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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション  at 

2008年01月17日

米軍戦闘機

今日も、五月蝿いなぁ・・・・・・

“米軍戦闘機”

今朝の新聞に「米軍飛行を認める」との報道・・・・・・

自衛隊は「知らない」ですと(笑)。

数週間だろうか、いや、2、3ヶ月だったろうか20代の頃福生の友だちのところに居候したことがあった。
1972年、昭和47年のころのことだ・・・・・

米軍のB-52爆撃機や、F-111戦闘機やとてつもなくでかい輸送機がその横田基地での轟音は日常。
今もそうなのだろうか・・・・・・?

その後仕事では、米軍とか自衛隊基地のある千歳、三沢、小牧、各務原、岩国には何度かいったことがあるが、
やはり時たま、その戦闘機の轟音に出くわす。

“日米安全保障条約”は米軍の日本本土使用を、片務的にそこの国際条約で「認めている」。
それは、江戸末期の“日米通商条約”とか、“日米和親条約”からの遺物なのかも知れないが、
まあ、いずれにせよ・・・・・・

「戦争に負ける」と、

どいうことになるのかのいい見本のようなものではないだろうか。

しかし、笑っちゃったのは、市民、国民の苦情、問い合わせについて、“自衛隊”・・・・・・

「知りません」

じゃあ、「点ける薬」はないというか、“ナントカ丸出し”ではないだろうか。

仮にも、政府、防衛省の主張する「日米同盟」がそれであって、米軍駐留経費(思いやり予算)、
その他もろもろ併せて、“1兆円”からを、ミカジメ料として上納しているのに、
せめて、この国が「平時」というなら・・・・・・

「知らない」はないでしょう。「知らないは」。

もっとも、このニッポン国の、いわゆる「制空権(軍事的)」は米軍の管制下で、
民間航空旅客機も実に不都合な“飛行ルート”を強制されている。
そのことから生じる、民間機同士の「ニアミス」や、あの悲惨な航空機事故「御巣鷹山日航ジャンボ墜落事故」・・・・・・
なぜ、航行不能になったのか、なにかの爆発で“圧力隔壁”損傷という結論ですが、
当時の、自衛隊の行動、米軍の行動には「JAL123便」の墜落に関するその辺の事情があるようにしか思えません。

新宿御苑にPAC3機材=迎撃ミサイル発射の調査開始-防衛省
<1月15日10時31分配信 時事通信>

ここ2、3日の米軍のジェット戦闘機の轟音・・・・・
その自衛隊との関連か?

それともこんなニュースも、

「米F16戦闘機が群山基地に飛来」

米本土を離陸し、太平洋上空で空中給油を受けた米空軍F16ファイティング・ファルコン戦闘機が15日、韓国・群山基地に着陸した。
今回飛来したのは、サウスカロライナ州の第20戦闘飛行団に所属する20機。
米軍が空軍兵力を世界各地に展開し常時警戒態勢を取る「航空宇宙遠征軍」の一環として、韓国に4カ月間配備され、さまざまな訓練などを行う。
<朝鮮日報 >

韓半島と横田あたりの往復ならその“F16ファイティング・ファルコン”ならものの数十分じゃあないだろうか。
時速700キロほどの民間航空旅客機で、成田~ソウル間が1時間チョイなんだから、音速の2倍だといえば“スーパーマン”どころの騒ぎじゃあない。

それにしても「航空宇宙遠征軍」だとはなんか物々しいというか、SFチックというか・・・・・・

それにしても、軍事予算約34兆円の“米国”と、実質10兆円規模の“元大日本帝国”が、
総国家予算約5000億円だといわれてる“朝鮮民主主義人民共和国”に「なぜ?」そこまでして敵視するのか。

米国の公共事業は“戦争”だといわれている。
そしてこの日本の公共事業は、いわゆる“土建”だと・・・・・・

しかし、「国民の生命と財産」、そして、その「安全」を守るといわれてしまえば、
その「土建」が批判されるなか、わが国“元大日本帝国”としては「戦争」といわないまでも「軍事・国防」を“公共事業”にしないわけには行かないのかも知れない。

明日からの国会、「“ガソリン暫定税率廃止か存続か!」だというが、バカバカしい・・・・・
なぜ今更、“25円”税率を弄る?
どうせなら、元昔に、リッターあたり90円くらいの時に弄っておいてくれたらもっと問題の矛先は別のところに見えたかも知れない。

「さらに原油高騰」だとか・・・・・

石油元売は来月にも更なる値上げを言っている。

税金下げた分、値上げされたら国民、踏んだり蹴ったり(笑)。

まあいっか・・・・・・

それにしても、戦闘機、五月蝿いなぁ、今日も!



  


Posted by 昭和24歳  at 15:05Comments(0)

2008年01月15日

小沢昭一の小沢昭一的こころ

小沢昭一の小沢昭一的こころ
http://www.tbs.co.jp/954/ozawa/index-j.html

小沢一郎の小沢一郎的こころ・・・・・

>糞みたいな男のようだ。

御意!!

昨夜の友人との話だ・・・・・

しかし、小沢一郎、同じ“糞”でも、真冬の“ウンチ”で、カラカラに干からびて・・・・・
今朝、わが愛犬の夕べの“ウンチ”みたいで、カラッカラに乾いちまってて、干からびちまって、
集る銀バエもない・・・・もっとも冬だから銀バエはいないけど。

しかし、鳩ポッポが代わりに詫びているのには笑っちゃうを通り越して哀れ・・・・・
いや、なにが哀れかって、民主党そのものがミスボラシイことこの上ない。

確か、“新テロ特法案”の対案を出して、参議院ではその趣旨説明と質疑まで行われていた。

そうか、「棄権」ということは“ブッシュ”へのポーズ?
それとも、入魂だとかの米、民主党への“ポーズ”?

「反対はしてないよ」っていう・・・・・

もう少し、上手く国民を騙せないものかなぁ・・・・・
参議院、廃案じゃあなくて、継続審議にとかさぁ!

福田首相問責決議とかさぁ!!

参議院じゃあ与党じゃあないか・・・・・

石油税の暫定税率なんてどうでもいいじゃないの。
その時に、衆議院で再採決だったら“問責”出すとか言ってるけど・・・・・
それなら、その使い道で議論すべきじゃあないのか!!???

