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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション  at 

2010年04月15日

オイシイ、特別会計(笑)。

オイシイ、特別会計(笑)。



一般会計の実質5倍強に上る特別会計。そのわかりにくい内容と仕組みをやさしく解説し、さらに特別会計がどのように使われているか、また資金の注入先である公益法人の実態にも迫る。特別会計は、天下り先を培養する「官のサイフ」の機能を併せ持っている。その複雑怪奇な資金の流れや予算の使途の不明瞭さ、毎年約50兆円に上る一般会計からの繰り入れなどの奇妙な特性を明らかにしていく。独立行政法人「雇用・能力開発機構」「道路整備事業」などの具体的な事例を出しながらわかりやすく説明。そして最後に、特別会計に眠る50兆円規模の「埋蔵金」と10兆円規模のフローの不用金(使い残し)などを解明する。






検証チーム発足!民主党いよいよ特別会計176兆円に切り込む
2010年04月12日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
 
 霞が関は戦々恐々だ。民主党が、特別会計の抜本的な見直しに乗り出す。特会の検証チームが発足したのだ。まもなく始まる事業仕分け第2弾の陰に隠れて目立たないが、これは画期的なことだ。文字通り、予算の全面組み替えが視野に入ってくる。

「国の予算というと、一般会計ばかりが問題になりますが、特別会計の方が規模としてはずっと大きい。一般会計の10年度予算は約92兆円ですが、特別会計は約381兆円と、4倍規模。特会の歳出純計は176兆円で、国債償還費を除いても、102兆円に上ります」(財務省関係者)

 特会は、各省庁が特定の事業を行うために設けられた目的限定の会計だ。言うまでもなく、原資は、われわれが納めた税金や保険料である。しかし、一般会計と違って国会のチェックも甘いため、所轄官庁は好き勝手に使い、余剰金を貯め込んできた。ここから天下り先の独立行政法人にも予算が回されている。特会のおかげで役人が甘い汁を吸い、デタラメがまかり通ってきたともいえる・・・・・・・


ってえことは、つまり、

一般会計92兆円+特別会計176兆円=268兆円

が、ざっくりしたわが国日本の台所です。

で、その「特別会計」は国会では一切審議されません。
っていうか、長年つづいた政府自民党と官僚の暗黙の了解で・・・・・・

ってぇことは、その「特別会計」に群がる自民党議員、いわゆる族議員です。

道路特別会計の「道路族」だとか、年金とか保険関係の特別会計とか、空港特別とか、とか。

まあ、そうしたところに「独立行政法人」つまり退役高級官僚の老後の生活保障機関・・・・・・

で、死ぬまで面倒みちゃうわけですから相当な数の「旧・特殊法人」が必要なわけです。

まっ、そこでただ机の前に座ってるだけです(笑)。

たったそれだけのお仕事で年収1000万円以上で、退職金も4年ごとで千万単位で・・・・・・
官僚時代の生涯所得以上のおカネを、まっ、70歳後半まで、20年間渡り歩けば貰えちゃいます。
まあ、年間1000万円で20年間ならそれだけで2億円、その他5回くらいの退職金ですから、
そりゃあ、止められません。しかも、高額な年金も受け取りながらですから。

で、民主党、その「既得権益構造」をスパッと斬っちゃうわけです。事業仕分とかで。

そりゃあ堪りませんわなぁ、せっかく温めてきたオイシイ、税金詐取の既得権益(笑)。
そりゃあ、必死こいて抵抗するっていうか・・・・・・

打倒、民主党 !!

