2008年06月03日

♪風に吹かれて♪

ボブ・ディランのそれはアメリカのその“時代”を歌った・・・・・
その時代、世代の“メッセージ・ソング”だった。


<ウィキペディアより拝借>

♪風に吹かれて♪

♪どれだけ多くの道を歩いたら
人は一人前と呼ばれるようになるのだろう

どれだけ多くの海を越えたら
白い鳩は砂の上で眠りを迎えられるのだろう

どれだけ多くの砲弾が飛び交えば
大砲が永久に禁じられるようになるのだろう

友よ、答えは風の中に
風に吹かれて消えてゆくよ~♪

http://www.youtube.com/watch?v=A4nPJ-YYHBc&feature=related

その歌のなかでは戦争の中での人種差別とその“反戦”というアメリカの若者の時代思考。

その意味では日本のそれは“軟”(やわ)で、そのような徴兵は“昔の話”僕らの親父の時代。
そして、それほどの“人種差別”、あったにはあったが、特別にあったわけでもない。

太平洋戦争中にその歌が、♪風に吹かれて♪が歌われていたなら・・・・・・
一銭五厘の“赤紙”一枚で“お国”に、天皇陛下のために命を捧げなければならなかったか、

やはり・・・・・・

♪友よ、答えは風の中に
風に吹かれて消えてゆくよ~♪

だったのだろうか・・・・・

・・・・・みたいなことを思いつつ、この60年をふと考えてみる・・・・・

僕らのその時代の♪風に吹かれて♪は、一言で言えば“平和”。

「ここだけの平和・・・・・」

それは「ここだけの話」とか、「ここだけの秘密」のような平和。

そんなことでいいのだろうか・・・・・と自問自答しながらも・・・・・

それは、もう「やり直すことのできない」、その意味では「取り返しのつかない」・・・・・・

「ここだけの話」と、「ここだけの秘密」という『平和』。

なにを喋っているのかさっぱりわからない「美しい日本」といった“アベシンゾー前首相”。

やはり僕らのそれが、「ここだけの話」とか、「ここだけの秘密」というように、

“アベシンゾー”のそれも、「ここだけの話」とか、「ここだけの秘密」と言ったような『平和』なのだろうなぁ。

しかし唯一と言うか、“唯ニ”皇室を持つアジアの友好国『タイ王国』の・・・・・

政変“クーデター”

プミポン国王「クーデター支持」を表明。
タクシン首相はロンドンで失業しましただって言うし・・・・・

なんか日本も政権危なくなったら“クーデター”で、国民から愛される天皇「“クーデター政権」支持!!
なんていうことになったりして・・・・・
んなことはないか(笑)。

「ここだけの話」とか「ここだけの秘密」で。

だいいち、今度の総選挙も自民党絶対に勝てるわけないし・・・・・

だいいち、“小泉チルドレン”は完全に“チルド”で固まっちゃってるし。

出来たとしても絶対に、「シンキロー院政政権」だし。

時代という♪風に吹かれて♪・・・・・・

それとも、

♪明日は明日の風が吹く~♪

なんて、小泉前総裁なら、親父ギャグかましそう。

しかし、ボブ・ディラン・・・・・ガツンと効いてるね。

ボク・ディラン(笑)。
  


Posted by 昭和24歳  at 19:11Comments(0)

2008年06月03日

憲法9条という思想

>問題は、誰が責任を持って、先が見える発言をするか。

二十歳で選挙権を得て早くも40年が過ぎようとしている僕ら世代。
そして次第次第に“攻め”の世代から“守り”の世代へ・・・・・
さらに“終焉”へと刻々と時間は迫り来る。

僕らは実に“特異な世代”の人種ではないだろうか・・・・・・
子供ながらに感じた戦後、敗戦と言う激動の時代。

その時代は僕らには何一つ押し付けがましいものはなかったと僕は感じている。
あたかも彼の大戦で300万余の無辜の犠牲を恥じ入るかのように、
それまでの時代とは比べようのない寛容さで、ある意味僕ら世代を甘やかしてきた。

それは僕らの父母が同じで・・・・・・
この、自分たちの子供にはもうあの戦争体験はさせたくないとの思い。
そして戦中戦後の食糧難を、もうこの子供たちには味合わさせたくない・・・・・
そんな思いからか、僕らはその親たちからだけではなく、
“社会”、いや、“時代”そのものから甘やかされてきたように思えてならない。