そしたら、前経団連会長の「奥田トヨペット」が・・・・・

「日本が格差社会だとか言うけど、アフリカと比べたらそんなにひどくない」

だって・・・・・週刊誌で・・・・・

アフリカと比べられちゃあ、日本国民どうしようもないね(笑)。

「景気の悪いのは日本だけで、
中東やアジアでは“ランクル”や“レクサス”もっと送れって五月蝿い」

だって(笑)。
たまらないね・・・・・ニッポン困民。
オマエラのために、20兆円も昨年だけで「ドル買い」したって言うのに。
糞の役にも立たない貿易収支のために・・・・・

それより何より、その、“モノ”と“サービス”の貿易収支より、
『所得収支』っていうのが、ものすごい勢いで増大してるんだそうだ・・・・・
つまり、マネーゲーム、海外での投機の所得が。

なんでも、消費税増税なんかしないで、廃止して、累進課税制、物品税制を復活させ、
1億円以上の金融資産税、都市計画、公共事業等で値上がりした家賃所得への課税強化、
「吸うと危険、死ぬ」というタバコ税を1000円にするとか(笑)。
そして、それら内外の投機所得に課税強化すれば、一発で赤字国債帳消しだそうです。

つまり、赤字国債を発行する前の日本の制度に戻す・・・・・

「金持ちが海外逃亡する」

って言うけど、そんな愛国心のないやつは、
海外にいようが宇宙にいようが、日本国籍を脱籍しない限りはどこで儲けようが地獄のそこまで課税する。

しっかし、駅構内ホテル・マンションの“アパ”は鼻につくなあ・・・・・
いったいいくらで、国鉄清算事業団から手に入れたんだろうあそこの土地。

なんでもあの手の会社は、「プライムローン」じゃあないけど、ローンそのものを証券化して、
失敗した時は投資家の損で、成功した時は事業家の大儲け。
幾重にも、非課税の法律が盛り込まれているらしい・・・・・「らしい」ですけど。

租税特別措置法“特定目的会社”とか。
http://www.apa.co.jp/appletown/pdf/wine/0512_wine.pdf#search='日本を語るワインの会'
アパ代表の自宅にて・・・・・  


Posted by 昭和24歳  at 13:35Comments(0)

2008年01月15日

電気テレビ

電気冷蔵庫に電気洗濯機・・・・・電気釜・・・・・

そうか、今は“電気釜”なんて言わないかも知れない。

そうそう・・・電気掃除機、今では電気自動車なんて云うのも出て来た。
人は笑うが、僕はそれを「電気テレビ」と云おう。

最近はその「電気テレビ」がツマラナイ・・・と云うか面白くない、と云うか「不愉快」。

ニュースだけがなぜか、妙に生々しい。

戦争、通り魔事件、そしてこのところ妙な、家族間殺人・・・・・・・・・

「一体どうしちゃったというんだ」

そんなニュースの裏で、世間を茶化す出し物の連続。
聞いたこともないお笑い芸人とかの「教育番組」とか「食いモン番組」の垂れ流し。
もっとも、その番組の“CM”本数の多いこと・・・・・・
いくらそれで成り立ってるからといって、まるで、“CM”の中にホンちゃんがあるみたい。

好きな人には悪いが、あの「みのもんた」はますますマズイ。
回すところ、回すところに、兎に角、それが気味が悪い・・・・・・・

本業でなく、副業で「所得税違法」の疑い有りと告発された。
どうやら、家業の「水道屋」の方だと夕刊紙にかかれていた。

どうして出してくるかね・・・「電気テレビ局」。
4チャンネルのゲテモノ番組。
あれ・・・ホンとかね。ヤラセじゃないの・・・・・・

自殺未遂した「舟木一夫」とか、役者では売れない「黒沢ひろし」とか、
これも、なにかと偉そうな「池波志乃」の章亭主“中尾彬”とか「江守徹」とか。もちろん役を演じてるんだろうけど。
それに、正月のクリスマスケーキのような「藤田弓子」。
出そびれた、季節外れのお化けのような「女優」もどきが入れ替わり立ち代りに。

それにしても、戦争で伝える死者の数
他人ごとだけど、そんな戦争で死ぬ民間人、米兵・・・・・・・
そしたら、米国大統領「イランは危ない」みたいな声明。「危ないのはどっちだ」と、言いたくもなる。

本当はもっと凄いんだろうね・・・・・・・

交通事故死も「即死」か24時間以内じゃあないと「交通事故死」にカウントされないらしい。
自殺者もそうだろう・・・その場で、つまり“即死”でなければ「未遂」で、あとで死んでも勘定にはならない。
本当の数は倍じゃあきかないんじゃあないのかな?

それにしても・・・・・

「自殺者数が9年連続で3万人を超える」報道。

9年連続で3万人超といえば、「新高崎市」の人口がそっくり、“9年間”で消えてしまったことになる勘定だ。

なのに、電気テレビでは、ニュースキャスターが「シャーシャー」しているね。

悲痛な面持ちで「イラクでは子ども達が・・・」なんて言いながら。
「ハイッ、それでは大リーグ情報」なんて・・・・・・

難関を突破してやっと激ゴネで入社した「電気テレビ局」。
どうせ、入る前も相当なモンなんだろうから、入った後も相当なモンになる。
時には、野球選手のカミサンになったり、相撲取りのカミサンになったり・・・・・・・
さすが、政治家のカミさんになる“女子アナ”はお見受けしないが、
当人がそれになることは、古いのにも、中古のにもお見受けしたりする。

間の悪いのは、お笑いの色モンと「ツーショット」。
けど・・・“男子アナ”ときたら薄気味悪いのばかりで、みんな「オカマ顔」。
見られていると思うと「ナルちゃん」になっちゃうのかね・・・・・・

しかし、今の“NHKの顔”、夜「6時のニュース」を伝えるあの男子アナ「登坂淳一(トサカ ジュンイチ)」さん。

さくらももこの“ちびまるこ”風に言うなら「トサカさ~ん、ステキ~!」
なんていうところだろうか・・・・・最近、やけに御髪に白いモノが目立って見えてきた・・・・・
なにかご心配の向きでもおありになるんだろうかと、余計なお世話か(笑)。

僕はなんとなく好きだなぁ・・・・・・

「トサカさん」

「電気テレビ」考察でした。
  


Posted by 昭和24歳  at 11:25Comments(0)