まあ、気持ちは分かります・・・・・・
で、なんとか鳩山首相のおカネとか小沢一郎幹事長のおカネとかを騒ぎたて、
内閣支持率危険水域とかいって、民主党を政権から引きずりおろそうと工作するわけですけど。
粛々と、「事業仕分」は進みます(笑)。

ところで、なんで特別会計なのかですけど・・・・・・

で、なんで特別会計に純歳入として176兆円も入るかっていうことです。

簡単にいえば、コレまでなら国民年金とか厚生年金とかの保険料。
ソレとか、健康保険料、ガソリン税とか、行政上売り上げる手数料とか・・・・・・
空港使用料とか、電力なら電気料金に上乗せされる電源開発促進税約120円とか。
まあ、ありとあらゆること、モノに税金がかけられてるわけです。

で、コレまでも年金特別会計とかの杜撰さが報道されてきましたけど、
溜まったおカネが140兆円、厚生年金ですけど、そこで「年金の危機」が言われてるけど・・・・・・
給付にはその140兆円は使わずに、現役世代の保険料を値上げし、
受給世代の年金額のカット、受給開始の先延ばしといった姑息な手段で、官僚たち、
自分たちの懐に収まった140兆円は運用とかナントカ言っちゃって、また独法でネコババです(笑)。

まっ、「そうはさせん!!」っていうのが政権交代した民主党の事業仕分です。

まあ、厚生年金のグリーンピアだとか雇用促進事業団のナントカ会館だとか・・・・・・・
1万円とかの二束三文で投げ売りされちゃいましたけど(笑)。
赤字であろうがなんであろうが、天下り役人にはたんまり給料が出ます。
当然、年金から、雇用保険から毎年数十億円、数百億円のおカネが投入されるわけですから。

そういうのをひっくるめて「特別会計」というわけです。

まっ、地方自治体っていうか県レベルでもありますね「特別会計」。

交通センターなんかの免許更新料とか、違反した時の講習料がソレです。

まあ、「安全協会費」の3000円なにがしもそんなもんでしょうか(笑)。
いったい何に使われてるんでしょうか ?
道路標識とか、良い子の交通安全指導とかに、とかですけど・・・・・・


オイシイ、特別会計(笑)。

  


Posted by 昭和24歳  at 17:28Comments(1)

2010年04月15日

チョットいいお話。

チョットいいお話。



ヤクルトレディさんです。
「ヤクルトおばさん」ともいいますけど・・・・・・
まっ、僕の次女、30歳ですけど、

ヤクルトレディです(笑)。







ヤクルト配達で独居高齢者見守る 千葉県成田市
4月14日23時32分配信 産経新聞

 千葉県成田市は14日、一人暮らしの高齢者の安否確認などを目的とした「独居高齢者見守り支援事業」をスタートさせた。70歳以上の高齢者宅に乳酸菌飲料を定期的に届け、配達員が話し相手になって孤独感を解消したり、健康状態を確認することで「孤独死」を防ぐ効果も期待される。

 市では乳酸菌飲料の配達をヤクルト成田センターに依頼し、同社の女性配達員が週1回、乳酸菌飲料「ヤクルト」5本パック(184円相当)を無料で配達する。

 対象者は市内の独居高齢者(70歳以上)約1100人のうち、配食サービスや介護サービスなどを利用していない市民。申込制で、市では約400人の利用を見込み、今年度は事業費として約382万円の予算を計上している。小泉一成市長は「高齢者の健康保持、会話による寂しさの解消、安否確認の3つの目的を果たせる」と事業の狙いを話す。
 