高校、大学進学が当たり前の時代・・・・・
敗戦後、たったの20年と待たずに他国の戦乱に乗じた奇跡的“経済復興”で。

そうした子供、若者たちが、時既に“中高年”の時代。
僕らが培ってきたものとは一体なんだったんだろうか・・・・・・


過日、NHKラジオ「私の戦争体験」と言うなかで、

“鶴見和子さん”(後藤新平の孫)という80を超えた社会学者、歌人のお話を聴いた。

とうとうと、とつとつと話される語りは実に傾聴させられた。



「憲法9条は米国が作った憲法ではないのよ・・・・・
あれは第一次世界大戦の反省から生まれた“平和思想”なの。
みなさん勘違いしていらっしゃるのね。
憲法9条は人類の“理想”なのよ・・・・・」


と、話された。

「日本と言う国はそれを受け入れられる国なの・・・・・
日本と言う国は、仏教も、キリスト教も、イスラム教もヒンズー教もなにもかも包含してしまう国なの・・・・・
あなた、“曼荼羅”をご存知?」


聴き手のアナウンサーにそう問い掛ける鶴見さん。

自分が仏教徒でも、特別な信教を持つ人間ではないと断りながら、

「強いて言えば、“自然教”かしら・・・・・」

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C6%EE%CA%FD%B7%A7%C6%EF

“南方熊楠曼荼羅”

その鶴見和子さんは“南方熊楠”の研究者だと紹介されていた。

「戦争をしてはだめ。絶対にだめ・・・・・
でも愚かしいことに、ブッシュ大統領は己の正義だけを振りかざしてイラクを攻撃してるのね。
それを何の根拠もなく支持した小泉首相も私は許せないの・・・・・・
許してはいけないの。
私は日米開戦時米国に留学していたの・・・・・
だから“非国民”だって言われたのよ・・・・・・
なぜ戦争がいけないかをきちんと説明できる大人がいなくなったのね。
戦争体験なんてないほうが良いに決まってるわよ・・・・・
だから私は今も言い続けるの、戦争は絶対にだめだって。
それはね、今の子供たち、そしてこれから産まれようとしている子供たちへの“私の”責任なの・・・・・
でも、もうすぐ死んでしまうけどね・・・・・
ほら、半身不随の老婆よ、私は」。


そう言って鶴見和子さん言葉をひいた。慧眼である。

鶴見和子さんは一昨年逝去、享年88
「萎えたるは萎えたるままに美しく歩み納めむこの花道を」と生前に詠んだ歌にふさわしく、最後まで実践と学問と道楽をひとつの生き様として華やかに貫いた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B6%B4%E8%A6%8B%E5%92%8C%E5%AD%90
<Wikipedia抜粋引用>

僕が感じる今日までの自民党政権は日本国民、最悪の中の“最善”の選択だと思っています。

しかしそれはもう賞味期限、消費期限はとっくに期限切れ・・・・・
今日、国民はそんな「賞味、消費期限切れ」を目の前にして右往左往している。
それは長年政治を疎んじ続けてきた付けでもある。

暴動さえ起こせない国民・・・・・
もし欧米ならこれほどの政治家、官僚の不正と無茶苦茶な立法を前にすれば大規模デモ、スト、暴動は必ず起こる。
いや、現実に起きている・・・・・

政治は一度無茶苦茶に“破壊”されなければならない。

先の後期高齢者医療制度という特定の年代層を差別した政府の政策。
そこに見る政府、国家の意図は・・・・・
けして他人ごとではない、誰しも必ず高齢者になる。
そしてもっとひどいのはそこでは、
本来、国の責任で守られなければならない“重度障害者”をも差別した高齢者医療制度・・・・・
そこに見る、いとも簡単に国民を差別する官僚思想とは一体なんなのか!!???

これほどの差別的な所得再配分が続けられるなら、そして異常な物価高に何の政策も講じないのなら、
今後、国民が大規模デモ、ストをしたり、暴動を起こしたり・・・・・・

そこから生まれる健全な民主主義。

それを保障するのが思想としての“憲法9条”ではないだろうか。

まさかそんな時、国家、政府は国民保護法を盾に国民に銃口を向けるだろうか・・・・・・
  


Posted by 昭和24歳  at 15:36Comments(0)

2008年06月03日

雑感“由緒怪しいニッポン国”


“そうでない”と信じたい大和民族とか・・・・・・

“古伊万里”だがもとは『焼き物戦争』とかで拉致連行された“朝鮮陶工”がはじまりとか、はじまりでないとか。
もっともかの大戦中の東郷外務大臣も半島からの由緒ある陶工の子息とか・・・・・
なんのことはない、このニッポン由緒だの糸瓜だのより、実に懐の深い民なのである。
なにせ“青い目のチョンマゲ横綱”さえ誕生するかも知れないっていうんだから、もし琴欧州、明治神宮、伊勢神宮で横綱しめて奉納土俵入りなんてえことにでもなればアマテラスさまも仰天、天岩戸から飛び出してくるやも・・・・・