2008年01月14日

疑うことを知らない日本人



石油、ガソリンの“暫定税率”は今更の観である。

今のガソリン小売価格140円~150円からすればその“暫定税率”は17%前後。
その“暫定税率”は、昭和49年度から2年間の「暫定措置」として実施された、
本来1リットルあたり“28円”の税率が“53円”に時限立法されたものが延々と、延長につぐ延長で今日に至っている。

おそらく、今の石油、ガソリン高騰は“投機”等のご案内の理由と中国、インド等の開発途上国の「モータリゼーション」突入で、
その需要が大幅に増大する、電気エネルギー、石油製品、等々の理由が主だろうが・・・・・
それはいずれも、このニッポンがたどった道で、そのことで「石油資源枯渇」などと間抜けな話をするべきではない。

本当なら、1リットルが“100円前後”の時点でその、“暫定税率”廃止を騒ぐのが良かったんだろいけど、
“石油業界”も、その「暫定税率、10年延長」に反対というが、「まさか?」である。
今更、ぞれを廃止して“25円”下げたところで、その25円分はすぐに「値上げ」で、それこそ火事場泥棒するのが「商人の癖」ではないのか(笑)。

つまり、ガソリン小売価格に対しての暫定税率、「値下げ幅」が“大した”ことではないということ。

それよりのなによりも、お叱りを受けるかも知れないが、その“暫定税率”をさらにアップして、
そのアップ分を「石油代替エネルギー開発資金」とし、そろそろ、石油依存の経済体質を革命的に変換するべき時代ではないだろうか。
もちろん、そのことで困るのは「石油商人」と、「政商」、そして「産油国」と、英米の「石油メジャー」。

世界一の生産規模を誇る日本の「太陽電池パネル」(シャープ)だが、それなのにその普及度は極めて低レベルと報じられている。
そればかりではない、風力発電、海洋発電、地熱発電、等々・・・・・
そして、エネルギーばかりではない、石油精製製品の代替資源も、間伐樹木、植物バイオマス資源開発で、
“石油”に依存しない産業、経済構造の構築に政治が「政策転換」するべきときではないのか。

太陽エネルギー、燃料電池の普及がどれだけ国民生活を豊かにするかは計り知れない。
しかし、その国民生活とは裏腹に、
その実用化には「消防法や毒物劇物取扱法、電気事業法や建築基準法」などの法的規制緩和が必要であると、
“行政”がそれを後退させる・・・・・・・

なぜか。
それは「行政」と「業界」が“グル”になっているからではないか。

当然、各家庭で太陽電池、燃料電池、地方行政単位で風力発電が普及してしまえば、
東京電力も東京ガスも「失業」してしまう(笑)。
全ての自動車が燃料電池で走るようになれば、コスモ石油も日石も出光も失業してしまって「政治献金」が不可能になる。

それよりのなによりも、各自動車メーカーが巨額な投資をして開発する「内燃機関エンジン」が無駄になってしまう。

今は、屋内工場、倉庫作業でのフォークリフトは全部「電気」で動いている。
ヤクルトオバサンのスクーターも「電気」で動いている。
まあ、充電は今のところ「東京電力」からだけど、太陽電池、風力発電、燃料電池がそろえば、その部分での「石油」は猫いらず、「石油要らず」になる。

つまり、その石油関連業界が「新エネルギー」の既得権益を構築できるまでは、
「原子力」だの、「石油危機」だのを言いながら法律を盾に国民生活に不遇を強い続ける。

実はとっくに、その新エネルギー開発は進んで、十分実用化の段階にあるのに「法整備」がそれを許さない(笑)。
民主党の言う「高速道路無料化」も実は、極当たり前の話で、2兆円も年間所得のある旧道路公団。
そして、ファミリー企業にも年間1兆円近くの収入・・・・・
それらの収入をプラスした、毎年15兆円にも及ぶ公共事業の道路予算。

国民、道路特定財源としての石油税はとられるわ、高額な高速道路利用料金は請求されるわ、踏んだり蹴ったり。
二重三重に「税金」取られているのに・・・・・

「福田がいいとか、小沢がいいとか」いってる場合じゃあないんじゃあないんですか(笑)。

はっきり本当のことをいうやつを国会に引っ張り出さなければ・・・・・・
もちろん「死人」が出るかも知れませんけど。
「石井紘基元民主党代議士」のように。

しかし、政権が崩壊するとも言われた故・石井紘基代議士の予算委員会質問資料・・・・・・
民主党、徹底追求するとか言ってたけど沙汰止みですね(笑)。

報道によれば、「日本のレアメタル資源大国」。その通りだと思います。
しかも、その「レアメタル」は資源としては再生が、それを新たに精製するよりも容易だとか。

その意味では、このニッポン国、「国民生活」を根本に考えれば相当豊かになる可能性を秘めている。
なにせ、政府、行政そのものが「大企業」中心の法整備で、政治を動かすのも「大企業」で、その「大企業」、経団連が「消費税論議」にまで口を出す。
そればかりか、新聞、テレビマスコミの広告主となり、世論操作さえし延々と「既得権益階層」を作り、国富を収奪している。

さらに、政府はその大企業、主に金融、輸出企業とグルになり財政危機を喧伝し、
医療費等の社会保障費の削減、消費税率アップ、給与所得者からの年金、健保税のアップで結果、消費を冷やし中小企業を苦境に追いやっている。

つまり、これまでの行政で結果生んだ、「不労所得、高額金融資産階層」の減税を図り、
平均給与所得階層の大衆に「実質増税」を繰り返した。

またひとつこの街のガソリンスタンドが閉店した・・・・・・

  


Posted by 昭和24歳  at 21:40Comments(0)