そういえば、娘が言ってました・・・・・・

お客さんて、ほとんどが高齢者。

で、農家も多いから、野菜なんかイッパイもらっちゃうとか(笑)。

やっぱり、話しこんじゃうんだそうです。

お茶出してくれたりして・・・・・・

そうですか、ヤクルトレディが高齢化社会に貢献。

まあ、新聞配達は朝早いし、話し込むわけにもいかないし。

かといって、郵便屋さんも民営化とかで世知辛くなっちゃったしで・・・・・・・

やっぱり、コレからって、そういうハートフルな何気ないお付き合いって、

必要かもしれませんね。

そういえば、今日も昼前スーパーに行ってきたんだけど・・・・・・

ほとんどが高齢者っていうか、70代のカップル。

そうだ、今日は年金支給の日だしね、とっても混んでました。

どこのスーパーとは言いませんけど。

あっ、今度新しくできた大八木方面のVIVAとかいうホームセンターと一緒の・・・・・・

結構いいみたい。他のそれより(笑)。

娘が学校帰り、最近よく寄ってくるんです。

「パパ、お豆腐安いよ。38円 !!」

とか言って、昨日も買ってきました。

「今度、カレー食べに行こっ」

ですって。

なんでも、「インド人」がやってるらしいんです・・・・・・

どんなカレーなんでしょっ !!???

昔軽井沢にあった「デリー」みたいなんだったら感激なんだけど・・・・・・

インド人もびっくり(笑)。

みたいな、カレーだと、がっかりしちゃいます。


ヤクルトレディ・・・・・・
チョットいいお話。
  


Posted by 昭和24歳  at 14:17Comments(0)

2010年04月15日

保守王国「群馬」の・・・・・

保守王国「群馬」の・・・・・



五〇年以上にわたって日本の政治を担い続けてきた自民党。その歴史は総裁選をはじめとする激しい権力闘争の連続でもあった。元自民党幹事長室室長が目撃した、権謀術数が渦巻き、信じられないようなドラマも展開された、時の実力者たちの「抗争」を臨場感豊かにつづる。






まあ、群馬ですけど・・・・・

言わずと知れた保守王国ですけど、ソレも過去のお話(笑)。

桐生も沼田も終わっちゃいましたし、再起は無理です。

で高崎ですけど冷や汗でした(汗)。

もう一つはムチャクチャな選挙区割りで勝ててるだけですから、ハッキリ言って。

選挙区割り、いじられたらその時点でオジャンです(笑)。

まあ、こうして、時代は変わってゆくんですけど・・・・・・


で、その保守ですけど、それは戦後の話です。

まあ、戦後の保守とはイコール、被占領政治のイカサマです・・・・・

ハッキリ言って、保守っていうか「保身政治」が原点ですね。


つまり、今日の政官財の体質そのものが「保身」です。

だって、占領下でしたから・・・・・

「地震、カミナリ、火事、マッカーサー」

そりゃあなんたって、GHQっていうか、マッカーサー将軍がコワかったわけですから。

ですから、国民大衆に思いをはせるなんていう芸当は露ほどもありません。

そこへもってきての「民主化」でしたからニッポン。

政治家になるのは闇屋上がりの成金とか、愚連隊の成り上がりとか、
GHQに取り入って接収物資の払い下げ、横流し・・・・・

官僚は官僚で、っていうか、あの時代、占領下に政治家にでもなんて思っちゃったりしたのは、
みんな、官僚クズレで隠匿物資の横領でGHQを騙したり騙されたり(笑)。

まあ、55年体制で自民党所属議員になったみなさんは大体が元官僚でしたから・・・・・・
で、アノ佐藤栄作元首相も、福田赳夫元首相も元高級官僚お縄になっちゃって臭い飯を食らっちゃったわけです。
まっ、佐藤栄作元首相はチョット偉かったからスル―しちゃいましたけど。

