさぎ激しく抗議
2008.1.30 11:06 産経ニュース

 「国民の生活よりも道路利権が大事か」。揮発油税などの暫定税率を延長する「つなぎ法案」をめぐり、民主党などの野党議員らは30日、衆院の委員会を開かせないよう激しく抵抗した。

 法案を審議する衆院財務金融委員会が開かれる委員室前。午前9時すぎ、「道路利権vs国民生活」と書いたプラカードを掲げた民主党若手議員の「ガソリン値下げ隊」約50人が詰め掛け、入り口前の通路をふさいだ。




自民党政権時代の「石油」政策・・・・・・
資源んエネルギー政策はコレでした↓



野々内 隆氏・ジャパン石油開発社長――――

がアラブ首長国連邦(UAE)のザクム油田で生産している原油を巡り屈辱的な契約変更をこの1月に交わし、
公団はこれ迄の累積赤字6500億円に加え、新たに公団が注ぎ込んだ出資金約6000億円が回収不能に・・・・・

“ジャパン石油開発倒産”2003/03/19(水

http://www.tdb.co.jp/cgi-bin/tosan/syosai.asp?id=1256
負負債は約3077億円。

石油公団によると、同社に対する公団の出融資残高は、2001年度末時点で5723億円
(内訳=出資金3281億円、貸付金350億円、長期未収金619億円、棚上利息1472億円)となっている。
なお、資本金3652億円は、倒産企業1社の資本金としては過去最大規模の金額。

社団法人中小企業診断協会会長 『野々内 隆』平成17年3月17日
http://www.coara.or.jp/~sdoita/privacy.html

『野々内 隆氏・ジャパン石油開発社長』と『社団法人中小企業診断協会会長 野々内 隆』・・・・・
この両人、まさか同姓同名ではあるまい。
10年程前都合、1兆円からの負債を残し企業倒産させた経営者が『社団法人中小企業診断協会会長』とは・・・・・・
悪い冗談にしてはほどがあると言うものではないか(笑)。

そしてさらにこの元通産官僚“野々内 隆氏”は'85年、86年の『資源エネルギー庁長官』。
ちなみにその二代前が元通産官僚“豊島格”で、小泉純一郎元内閣総理大臣の義兄。
現在は社団法人世界貿易センター(東京) 。

国民、いい面の皮、被害者ではないか・・・・・・

さんざっぱら税金を毟り取られて国策で“石油開発”とかのでたらめ。
それを通産官僚の天下り団体が“トンネル会社”でマージン、キックバックで抜き取り、
石油元売各社は当然ここも通産官僚の天下りポスト・・・・・・
そう言えば、先の小泉純一郎の義兄、豊島格も防衛庁石油納入率トップ“コスモ石油”の副社長、アジア石油社長。

通産行政、言うなれば国家の健全なエネルギー行政に努めるはずの官僚が税金泥棒をする・・・・・・
挙句が、今回のイラク戦争では石油代金の一兆円からの税金をフセイン大統領殺人棒引きにされ、
ご案内の、石油公団廃止、傘下のトンネル会社の計画倒産でまたまた一兆円からの負債。

とにかく、騙しに騙された挙句が今日のバカ高いガソリン代“1リットル『130円台』”の国策・・・・・・
さらにバカバカしいのが、その小売値に対する“消費税”で、石油税にさらに消費税と言うインチキ振り。
まあ、それでもだまって“シブシブ”というか“泣き泣き”というか・・・・・・
何が怖いのかは知らないが毟り取られ続ける国民。

とてもじゃないが付き合い切れない――――

と言ったところで、どこへも行けるわけじゃあないし、
安い石油買おうモンなら“石油業法違反”で取り締まられる。

石油といえば、国民経済の今や“血液”ではないか。

まさのその血液とも言うべき生命線を食い物にする、生き血を吸う“それ”とはなんなんだ!!

<ガソリン>小売価格値上げ
5月1日10時49分配信 毎日新聞

>原油価格の上昇を受け、
>新日石など石油元売り各社が5月出荷分の卸売価格を1リットルあたり4~6円引き上げたためだ。

本来それを阻止するため、安定供給を行政するのが政治のはずが、それを“食い物”にする。
とこで、“原油価格上昇”ってなんだ・・・・・・!!

そして次の選挙も、自民、公明・・・・・いや、民主?
選択肢がない。これではますます認知症に陥る国民ではないか(笑)。


で、鳩山内閣が倒れて、菅内閣です。

このような税金泥棒が「エネルギー政策」を主導でした・・・・・・

つまり民間を装った「官僚」の悪事だったわけです。

いい加減、その暫定税率の特租税、なにに使われているか分かったもんじゃありません。


嗚呼ッ、ガソリン値下げ隊 !??  