2008年01月13日

終日のたりのたりかな・・・・・

そんな思い出・・・・・


突然、娘が言った。

「パパ・・・、昔行った遊園地に行きたい」って。

天を突く、群馬県庁の膝元にある「前橋市立児童遊園地」。

その“前橋市立児童遊園地”は乗り物は、何でも「50円」・・・・・

娘は幼稚園児に混ざって「豆自動車」に乗ると言う。

「りょうくん、豆自動車壊れちゃうぞ」

と僕が言うと一瞬困ったような顔をしながら・・・・・
「大丈夫」と云って、列に並んだ。

小さな遊園地だけど家族連れで大混雑。どの乗り物も行列が出来ている。
僕が子供の頃は、「おサルの電車」だった。今は、近代的な「新幹線」に衣替えしていた。

「パパが子供の頃は本物のおサルが運転してたんだよ」と云うと。

「わーっ、いいな、いいな・・・」と羨ましそう。

その新幹線に2人で乗った。
やはり3歳くらいの女の子を連れた僕等世代の・・・「おじいちゃん」。
その、おじいちゃんは、見事に、「おじいちゃん」。

娘の「パパ」・・・と言う声に僕と娘を振り返り不思議そうな顔する「おじいちゃん、おばあちゃん」。
なんとなく複雑な心境・・・・・

電動の乗り物は全部「10円」。
娘は「10円ショップだね」と云いながら、空いている物から次々に乗り始めた。

「デパートの屋上はぜ~んぶ、100円だもの、乗らなくちゃあ損しちゃう」

とばかりに、ヨチヨチ歩きの子の後ろに並んで・・・・・

最後は、飛行塔・・・これが又すごい行列。

「パパ、一緒に乗ろっ」

と手を引っ張る。

また、昔行った遊園地に行きたいって・・・「言ってくれるかな」。
娘の手が温かい・・・・・

「眠いの・・・?」

って聞くと。

「赤ちゃんじゃあないよ」だって。

小さな頃は、手が温かくなると、すぐに眠った・・・僕の背中の小さな温もりは今はもう無い。
僕の背中で眠る事も・・・もう無い。

そろそろ、「もう無い」事が大分多くなってきた・・・・・

ちょっぴり寂しくもあり、楽しくもあった、終日のたりのたりかな。
  


Posted by 昭和24歳  at 20:42Comments(0)

2008年01月13日

愛と死を見つめて・・・・・

往年の清純派スターも早還暦か。

マコ・ミコの『愛と死を見つめて』。
ご存知、ご案内の吉永小百合“ミコ”と浜田光夫“マコ”の悲恋のドラマ。
吉永小百合は“シャープ”のCFでなんとも分かりづらい趣で還暦の清純派の風。
60面下げて『サユリスト』もないものだが、
それでも時の『サユリスト』には未だその“吉永小百合”は堪らないらしい。

・・・・・ところでその“吉永小百合”の夫君某テレビ局のプロデューサー岡田某氏はトンと沙汰なしだが如何したものか。
“大きなお世話”の野次も聞えなくはないがその“岡田某氏”共同テレビ社長は御歳75歳。
あの御成婚には“サユリスト”ならずとも一応に驚きは隠せなかったが、
なんたって絶世の美女・・・・美女と野獣と言うより、“美女と赤塚不二夫”の赤塚不二夫に“クリソツ”。
まさに“バカボンのパパ”と“バカボンのママ”おまけに“バカボンのママ”は『黒百合女子大卒』の才媛。
『黒百合学園』・・・・・・
洒落にしても“ペキカン”に“クリソツ”で“クリビツテンギョウ”。
今度こそ本当に大きなお世話と罵声が聞えてきそうだが。

それにしても“浜田光夫”はどこへ行っちゃったんだろう・・・・・・・

考えてみれば日活の“マイトガイ路線”に乗っけるには大分その“弐”の線からは外れる。
ヤクザの役をさせても精々が“三下”のパシリ役がいいとこ。
いずれにしても、吉永小百合、松原千恵子、泉まさ子あたりの刺身の妻。

所属プロのプロフィールには生年月日は1943年10月1日、身長は165センチ、体重55キロとある。
とてもじゃあないが時代の“ダイナマイト路線”に乗れるキャラではなかったようである。

「浜田光男」

それはそうと『キューポラのある街』の吉永小百合も良かった。
川口の鋳物工場のキューポラと国策事業の“北朝鮮機関事業”が織り成すなんとも考えさせられる映画であったように憶えている。
と言うのも僕の同級生で小学校6年の時北朝鮮に家族で帰った友人がいたから余計に印象強かった。

ところで今度テレ朝でその“ミコ・マコ”の『愛と死を見つめて』を“広末涼子”とSMAPの“草ナギ剛”との共演でドラマ化・・・・・・

「ミコ~」、「マコ~」とやるらしい。

草ナギのほうは韓国語が上手いSMAPの一人と言う印象だが、
広末涼子の方はあの浅田次郎原作の『鉄道員』(ぽっぽや)で幼くして亡くなった娘役。
なんともいえない透明感のある役柄を演じていたのが印象的。
それにあの『鉄道員』の舞台となった富良野・・・・・・
たしか根室本線の沿線には『鉄道員』撮影時に何度も通ったからかも知れない。
その広末涼子と高倉健(乙松)とのスルーで無味無臭な情景がなんともいえなく心に残った。

・・・・・因みに僕の父親の実家は“ポッポや一家”ファミリー。
当然僕の父も地方のローカル線しばらく前までSLが走っていたような(チョイト大袈裟)・・・・・
そこで主導の踏み切りを操作したり、ポイント、信号を操作したりタブレットをSLの機関士から受取ったり。
昭和33年頃の、そんな若き日の逞しい今は亡き父を思い浮かべる。

『愛と死を見つめて』

それぞれの“愛と死を見つめて”を心に留めたい・・・・・・
  


Posted by 昭和24歳  at 07:15Comments(0)

2008年01月13日

雑感にて候・・・・・

旧大蔵省の官僚の言葉だというが『ヤクザリセッション』・・・・・

野村證券、第一勧銀が巣窟となって展開された“金融スキャンダル”と、
それに端を発した単なる看板の架け替えの“省庁再編”という行財政改革の目くらまし。
伝統的な金融行政に展開されたいわゆる『MOF担』という表向きは接待だが実は“賄賂”を縦にした護送船団行政。

結果、全てが“公的資金”で大資本は救済されその公的資金の出資者、税金、納税者、国民は“納税”(将来分も)という形で掠められ、
さらには『ゼロ金利』という政策(仕打)でこの間小口預貯金数百万の庶民の受け取るべき“利子”所得が・・・・・
この10年で500兆円超も金融機関のプールされ、山分けされ、半分が国債に化け金融機関が空前の利益と。

その大資本金融機関“ニッポン帝國”に収奪され今日、失業、倒産、自殺、家計所得の減少、経済的困窮に喘いでいる『コクミン』。

実はこの国の経済の“パイ”は途上国並が事実のようだ。
政府が示す数々の経済指標はかつての“大本営発表”のように大嘘、出鱈目・・・・・・
政治には統治能力はなく行政にはその管理能力はなくその結果が出鱈目なGDP“500兆円”の倍もの“負債”というこの財政。