で、みなさん、今日までな~んにもなかったような顔をしてますけど、その後の贈収賄事件、
数々の「政治とカネ」の事件では主役です。表に出た人も出なかった人も(笑)。

ソレが、「保守政治」でした。

まあ、戦後って、ムチャクチャな時代だったし、保守とか言っても守るべき体制なんてなかったわけです。

つまり、GHQ、占領軍の言いつけを守ることが「保守」、「保身」だったわけです。

まっ、その意味では何度代替わり、世襲しても自民党って骨の髄までそういう「保守」です(笑)。

だから、延々と「自民党の、自民党による、自民党のための政治」が・・・・・・

「数は力」、そして「力はカネ」

まあ、大袈裟にいえばそういう思想(笑)。

ところが、去年夏の総選挙で、まあ、カネもあったかも知れませんけど小沢民主党が・・・・・・
アノ、マスゴミのスキャンダル攻勢の中にあっても圧勝しちゃったわけです。

つまり、誤魔化しようのないほど、国民が民主党に投票したっていうことです。
<それまでは誤魔化せましたけど(笑)>


その意味では、「鳩山さん」はいいかも知れません。

なぜなら、コレ以上欲しいモノがないからです。物質的には。

だって、知らないところでひと月1500万円ですから(笑)。

まっ、考えようによっては、心底「慈善家」になれるわけです・・・・・・

で、言われる保守層ですけど、そんな鳩山さんじゃあ困るわけですね。

イコール、民主党じゃあ困っちゃうわけです。

どうしても、仕来りの「自民党」か自民党紛いのモノじゃないとイケないわけです。

つまり「保身」ですね。鳩山攻撃も小沢攻撃も「保身」からです。

まあ、メディアも記者クラブ廃止とかで弱り目に祟り目ですね。特権でしたから。

で、一体全体この日本で、国民大衆ですけど、どこのどいつが「自民党復権」を思い描いてるでしょうか ???
自民党議員でさえ逃げ出す始末の自民党です(笑)。

まあ、保守っていうか保身の悪あがきが、「みんなの党」ったって・・・・・・・

アノ、ミッチーの世襲の「みんなの党、俺たちの党」だし、「たちやがれ日本」とか、自民党脱党を画策する「ねずみ男党」・・・・・
まっ、民主党じゃあ困る勢力、政官財がおカネを出し合っての根っからの保守、保身「新党」です。

まあ、保守、保身「自民党の霍乱」です。何せ占領下、半世紀からの天下でしたから・・・・・

そりゃあ、本格的野党は無理です。「確かな野党」は日本共産党だけです(笑)。

従って、もうすぐ消えます。

それは日本社会党のように(笑)。時間の問題ですね。

あとは、100億円の借金、誰に始末させるか、大変な問題ですけど。

まさかチャラにはできませんね、せめて元金だけでも返さないとイケません。政権党じゃあありませんから。
そのうち、みんな逃げだします(笑)。

だから、麻生さんも森さんも、福田さんも顔出しません・・・・・

小泉さんも、流石です、勝ち逃げしちゃいましたから、今のところ。

まあ、新聞も週刊誌もとりあえず書かなくっちゃ売れませんから。
新聞は書いても売れませんけど・・・・・
テレビも、下らない報道番組はB層は見ませんし、B層なんてそもそも存在しません。
小泉時代のドタバタ選挙の作り話・・・・・

普通の日本人、コッパズカシクッテ、「選挙応援」なんてしません(笑)。

何処かの新興宗教団体の信者を除いては。

そんなわけで、着々と民主党改革は進みます・・・・・

メディアの報道も、「自民党復権」とは書けません、言えません(笑)。

ともかく、国民っていうか団塊世代Jrって自民党をよく知りません。

そもそも、政党への意識が・・・・・・

コレ、現実です。

保守王国「群馬」の・・・・・
  


Posted by 昭和24歳  at 12:10Comments(0)

2010年04月15日

高崎の「ミック・ジャガー」 !??

高崎の「ミックジャガー」!??



   ザ・プラネッツ

本格的エレキブームの到来である・・・・・・

エレキというよりは「グループサウンズ」だろうか。
テレビでは「タイガース」、「テンプターズ」、ブルーコメッツ」、「スパイダース」が連日連夜主役だった。

そんな時、僕より2級上の先輩のやっているバンドで「ドラム」がプロになるのでいなくなるからやってくれと人伝に頼まれた。
実は僕は、ブラスバンドでは小太鼓をやっていて、ドラムはどちらかというと「ジャズ」に興味があった。