まあどうでもいいが、“ニッポン”とはどうもその由緒とやら、実に“怪しい”。
どこに理由があって“単一民族”だなどとのたまうのか、それも天皇を中心とした“?千年”のだとか・・・・・
それも時の首相、「日本は天皇を中心とした“神の国”」だとか、いつぞやの首相の「日本は歴史のある、伝統的な“美しい国”」だとか(笑)。

“古伊万里”の時代・・・・・・
いや、それよりずっと昔からだろうが、この島国、半島、大陸から攻められたり、攻めたりのこの国の権力者。

実は、そのず~うっと昔にその大陸から負われ逃延びた地がこの島国だという“DNA”にあるんじゃあないだろうかといった話・・・・・
そもそもが“天孫降臨”だなんて宇宙科学技術の全く発達していない時期に“天”から“ヒト”(神)が降りてくるわけもないし・・・・・

ほんとうは大陸、半島で戦に負けてこの島国に逃げ惑いたどり着いた。
それでもって、この島国の農民、漁民をそのもてる武器で押さえ込む口実に“天孫降臨”、天から舞い降りた神の子孫だなどと神話作り。
まあ“神話”だから、どんな嘘でもいいわけだから、証拠なんて要らないわけだから・・・・・
ましてや、それなりに文明開化の明治にだって、いや、それどころか昭和にだって“現人神”だなんて“信じろ”というのが国家、政治なんだから、
はなから、大人の話ではない。いや、子供にだって話にならない話だったんだし。

まさかそんな“神々”の集団が夜逃げ同然に大陸、半島からだったなんて・・・・・
その子々孫々、本当だとはわかっていても“信じたくはない”はずだし。

でも、今上天皇・・・・・ポロリと本音を・・・・・・

「遠い昔、貴国(韓国)とは親戚だった」

と言ったとか、言わなかったとか・・・・・・

早い話が、この島国の土民にはそもそもがオリジナルな文化などはなく、
みんなそうした大陸半島からのクイツメモン、“負け組み”のそれだから、しまいには・・・・・

「中国は日本の物真似ばかりしている、知的所有権の侵害ばかり・・・・・」

とかなんとか外務大臣だか誰だかがイチャモンつけたって、

中国のあの“デコチン”の外交報道官、

「なにを言うか、ニッポンこそ中国の漢字を数千年とタダで使ってるじゃあないか!」

と逆にねじ込まれる始末。

そういわれれば、漢字は立派な中国の“文字文明文化”ですね・・・・・
その意味では韓国、朝鮮は偉い、オリジナルな“ハングル文字”でほとんどを統一している。
日本も、中国に四の五の言われないように、“かな文字”、いっそうのこと“万葉仮名文字”にでも統一したらどうか。

“磁器”にしろ“鉄”にしろ全部大陸、半島の技術・・・・・
それは“技術の輸入”どころの話ではなく、技術者、職人からして大陸半島人が移住したか、拉致連行されたか。

なんのことはない・・・・・

天皇も、公家も、武家も全部旧を正せば“大陸半島人”だもの“奈良平安”全部漢字。
結局、由緒あるニッポン人、日本民族はこの島国の“土民”で・・・・・・
それは神代の昔も今もなんら変わらない。

だもの、土民の末裔の由緒ある僕ら国民と、政の渡来人の末裔とが交わるはずもない。
何百代に亘って由緒正しいとか何とか・・・・・
それは“由緒”は由緒でも、そちらの“由緒”で、古来より、農林漁業で生計するところの“由緒”ではない。

最近そこのところが、あからさまに・・・・・

そうか、このところの“大陸半島”との諍いは、血のつながる争い。
そう言えば、血のつながる諍いはとにかくどこでも収拾がつかないのがツネ。

そういえば、天皇執権の時代も、武将戦国時代も権力争いで親が子を、子が親を、兄弟同士が殺し合い。
それに、近親の婚姻も当たり前・・・・・

土民、一般大衆はやはり“触らぬ神に祟りなし”ということなのか。

ならば、選挙だって・・・・・・
その現代版“戦”になるとその種の族は異様に血が騒ぐようで、普段はそ知らぬ素振りの高貴さも、電信柱にさえ土下座する様は、
一般国民にはなかなか出来る芸当ではない。

その現代版戦、選挙には誰が勝とうが負けようが「触らぬ神に祟りなし」と言うことになるのでは?
  


Posted by 昭和24歳  at 06:15Comments(2)

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