そして、そのGDPは出鱈目だが“負債”だけは『事実』だという“事実”。
それでもなお政府、行政の経常費が税収50兆円弱をはるかに上まっても平然とそれを国民から脅し取り続ける。
公務員給与だけで税収に並び、それぞれの事務経費は国債(手形)を換金し私服し続ける国家という“ニッポン帝國”。

それがこの“コイズミ・ジャパン”なのだ。

喧伝される国民の金融資産には国民一人一人が抱える“住宅ローン”や“生・損保”がカウントされ、
“1400兆円”の個人金融資産のネット(預貯金)はその半分の“700兆円”。
そしてこの国の負債がほぼ1000兆円(国債)。

挙句がこの“ゼロ金利政策”を世界標準、
かつての金利にすればたちまち国債は暴落、
担保が国民の金融資産だから暴落した国債のほとんどを抱える金融機関(郵貯等も)間違いなく破綻・・・・・・・

実はこうしてこの国は一度破綻したほうが政治、行政の責任が明確になっていいのかもしれない。
まさに政治、行政機構の破綻で現官僚、政治家は牢屋、監獄に入り、
残すところは政府が投資し続けた“外債”と“政府保証開発投資”さらには有償のODA分とか・・・・・・

アメリカにお願いして返して貰えばいい。

そう。今度はかつての敗戦の時とは事情が違うのだから国民が保有する米ドル、日本円で100兆円近いのと、
米国、短中長期国債140兆円分とかを日本国民の権利として返還請求する。
これらの債権は現日本政府が弱みを握られ脅し同然で毎年、今後も買い増し、買い替えさせられている分。
そして米国債償還期には必ず“円高”で2、3割ドルを目減りさせ国債利回り分をパーにさせられる。

これまでの日本政府を破綻させ“新ニッポン国”として・・・・・・
まずは食料の自給率をその他の貿易バランスから見ても60%台にする。
防衛としては米国軍の駐留は認めるものの駐留経費は米国負担とする。
共用する防衛システムの費用は折半とし、日本政府の防衛予算枠内に留める。
日本政府は国際通貨、外貨を『金』で保有することを前提とする。

この政策を実行するとあるレポートでは米国は日本の在米資産を凍結するか、
安保破棄、当然駐留米軍をそう引き上げ、

さらに日本を“ならず者国家”と世界に喧伝するだろうというが・・・・・・・

それならそうとして、日本人、日本国民の覚悟しだいではないか。

“チンピラ国家”のままでいるのか・・・・・・・
“ならず者”といわれようとも、太平洋艦隊に取り囲まれようとも、“イッパシ”になる道を選ぶのか。
少なくとも国家としては北朝鮮のほうが“イッパシ”ではないか。
その意味では。

もっともアメリカに対して“普通”の交渉をして、要求をしてそれが“ならず者”というのも・・・・・・
世界がどう判断するか、少々不安だが。今までの様子では(笑)。

  


Posted by 昭和24歳  at 07:00Comments(0)

2008年01月13日

なんとなく・・・会話・・・・

>先日、最愛の息子に虐待されてる夢をみました。

僕もよく“最愛の娘たち”に罵声を浴びせられている夢を見ます。

小さいころよく叱ったからなぁ・・・・・・

そのせいか、長女も次女も今では僕を“屁”とも思っていないようで、
僕自身「こんなもんかなぁ」と、変な納得の仕方をしてしまっている。

長女が暮れから正月にかけて帰ってきて・・・・・・

「今度渋谷に引っ越したから」

て言う。

まあ30にもなる娘には大きなお世話かも知れないが、
それも“知らせのないのがいい知らせ”と変な納得の仕方をしています。

まあ、長女も次女も極めて、激しく“自立”している・・・・・よく言えば。

悪く言えば、まったく親をあてにしていないというか、
親を分かってしまっている・・・・・

「親に言ってもだめだから自分自身しっかりしなくちゃあ」

って言うところかもしれない(笑)。

三女の末娘もそろそろそんな感じがする・・・・・・

年末、その三女、長女と東京駅で待ち合わせて“TDL”へ行ってきた。
小学校2年のとき初めて一人で新幹線で・・・・・今度で3度目。


>最愛の息子に虐待されてる夢をみました。

それは遠い何時かのあなたのトラウマじゃあないですか。

母親にとっての“息子”・・・・・

半端じゃあないようですね(笑)。

僕の次女も男の子を持って“半端”じゃあない母親ぶりを見せています。

「おいっ、そんなに弄くり回すとオカマか、マザコンになっちまうぞ」

と言うと・・・・・・

「オカマは勘弁だけどマザコンならいいよ」

だって・・・・・・
  


Posted by 昭和24歳  at 06:51Comments(0)

2008年01月12日

♪傘がない♪

はっきり言えば僕らには「平成」という時代は用はない。

ここの選挙区、その昔は群馬三区「福中戦争」といわれた地にあって、
すでにお隠れだが、谷間のラーメン屋と揶揄された「平成オジサン」。

あの記者会見で新元号を言った“小渕恵三”のそれが「平成」だったとしても、
その平成にはなかなかなじまない。年のせいなのだろうか。

また昭和も軍国主義高らかだった戦中戦前のそれも用はない。
と言うよりは全く知らない。
「知らぬが仏」というところの戦後のもやしっ子なのかも知れないが―――

とはいうもの、「平成」には用ないなどと強がりを言ったところで、
本当のところはその「平成」の方からしてみれば僕ら世代は用済みなのかも知れない。
それどころかもうじき「厄介モンのおもちゃつけぇ」かも知れない・・・・・・
なにせ五〇も半ば過ぎ下手をすれば赤いちゃんちゃんこなのだからそれはそれで仕方がないことにする。

しかし「平成」と言うのは実にいやらしい時代のような気がしてならない。

その日常は殺伐としていて新聞、テレビがいうことといえば、
陰惨な犯罪、陰湿な事件のニュースとあいも変わらずの「政治とカネ」の話ばかりで・・・・・・
なんとも時代が酸っぱい

