2008年07月07日
昭和44年生まれの青年。
ひょんなことで知り合った『昭和44年生まれの青年・』・・・・・
昭和44年生まれといえば今年で38歳になる。
リアルタイムでこの国の戦後を全く知らない世代。
彼の母親は僕の姉と同じ年代、昭和18年生まれだという。彼が中学生の頃父とは離婚、妹が一人。
妹は結婚していて子供もいて・・・・・
「おふくろですか・・・・・?
好き勝手していてどうしょうもないですよ。」
そう言って、母親の日常を僕に話す。
実はその青年、とってもしっかりモンなのだ。
「結婚ですか?
もうあきらめてます(笑)。
考えたこともなかったですよ、今まで。
自分の生活がやっとだって言うのに、結婚したって食わせていけないし。」
昭和44年生まれ・・・・・・その時代の話をした。
「今の時代の原点かな、昭和40年代は。」
学園自治闘争の頂点だった東大安田講堂騒動。
それが“東大”だったというところもかなりシンボリックな騒ぎだった・・・・・
昭和40年代と言えば大学進学率も、とくに田舎の僕らの町ではクラスでも二人か三人。
総体的にも2割に満たないそれだったに違いない、そんな時代。
まさに、今に言う“格差社会”。経済高度成長という中の、それは持つもの、持たざるものということではなしに、
ある意味“学歴”と言う社会構造にある種、無頓着だったのかも知れない僕らの親たち。
当然その親たちは戦中戦前とまさしく“平民”でその意味では最下層の大衆だった。
僕らの時代でさえ高校進学はせずに工業系大企業に就職していった友達もその“大学進学率”と同じくらいいた。
中には“夜学”に通いながら高卒とした友人もいた。
「たしかに大変な時代に生まれたんだな、君たちは・・・・・・
でも今と大きく違うのは、あの頃は給料が一挙に“倍”になったりする時代で、
昭和48年のオイルショックに始まる狂乱物価、そして田中角栄までは格差社会とはいっても、
中卒で大工とか職人になった連中のほうが高卒、大卒のサラリーマンより何倍も稼いでた。
早い話、“腕”で稼げた。僕もその時代はキャバレーのバンドマンで大卒初任給が5万円前後の時に20万円くらい。
とにかく、その頃発売されたトヨタカローラがたし47万円。○専手形だったけど半年くらいで買った。」
「へーーーっ、今友達の大工なんか日当1万円行かないってこぼしてますよ(笑)。」
「その時代のツケが今なんだろうな。
その当時、学生運動する連中は親丸抱えの学生生活だから“革命”なんて言ってられたんだ。
親の仕送りのない連中は“アルバイト”でそれどころではない。学校が閉鎖されると喜んでバイト三昧だった。
そんな学園紛争、学生運動で何が変わった?、世の中どう変わった?、なにもかわってないどころかますます悪くなっている。
学生自治からの学園紛争から、反戦運動・・・・・ベトナム戦争の。
アメリカが負けて撤退して、それでも年がら年中戦争、戦争。この国だけが別世界。
世界同時革命とかで中東でゲリラ、潜伏の日本赤軍革命家も今じゃあ還暦の望郷でここに老いを晒してる。
結局、世の中、何にも変わらなかった。昔のまま、いや、悪くなった。
“格差”。あの時代のそれは“社会的職業格差”でも所得は“逆格差”だった。
公務員が僕らを羨ましがった。
実態は、公務員になるようなやつは“力”のないやつと言う風潮さえあった(笑)。
しかし、オイルショック以降の赤字国債は“ゼロ”から30年で800倍・・・・・」
その青年は沖縄が好きだという。
俗に言う“フリーター”だが、一人モンの成せる業か、年に一度は2、3週間ほどの期間沖縄に滞在する。
今年の夏は三度目かの東アジア、インドまで足を伸ばすとか・・・・・・
この国の歪な時代、歴史をリアルタイムで生きてきた僕らはどんな言葉を遺せばいいのだろうか。
日に日に成長が手にとるようにわかるわが娘にどんな風景を遺せばいいのだろうか。
僕らの父母の時代とは違って、曲がりなりにも言論があり、人権があり、選べる情報は山ほどあり、
そんな甘い世界にいて、僕らに遺せるものはなんだろう。
次第しだいに“ニガク”、“スッパク”なる世界を感じながら僕らが遺せるその風景は、
僕らの父母は偉大な風景を僕らに遺してくれた。
ここに60余年、揺るぎのない“平和”というそれを、例えそれが“ここ”だけのものであったとしても、
“ここ”に戦場がなかったということだけは事実なんだから。
それにしても、今は何かと談合だの、汚職だの・・・・・
最近のニュースでは、大分の教職員の教職員免許試験で教職員が自分の息子、娘のために試験の「手心工作」を教育長に贈収賄。
みんな、そんな犯人は僕ら、いわゆる団塊世代。あの時代の学生運動世代がいい年をして悪さをして捕まっている。
それを思うと、僕らの父母世代は偉大だったなぁ・・・・・
2008年07月07日
行方知れずの日本
官僚的愚想、愚行!!