Posted by 昭和24歳  at 08:52Comments(0)

2010年06月06日

沖縄が好きだという青年。

沖縄が好きだという青年。





ひょんなことで知り合った昭和44年生まれの青年・・・・・・

昭和44年生まれといえば今年で41歳になる。

リアルタイムでこの国の戦後を全く知らない世代。
彼の母親は僕の姉と同じ年代、昭和18年生まれだという。彼が中学生の頃父とは離婚、妹が一人。
妹は結婚していて子供もいて・・・・・

「おふくろですか・・・・・?
好き勝手していてどうしょうもないですよ。」

そう言って、母親の日常を僕に話す。

実はその青年、とってもしっかりモンなのだ。

「結婚ですか?
もうあきらめてます(笑)。
考えたこともなかったですよ、今まで。
自分の生活がやっとだって言うのに、結婚したって食わせていけないし。」

昭和44年生まれ・・・・・・

そんな青年、彼が生まれたころの、その時代の話をした。

「今の時代の原点かな、昭和40年代は」

学園自治闘争の頂点だった東大安田講堂騒動。
それが“東大”だったというところもかなりシンボリックな騒ぎだった・・・・・

昭和40年代と言えば大学進学率も、とくに田舎の僕らの町ではクラスでも二人か三人。
総体的にも2割に満たないそれだったに違いない、そんな時代だ。
まさに、今に言う“格差社会”。経済高度成長という中の、それは持つもの、持たざるものということではなしに、
ある意味“学歴”と言う社会構造にある種、無頓着だったのかも知れない僕らの親たち。
当然その親たちは戦中戦前とまさしく“平民”でその意味では最下層の大衆だった。

僕らの時代でさえ高校進学はせずに工業系大企業に就職していった友達もその“大学進学率”と同じくらいいた。
中には“夜学”に通いながら高卒とした友人もいた。

「たしかに大変な時代に生まれたんだな、君たちは・・・・・・
でも今と大きく違うのは、あの頃は給料が一挙に“倍”になったりする時代で、
昭和48年のオイルショックに始まる狂乱物価、そして田中角栄までは格差社会とはいっても、
中卒で大工とか職人になった連中のほうが高卒、大卒のサラリーマンより何倍も稼いでた。
早い話、“腕”で稼げた。僕もその時代はキャバレーのバンドマンで大卒初任給が5万円前後の時に20万円くらい。
とにかく、その頃発売されたトヨタカローラがたし47万円。○専手形だったけど半年くらいで買った。」

「へーーーっ、今友達の大工なんか日当1万円行かないってこぼしてますよ」

ため息をつきながらその青年はつぶやくようにそう言った・・・・・・

「その時代のツケが今なんだろうな。
その当時、学生運動する連中は親丸抱えの学生生活だから“革命”なんて言ってられたんだ。
親の仕送りのない連中は“アルバイト”でそれどころではない。学校が閉鎖されると喜んでバイト三昧だった。
そんな学園紛争、学生運動で何が変わった?、世の中どう変わった?、なにもかわってないどころかますます悪くなっている。
学生自治からの学園紛争から、反戦運動・・・・・ベトナム戦争の。
アメリカが負けて撤退して、それでも年がら年中戦争、戦争。この国だけが別世界。
世界同時革命とかで中東でゲリラ、潜伏の日本赤軍革命家も今じゃあ還暦の望郷でここに老いを晒してる。
結局、世の中、何にも変わらなかった。昔のまま、いや、悪くなった。
“格差”。あの時代のそれは“社会的職業格差”でも所得は“逆格差”だった。
公務員が僕らを羨ましがった。
実態は、公務員になるようなやつは“力”のないやつと言う風潮さえあった(笑)。
しかし、オイルショック以降の赤字国債は“ゼロ”から30年で800倍・・・・・」


その青年は沖縄が好きだという。

俗に言う“フリーター”だが、一人モンの成せる業か、

年に一度は必ず2、3週間ほどの期間沖縄に滞在するという。

今年の夏は三度目かの東アジア、インドまで足を伸ばすとか。

そう言いながら、青年は数枚の写真を僕に見せた・・・・・・

バックパッカーである。

この国の歪な時代、歴史をリアルタイムで生きてきた僕らはそんな青年にどんな言葉を遺せばいいのだろうか。
日に日に成長が手にとるようにわかるわが娘にどんな風景を遺せばいいのだろうか・・・・・・
僕らの父母の時代とは違って、曲がりなりにも言論があり、人権があり、選べる情報は山ほどあり、

そんな甘い世界にいて、僕らに遺せるものはなんだろうか。

次第しだいに“ニガク”、“スッパク”なる世界を感じながら僕らが遺せるその風景は、

僕らの父母は偉大な風景を僕らに遺してくれた。
ここに60余年、揺るぎのない“平和”というそれを、例えそれが“ここ”だけのものであったとしても、
“ここ”に戦場がなかったということだけは事実なんだから。



「沖縄はどうなっちゃうんだろうか」

青年は今の沖縄がとても気がかりだという。

実は僕は沖縄だけは知らない・・・・・・

彼が言うには、ソコにある米軍基地の凄まじさは尋常ではないと。

「やっぱり、ない方がいいよね。米軍基地」

そういう青年だが、彼は政治の話は好きではないと(笑)。

「でも、鳩山さんって、なんであんなこと言っちゃったんだろう・・・・・・???
こんな俺でも、信じちゃってたよ、普天間返還、代替地は最低でも県外っていうの」



1年近いバイトで150万円くらい貯めたとか・・・・・・

もうすぐ41歳。

「あっという間だった。
どうなっちゃうんだろ、オレ・・・・・・」

自分を、そんな風にいうその青年への言葉が見つからなかった。

沖縄が好きだという青年。  


Posted by 昭和24歳  at 08:15Comments(1)

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