「酸っぱい」のはよろしくない。それは梅雨時のものの饐えたような臭いで、
僕らの子ども時代のような「塩っパイ」、「塩っ辛い」それはまるで感じられない。

テレビで見かける政治家なんかはとくべつに酸っぱい臭いがしてならない。
「門前の小僧の手習い」のような詰めのないもの言い。
それにひと目で「嘘」と顔に書いてあるような言い訳と、取ってつけたような自信のなさそうな討論議論。

バカヤローと叱られそうだが、

〈あんなんなら俺にも出来る〉

といったような手合いの二世、三世の「地盤、看板、鞄」におんぶに抱っこのようなのが――――
「わが国は」とか「国家国民のため」ではそうも言いたくなる。

あれは昭和四〇年代だっただろうか。井上陽水の歌った「傘がない」という題名のフォークソング。

♪都会では~~~自殺する~若者が増えている~~~♪

と、歌ったやつだ。

僕のように感性に乏しい人間はあの当時昭和四〇年代、その「傘がない」を聴きながら、

「ほんと?」と、疑ってみたりもしたが―――

それが世相の実態だったのかも知れない。
二十歳そこそこではその実ベトナム戦争だの平和だの、オイルショックだのよりは、
都会での「孤独死」とか「自殺する若者」は確かに多かったかも知れない。


井上陽水は歌う。

せっかく彼女と会う約束をしたのに、雨が降ってきちまって―――
出かけようにも「傘がない」と。

ならば、♪冷たい雨に~~♪、濡れてでも彼女に会うために、♪行かなくちゃ~君に会いに行かなくちゃ♪
〈待てよ、でもそんな軟弱なことを言っていて良いのだろうか?世の中これほど大変な時だと言うのに〉

「君のこと以外は考えられなくなる、君のこと以外はまるで見えなくなる」
〈待てよ、そんなことで僕は良いのだろうか?〉
と、自問自答する。

ある意味ノンポリでいて、どこかにその世の中に疑問を感じていた・・・・・
そんなピュアな時代が僕らの、僕等だけの時代だったような気がしてならない。

その意味では、ロックにしろフォークにしろ、その時代時代の若者、青春の叫び声であるのではないだろうか。
今のそれが、 “それ”であると信じがたいが・・・・・

それは一二歳くらいから二十歳そこそこ辺りまでの、非現実と現実との間を春秋する感情の戸惑いと揺れ。

今は全くそれがないような気がする・・・・・

というのも僕等、戦後生まれの膨大な塊が何もかもし尽くしてきてしまったからなのか。
何もかもが、その昭和という戦後の一時期に発生した「若者文化」。
洋の東西にかかわらず、凡そが、音楽も、アートも、舞台もその時代のリメイクでしかない。

ひとつあるとすれば「ニンテンドー」と、この「パソコン」がネオカルチャーだろう。

今のそれは、歌を聴いても、演奏を聴いてもそれはそれは暗闇にうめく夜行性動物のそれ。
けしてそれは嘶きではなく、雄叫びでもない。
それにしか、そうにしか聴こえないのは、僕等世代の後ろめたさなのか。

その後ろめたさが今日の「傘がない」状態を――-―
状況を生んでしまったのではないだろうかと思わずにはいられない。

「都会では・・・自殺する、中高年が増えている」

皮肉だろうか――――

あの昭和四〇年代に歌われた「自殺する若者」。
そして、その傘がない若者達が、
ぼっとかしたら、あの時代に「自殺しそびれた」出遅れの、間の悪い・・・・・・

平成の自殺する、今は「中高年」なのかも知れない。

「自分のことしか考えられない、自分のことしか見えない」

と言いつつ、

「待てよ、そんなことで良いのだろうか」

とは・・・・・もう、そう思えなくなってしまったほど疲れきってしまったのかも知れない。

少し休むだけで良いのに、ほんの少し自分を見つめなおすだけで良いのに―――
なにも終わってしまうこともないのに。
そんなに急いで逝かなくてもいいのに。

いずれにしても、それは僕らが過してきたあの「昭和」という時代は、
目を閉じればあの時代の風景が、音とともに僕の心に「パー」っと広がる。

それはその時代この目で見た、連合赤軍「浅間山荘事件」の、
またここ高崎が舞台となった大久保清「連続婦女暴行殺人事件」のそれを伝える取材ヘリコプターのけたたましさ。
実は僕の同級生の妹がその被害にあい殺された。

そこに見た「昭和の音鳴り」。

白黒テレビで見た東大安田講堂の放水・・・・・・・
http://jp.youtube.com/watch?v=bhboOwV7HGI
国際反戦デー“新宿事件”の・・・・・・
http://jp.youtube.com/watch?v=mnrgvmxEkdQ
浅間山荘事件の・・・・・・
http://jp.youtube.com/watch?v=XF8JoVte2DY&feature=related

それらの「音」はけして作り物ではなく、それが遠い、遠い、過去のことであったとしても・・・・・
思想などと言う高邁なものを持ち合わせているはずもない僕らノンポリの音楽家風情だったが、
その時の、その社会の形は・・・・・・
それのひとつひとつが僕等の「これから」を諭すように見せつけてくれていた。

それは夫々に今、初老を迎えんとしている僕らに、
あの時代の青春の残像を今日までの、
それなりの生き方の中に――――

その「風景の音鳴り」として心に映す。

そして、それは、そこにはあった。

その時々の「音鳴り」はいろんなことを僕等に教えてくれていた。

僕らは、僕ら以前のそれも、そしてこれからのそれたちも―――――
けして経験する事の出来ないとてつもない時代を、

生きてきたのかも知れない。
  


Posted by 昭和24歳  at 11:16Comments(1)

2008年01月11日

熟年を考える・・・・・

熟年を考える・・・・・

とくに「男」がその尋常ならぬ時代にさしかかっているような。

ある意味「熟女」はいろんな方面で賑やかであるが、
「熟男」というのはさっぱちと耳にしない。

精々が、「チョイ悪オヤジ」とかのそれだが、50も過ぎれば、その「チョイ悪」も形が難しい。
商売人は、四の五の言って、オダテテ、商売にしようと企んでるが、
テレビに出てくるような売れ残りの昔の青年のような真似さえそう簡単には行かない。

もっとも、「オヤジ」ちったって、30も過ぎれば下手なオヤジ顔負けの「ネオ・オヤジ」もいるから、
「チョイ悪オヤジ」の範疇がどこからどこまでなのかがなかなか難しい。