それでも面白そうだから二つ返事で了解すると、なんとそのバンド、高崎ではそれなりに人気もあり名を馳せたバンドで、

「ザ・プラネッツ」

と云う名前のバンドだった。

「プラネッツ」はボーカルが高木さん。稼業の米屋を継いでやっていた・・・・・・・・
ベースが中島さん。中島さんは問屋町にある「茂木商会」と云う酸素問屋、工業用品を扱う商社に勤めていた。
そして富岡さんがサイドギター。横浜タイヤで事務かなんかをしていた。
富岡さんはボーカルもやるのだが今度のリサイタルが終わるとプロになる為に東京へ行くので「プラネッツ」を抜けるのだと云う。そしてマネージャーの細川さんと、船渡川さん。

僕がドラムで加入したのはいいが、リードギターがいなかった。
で、リーダの高木さんをはじめみんながリードギター探しに奔走していた。

「中島…今度のリサイタルはしょうがねえからブラックナイツの新井君を借りる事にしたよ」

「仕方ねえな。それにしても『みゆき』のほうはどうするだよ…ケン(高木さん)」

その頃、高崎では唯一のダンスホール「みゆき」、プラネッツはそこの「看板」だった。

「ママがうるせえぞ」

中島さんそういうと・・・・・・

「まいたいなぁ」

と高木さん。

当時高崎には、「マイティーズ」、「ビーズ」と云ったそのプラネッツの高木さんたちと同年代のバンドが幅を利かせていた。
とは云うもののやはり「プラネッツ」はその3つのグループの中でもダントツだったようだ。
やはりその人気の源泉は高木さんのソレ、今で云えば「MC」だろうかステージ運びはピカイチだった。

群馬音楽センターでのリサイタル「第二回」。
そのリサイタルは、一部が「グヤトーンエレキ合戦北関東大会」、二部が「第二回プラネッツリサイタル」と云う施行だった。

手伝ってくれるという新井さん。歳は僕よりひとつ上で抜群のギターテクニックの持ち主だった。
次ぐ年の「グヤトーンエレキ合戦全国大会で」はその新井さんの率いるバンドが全国優勝するのだが・・・・・・・
インストルメンツではベンチャーズのコピー「キャラバン」なんかは完璧だった。

新井さんが練習にやって来た。

プラネッツのレパートリーは当然、「ストーンズ」が中心だ。
ところが、新井さんにはどうもぴんとこないようでどうも癖々している様子・・・・・・・
どうやら新井さんのお得意のギターテクニックが生かせない。

もっとも、ストーンズとベンチャーズではカラーと云うかキャラが全く違う。実際は上手くいくはずもなかった(笑)。
で、取敢えず「リサイタル」は新井さんお得意のベンチャーズを取り合わせてやったものの・・・・・・・
高木さんはその後を新井さんには期待しなかった。

「ケン…新井じゃあ駄目だな。俺たちのバンドには合わない。早く探さねえと」

そのリサイタルの打ち上げの時そういう高木さん・・・・・

「クニ、誰かいねえのかよ」

「クニ」とは、マネージャーの細川さんである。

中島さんも、高木さんもいらだっていた・・・・・・・
と云うのも、「みゆき」のママから出演の催促がうるさかったからだ。

「ケン・・・・・・しょうがねえから兼谷さんに手伝ってもらうか、マイティーズの」

マネージャーの細川さんが言った。

「OKするかな。兼谷さんも自分のバンドがあるし」

と中島さん。

「それに兼谷さんも、新井君と同じインスト系だしな」

兎に角当時はバンドの数はあったもののそこそこいける、これはと云うのはなかなか無かった。
ましてや「タイガース」とか「テンプターズ」のグループサウンズ物はあっても・・・・・・・
「ローリングストーンズ」と云うわけにはなかなかいかなかった。