サミットの洞爺湖プレスセンター・・・・・
なぜか会場から30キロ近く離れた場所に“30億円”からかけて「エコ」を哲学に建設とか。
しかし、これをサミット終了と同時に「取り壊す」のだそうだ。
しかも、その取壊し費用にいくらかかるのか、そしてその用地賃貸にいくらかかっているのか。
このご時世、なんたる税金の無駄遣いか・・・・・・・
せっかく「30億円」もかけて建設したのならいくらでも施設再利用の方法があるだろうに。
しかもいくら「賃貸」といっても、北海道の山間地賃貸料は知れている“はず”だ。
それを壊してしまっては、「30億円」がまるまる、プラス取り壊し賃、用地代が丸々無駄になる。
まさか、その建設、取り壊し、用地賃貸に「談合」は無いだろうな。
一事が万事、官僚のすることは「大衆感覚」とは程遠くかけ離れている。
ここ群馬でも先の「緑のシンフォニー」とか・・・・・
県予算は一体いくらだったのか県議会議事録でも見なければその詳細はわからないが、
高崎の、“もてなし広場”にそのために造った「大規模ガーデニング」、いくらかけたのか?
それを取り壊している。
てっきり、そのイベントの名残として「庭園」として存続させるものと思っていたら、いまや花も樹木、見る影も無い。
ところで、二言目には財政難だと言う政府だが、このサミットでもアフリカ支援等で大盤振る舞いの趣。
財政難は日本どころかアメリカをはじめどこも大ピンチだ。イギリスの首相が言い出しているアフリカ支援策・・・・・
「お金はニッポンで」
と言うことか。
石油高騰問題にしたところで、ブッシュは石油屋、多かれ少なかれ各国首脳は大富豪かその一族・・・・・・
正直、ニッポンはサミットどころではない。
まさかこのサミットで、前回の沖縄サミットの時のように――――
「九州・沖縄サミットを巡るハイヤー料金水増し事件で、
外務省経済局の課長補佐、小林裕武容疑者と事務官の大隈勤容疑者が詐欺の疑いで今日警視庁に逮捕されました。
調べによりますと、小林容疑者らはハイヤーの料金を水増し請求し、
その水増し分およそ1300万円をハイヤー会社からタクシークーポン券などの形で受け取って大半を換金した上、
私的に流用した疑いが持たれています。」
九州沖縄サミットでは総額約815億円。森内閣当時の「バカ贅沢三昧振り」がいろいろ批判され、
挙句、外務省ノンキャリ官僚までが逮捕されるという「トンデモ・サミット」だったが・・・・・・・・
欧米でのサミット開催費用は精々が「10億円前後」の話で済んでいるという。
それが我が財政難国家は惜しげもなく「815億円」も!!
キャビアをさかなに貧困国の債務を協議(タイムズ紙)――――――
英国メディアは22日、九州・沖縄サミット(主要国首脳会議)の「あまりのぜいたくぶり」を批判する記事を一斉に報じた。
報道は、サミットに合わせて工事を急いだ豪華会議場や自衛隊の護衛艦も出動した厳重な警備態勢に加え、
IC式のデジタル録音機を報道陣におみやげとして配るなど、日本側のぜいたくな「もてなし」に集中。
タイムズ紙は22日、首里城で開かれた政府主催夕食会のメニューまで紹介し、「まるで大名旅行」と評した。
日本政府のサミット開催費用約800億円は、過去最大。一昨年の英国・バーミンガム、昨年のドイツ・ケルンの100倍近い。と、当時英国タイム紙は報道。
今回の洞爺湖サミットでは―――――
英フィナンシャル・タイムズ(FT)は、4日付で7日からの主要国首脳会議(洞爺湖サミット)で 議長国を務める日本について、
「行方知れずの日本 姿が見えないホスト国」
と題した論評記事を掲載した。
中国など新興国が台頭する中、日本の存在感が急速に薄れていることを手厳しく指摘した。
さらに、「日本は依然として世界2位の経済大国だが、政治的にはその存在が見えないも同然」と指摘した。
「政治的にはその存在が見えないも同然」
つまり、政治的意思がまるで無い。言い換えれば“属国”であると暗に皮肉っている。
それでも、1兆ドルを超える外貨準備高のノー天気な政府。しかも、円に換金できないその「米ドル」だから、せっせとアメリカに献上するのみ。
なんとしたものか・・・・・国民もいたって・・・・・