それにしても、年季の入った「オヤジ」には、これからは受難の時代のようだ・・・・・・

そんなこんなで、最近の僕ら世代の夫婦がオカシイ。

この街でもそんな妻が夫を斧を凶器に「殺傷」という事件があったばかりだ。
かと思えばその反対も・・・・・


男女とも“母親”つまり母性の影響は極めて大きい・・・・・・
父親にその影響があるとすれば良くてそれは“反面教師”でしかない。
要するに子どもの成長には“父親”と言う存在は『いないよりいたほうがまし』。そんな程度でしかなく、
かえっていない方がいい時の場合の方が多い(笑)。

“ヒト”が生きる・・・・・
社会生活を送る上においての男、いわゆる“オス”の役割は種の保存・存続以外の用は大してない。
“ヒト”以外の動物の場合は大方がそのようで『それ』さえ済ませてしまえばたいていはお払い箱である。

“ヒト社会”でも実は“そういうこと”がただ隠されているだけで実態は動物のそれと変るところはないのではないか(笑)。
男。“オス”の社会活動は実はその“ヒト社会”の雑用をさせられているに思えてならない。
身体的構造からしてそのような仕組みで、“肉体労働”に適しているようになっている。

“ヒト社会”から『経済』と言うものをのぞけば、そこには自給自足が生活環境しかない。
農業、漁業であろうが工業であろうが・・・・・・
いつの場合も“エネルギー”を最大限に消耗させ、いつしか“労働「苦役が美徳」とされるように“オス”の脳内にはプログラミングされているようだ。

男を見るとき、それにはたしかに「経済的自立が、はこの“ヒト社会”においては最も重要とされているが、
それ以前に“ヒト”として自立しているかどうかのほうが問題ではないだろうか。

このことは、男“オス”という生き物が、他の生き物の社会では見られない“ヒト社会”のオスだけにあると思われる同種同族(属)の殺し合い。

つまり、『戦争』。

少なからず“ヒト社会”のオスの脳内には生存の理由というところには、原始的には「生存競争」からという理由もあったろうが、
その『戦争』という「オス独特の行動」がプログラミングされているのではないか。
またそれをさせているのも実は、女“メス”ということもひとつの事実だろうが。

母親を見ると大体その“ヒト”の男は分かる・・・・・・
母親というものは子ども(オス)を胎内から生み出し二足歩行し、知恵がつきだし、思春期を向かえてもなお自分の従属物であると本能的に思い込んでいる。
そして多くの母親はその成長過程にある子ども(オス)の『甘え』には最大限に応える。
そこのところを男(息子)が、どう母親“メス”に接していくかが、男“オス”の“ヒト”としての「自立」の分岐点ではないか・・・・・・

“妻”に母親を見る男“オス”

どんな無理難題も引き受けてくれる“母親”という存在。
多くの男“オス”は妻“メス”に母親を見る。見てしまう・・・・・・

今盛んに世間は囃す『熟年離婚』。

残念ながら今はその熟年の男に最大限の甘えを許す“母親”はいない。
いたとしても老身の母親でしかなく、最早、そんな“オス”が甘えるかつての“母親”ではない。
40年近く“ヒト社会”の雑用、苦役をさせられ気付けばその社会は一変していた。
既に“狩”の出来ない“オス”を暖かく温めてくれる“ヒト”はどこにもいないことに気付く。

こうなると男は意気地がない。
成熟社会は一人一人が自立する社会なのかも知れない。

変化する社会構造に“溶ける”のか自ら変化に順応し、そうした環境、社会を創るのか・・・・・・
それしかないのではないだろうか。

これからの完全死亡率30年としても遡れば30年昔は20代になる。
20代から今を勘定すればそれは実に長い・・・・・途方もなく長い。

はたして、男、“オス”は「母親」、母性の絶えた社会でどのようにして生きることができるのだろうか。
団塊の世代の母性は、「濡れ落ち葉」を乾燥させてしまうのではないだろうか・・・・・・
  


Posted by 昭和24歳  at 20:19Comments(0)

2008年01月11日

新テロ特措法が成立

新テロ特措法が成立、衆院再議決は57年ぶり。


アメリカとの戦争を実体験した世代・・・・・

あの“アメリカ”との戦争を実体験としたこの国最後の『証言者』・・・・・・・
昨夜、昭和12年生まれの先輩とお話させて頂く機会がありました。

生まれは東京は大田区だと言っておられました。
羽田空港の滑走路工事の日雇い人夫のアルバイト、学生時代にやったとか言ってました。

「“B-29”・・・・・その飛行編隊が最初は通り過ぎていくんだ。
“B-29”の飛行高度は一万メートル。日本の高射砲は届かないんだ。
それでも日本の戦闘機がその“B-29”に体当たりしていく。本当にすごいと思ったよ日本の軍人は。
・・・・・米軍の戦闘機が何かの拍子に墜落してね。アメリカの兵隊は墜落する飛行機から落下傘から脱出するんだ。
子どもながらに憶えてるよ。未だ20そこそこの体格のいい米兵。
大人子どもが寄って集って石を投げたり棒で叩こうとしたり。
そこへ憲兵がものすごい勢いでやって来てそんな俺たちにねっ、

『貴様らーっ、何しているっーーー!!』

ってえらい剣幕で怒鳴り散らしてその米兵を抱えるようにして連れてった。
それはまるで庇うようにしてね。」

年が明けて数えで70になるとか言っていたその先輩・・・・・・
終戦の年には茨城の母親の実家の方に学童疎開していたとか。

「忘れちまったなぁ・・・・・・
食いもんがなくて腹ぁ空かせて、今の“腹減った”のとはわけが違うんだ。
何もねぇんだ、食うもんが、
しかしなっ、新制中学から高等学校、大学・・・・・

考えてみりゃああっという間の戦後の10年。あの頃の日本人・・・・・
すっかり忘れてたねっ、あの空襲やガキの頃に見た焼け野原の東京。
今にして思えば弱肉強食っていうのはあのことを言うんじゃあねぇのかな。
よく“人情人情”って言うけど、そりゃあ、そこそこ食えての話だ。
復員兵は“戦争に負けたの”は軍隊がだらしがなかったからだとか、
満州帰りの母子なんて正直、可哀相だなんて思わなかったね。行く時はみんな入植して金持ちになるような威勢で行ったんだから。