「クニ…取敢えず兼谷さんに頼んでみてくんねえか」

兼谷さんの家と、クニこと、マネージャーの細川さんの家はごく近所だった。

「わかった。じゃあこれから行って聞いてくるよ」

「じゃあ、俺たちは幸寿司で待ってるから」

細川さんは「参ったなあ」と云うような素振りをして打ち上げの一次会、成田町の菩提樹をあとにした・・・・・・

当時プラネッツは「みゆき」、夏場は藤五の屋上のビアガーデンなどでの演奏が終わると決まって新町の「幸寿司」か成田町の「菩提樹」と云う喫茶店に繰り出した。

そうそう、マネージャーと云えば、細川さんのほかに「船渡川」のイクオちゃんって云う人もいた。
結構面倒見のいい人だったが・・・・・・
結局船渡川さんは先代のドラマー丸山さんとかリードギターの岩井さんたちと一緒に「東京」へ行った。

で、その間、紆余曲折の中、ご案内の「マイティーズ」の兼谷さんに手伝ってもおらうまでもなく、
なんと、その兼谷さんの弟、僕と同い年の「時夫ちゃん」が同時に参加していた。
その時夫ちゃんときたあ日には、こいつが滅茶苦茶上手いギター弾きだった。

ストーンズ、バニラバッジ、クリーム、ビートルズなんかはお茶の子歳々の離れ業。

瞬く間に「プラネッツ」。和製GSから洋モノ専門のバンドに変身。

もちろん、プラネッツのオープニングテーマ曲は、ストーンズの、

♪タイムイズオンマイサイド♪




まあ、ステージでの見せ所は「テルミー」で一躍スターダム!!

スターダムとは云ってもここ、高崎、前橋近辺だけの話だが(笑)。

それでも、当時、爆発的人気を博していた、「オックス」の前橋公演のの前座・・・・・・・

あの、ボーカルが失神しちゃうやつです。

で、「テルミー」はやらないという条件で出演!!

当然、オープニングは♪タイムイズオンマイサイド♪で・・・・・・

それでもそのスターダムぶりは半端ではなかった。

ボーカルが高木賢次郎、ベースに中嶋健二。サイドギターが野中勲、リードギター兼谷時夫、そしてドラムの僕。
ボーカルの高木さんはお世辞にも歌が上手いとは…本人は自信たっぷりだから何とも云えない所だが・・・・・・
しかし「パフォーマンス」は抜群!!まさに、

「高崎のミックジャガー」

その高木さん、ルックスがひょうきんだ。グループサウンズだと言うのに、ヘアスタイルは「角刈り」。
もっとも家業が「お米屋さん」だからそれはそれとして、それにしてもその高木さんのボーカルは他を圧倒していた。
ストーンズは未だ良いが・・・・・
ミックジャガー自体がやはりブルースと言うかなんと言うか、要するにハートだけの歌手だから、
しかし、ビートルズやビージーズになると笑っている訳にもいかなくなる。

「俺、レディマドンナやりてんだけど」

結局やった、英語とも日本語ともつかない感じで(笑)。

当時は練習スタジオなんていう気の利いたものはない・・・・・・・・
で、練習場所は「福田赳夫」代議士の事務所を借りてやった。
なぜ福田代議士かと言うと、米屋「若米会」と云う米屋の倅が集まって、時の代議士「福田赳夫」を後援すると云うやつ。

何とも滑稽な感じであった。後に総理大臣におなりになるのだが、
あの人なつっこそうな笑顔の大きな「福田赳夫先生」写真をバックに、ソレも「ミックジャガー」なのだから・・・・・・

そう云えば、高崎の「ミックジャガー」、なんとなく「福田赳夫」先生に似てなくもない。
最近会ったら一段と趣を増して「クリソツ」(そっくり)になっていた(笑)。

まあ、変な時代だった。
代議士事務所で「エレキバンド」なんだから・・・・・・

のんびりしていたと言えばのんびりしていた、そんな時代のかも知れない。

今から、40年から昔の話だ(笑)。

高崎の「ミックジャガー」!??

  


Posted by 昭和24歳  at 07:35Comments(0)

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