サミットの洞爺湖プレスセンター・・・・・
なぜか会場から30キロ近く離れた場所に“30億円”からかけて「エコ」を哲学に建設とか。
しかし、これをサミット終了と同時に「取り壊す」のだそうだ。
しかも、その取壊し費用にいくらかかるのか、そしてその用地賃貸にいくらかかっているのか。
このご時世、なんたる税金の無駄遣いか・・・・・・・
せっかく「30億円」もかけて建設したのならいくらでも施設再利用の方法があるだろうに。
しかもいくら「賃貸」といっても、北海道の山間地賃貸料は知れている“はず”だ。
それを壊してしまっては、「30億円」がまるまる、プラス取り壊し賃、用地代が丸々無駄になる。
まさか、その建設、取り壊し、用地賃貸に「談合」は無いだろうな。
一事が万事、官僚のすることは「大衆感覚」とは程遠くかけ離れている。
ここ群馬でも先の「緑のシンフォニー」とか・・・・・
県予算は一体いくらだったのか県議会議事録でも見なければその詳細はわからないが、
高崎の、“もてなし広場”にそのために造った「大規模ガーデニング」、いくらかけたのか?
それを取り壊している。
てっきり、そのイベントの名残として「庭園」として存続させるものと思っていたら、いまや花も樹木、見る影も無い。
ところで、二言目には財政難だと言う政府だが、このサミットでもアフリカ支援等で大盤振る舞いの趣。
財政難は日本どころかアメリカをはじめどこも大ピンチだ。イギリスの首相が言い出しているアフリカ支援策・・・・・
「お金はニッポンで」
と言うことか。
石油高騰問題にしたところで、ブッシュは石油屋、多かれ少なかれ各国首脳は大富豪かその一族・・・・・・
正直、ニッポンはサミットどころではない。
まさかこのサミットで、前回の沖縄サミットの時のように――――
「九州・沖縄サミットを巡るハイヤー料金水増し事件で、
外務省経済局の課長補佐、小林裕武容疑者と事務官の大隈勤容疑者が詐欺の疑いで今日警視庁に逮捕されました。
調べによりますと、小林容疑者らはハイヤーの料金を水増し請求し、
その水増し分およそ1300万円をハイヤー会社からタクシークーポン券などの形で受け取って大半を換金した上、
私的に流用した疑いが持たれています。」
九州沖縄サミットでは総額約815億円。森内閣当時の「バカ贅沢三昧振り」がいろいろ批判され、
挙句、外務省ノンキャリ官僚までが逮捕されるという「トンデモ・サミット」だったが・・・・・・・・
欧米でのサミット開催費用は精々が「10億円前後」の話で済んでいるという。
それが我が財政難国家は惜しげもなく「815億円」も!!
キャビアをさかなに貧困国の債務を協議(タイムズ紙)――――――
英国メディアは22日、九州・沖縄サミット(主要国首脳会議)の「あまりのぜいたくぶり」を批判する記事を一斉に報じた。
報道は、サミットに合わせて工事を急いだ豪華会議場や自衛隊の護衛艦も出動した厳重な警備態勢に加え、
IC式のデジタル録音機を報道陣におみやげとして配るなど、日本側のぜいたくな「もてなし」に集中。
タイムズ紙は22日、首里城で開かれた政府主催夕食会のメニューまで紹介し、「まるで大名旅行」と評した。
日本政府のサミット開催費用約800億円は、過去最大。一昨年の英国・バーミンガム、昨年のドイツ・ケルンの100倍近い。と、当時英国タイム紙は報道。
今回の洞爺湖サミットでは―――――
英フィナンシャル・タイムズ(FT)は、4日付で7日からの主要国首脳会議(洞爺湖サミット)で 議長国を務める日本について、
「行方知れずの日本 姿が見えないホスト国」
と題した論評記事を掲載した。
中国など新興国が台頭する中、日本の存在感が急速に薄れていることを手厳しく指摘した。
さらに、「日本は依然として世界2位の経済大国だが、政治的にはその存在が見えないも同然」と指摘した。
「政治的にはその存在が見えないも同然」
つまり、政治的意思がまるで無い。言い換えれば“属国”であると暗に皮肉っている。
それでも、1兆ドルを超える外貨準備高のノー天気な政府。しかも、円に換金できないその「米ドル」だから、せっせとアメリカに献上するのみ。
なんとしたものか・・・・・国民もいたって・・・・・