二十歳になったかならないかの復員兵はそれこそ今の暴走族どころの騒ぎじゃあない。
昨日まで銃剣で戦争させられていた。特攻帰りで肩で風を切って団体で闊歩する10代の少年なんだろうねぇ・・・・・
中にゃあカブレて真似しているようなのもいたんじゃあないのか・・・・・
日本中が卓袱台ひっくり返したような時代で無法地帯で俄かヤクザに俄か成金、みんな20代、30代。
あの軍隊時代を過ごしてきた少年・・・・・
おそらく怖いもんなしで、一目散に蹴散らされるのは拳銃構えて喚く“MP”くらいだったんじゃあねぇかなぁ。
なんてったって、天ちゃんよりマッカーサーの方が“偉い”って言うんだからどうにもならない。
『マッカーサーは日本のヘソ、“チン”の上にある」なんていうジョークが流行った・・・・・

昭和30年。
嫁さん貰って、子どもが出来て。40年代になると稼ぎが倍々に増えてく。
あっという間に“○×タイヤ”の支店長でここに住み着いて、家を立てて、車に乗って子ども3人を大学に出して・・・・・・
60年が、終戦60年があっという間だね。

これが大方の日本人・・・・・終戦後の生き馬の目を抜くような世間。
今も変らねぇなぁ・・・・・カネ、カネ、カネ、もちろん俺もそうだったけどねっ。
それが年金貰って。母ちゃんもずっと電電公社に努めてたから結構年金貰ってる。
大きい声じゃあいえないけどなぁっ(笑)。
今の悪いやつらなんて当時の連中から比べたら“ガキの使い”だなぁ。

・・・・・ホームレス?
あんなのは終戦直後どこにでもいた。
それも家中でホームレス。当然そこから這い上がり、のし上がってきたヤツもいるんだろうけどね。
かっぱらい、強盗・・・・・そんなのニュースにもならない。
内地じゃあ大空襲で、戦地じゃあ玉砕ってぇ様だろっ?

国なんていい加減なものであんなやつらの言うことをまともに聞いたりゃあバカを見るだけ。
しかし日本人。人がいいって言うのか、バカって言うのか“コロッ”とお上に騙されている。」

いつも酒が入ると僕のほうからその時代の話に水を向けるんです。
きっと話したいこといっぱいある・・・・・いや、ありそう。
でも大体が良かったことと自慢話(笑)。

終戦直後の焼け野原の話・・・・・・疎開先茨城での“グラマン”機銃掃射の話。
腹をすかして、食いもんもなくて、空襲警報に泣かされて、つらかっただろう話も体験も・・・・・・
なぜか、いつも自慢話になっちゃう、先輩。

もう戦地へ行った人の話はなかなか聞けない。
80歳、90歳、なかなかお会いして聞くなどというわけにも行かない。

今から30年ほど昔には、そんな戦争体験、戦地での話をしてくれた50代、60代のオジサンもいたけど・・・・・・
今はもういない。

新テロ特措法が成立、衆院再議決は57年ぶり。

「戦争を知らない子どもたち」がその道を開こうとしている。

戦争に費やすお金があれば世界の貧困のほとんどは根絶できる。

しかし、戦争なんか止めたら、そこには新たな貧困が生まれるかも知れない。
戦闘機や、軍艦や、ミサイルを作っている会社が倒産して、そこで働く人たちが失業して、その家族が路頭に迷うことになるから。
だから、やっぱり戦争をしよう、戦争をして戦闘機を飛ばして、軍艦を出して、ミサイルで攻撃して・・・・・
もっと、もっと、戦闘機、軍艦、ミサイルを作って豊かになろう。
それが今は一番善い方法なのかも知れない。

この国が「平和」であるためには・・・・・
  


Posted by 昭和24歳  at 15:00Comments(0)

2008年01月11日

“イジメ”を考える・・・・・

“イジメ”の逃げ場所は“家族”

しかし、その“家族”も今は無いのかも知れない。

僕らの時代、昭和30年代の小、中学校でもその“イジメ”はあった。

いや、僕ら子ども社会だけではない。大人社会、一般社会にもそれは蔓延していたのではなかったか。

敗戦、占領で「明日をも知れぬ」、そんな社会・・・・・

軍事体制からの開放の傍ら、僕らの父母世代はその敗戦による国そのものの崩壊。
それは今日の“貧困”などと比べるべくもない僕らには想像を絶する社会であったことは確かで、
その社会が進む中、やはり、戦争で夫を、家族を失ったり、国家策謀の「満蒙開拓」という棄民政策で・・・・・
それこそ、「夢の満州建国」をいい、いざ敗戦となれば自己責任、つまりその“棄民”、国が国民を「棄てる」社会。

そんな混乱に、その意味では「幸運」にも帰還できた家族。
しかしそれは母子家庭だったり、止む無く幼子を満蒙の地に遺棄するか、中国人に託すか苦汁のまま命からがらの故国も地獄さながらの社会に放り込まれた家族だったり。
それでも、そこにはその時代まだ農業立国のこの国にはそんな戦災難民を迎え、保護する「人間社会」が存在した。
また、占領政策の中での「社会保障」は全国に“戦災母子寮”や“戦災孤児院”・・・・・・
そして、里子、里親で養父母を得て安住したそんな戦災孤児。

しかし、そんな境遇にも「イジメ」が醸造されていた。
残念ながら、生き馬の目をも抜かんとする「生存競争社会」の時代、他人の不幸、社会の不幸を思いやれる精神的余裕は誰にもなかったのが実態ではなかったか。
当然、自己保身の主義者の政治家もだが・・・・・・

僕の記憶の中にはいくつかの鮮明なそれがある。

この僕とて、戦災とはいわないが、父復員の後に生まれるが、僕を産むと母はそのまま結果10年余り病に臥す。
そのため、叔母のところに養子に出され、つまり「貰いっ子」の少年期であった。
幸いにもそのことで僕自身がその社会から指されたことはあまりなかった。というのもその時代、僕の育った家の両隣も「それだった」からかもしれないからだが(笑)。

ただ、僕の心に寂しくも残っているのは、その父母たちの友だちの「母子家庭」に対する冷たい感情、言葉。
そして、祭りの時によく目にした白装束の傷痍軍人の寄付行為に対する「白眼」ぶりは今でも脳裏に焼きついている。
その傷痍軍人の人たちはその父母世代だから・・・・・


イジメ

その中のひとつ・・・・・・
小学校3年の時、秋田県の横手から転校してきたK君への“イジメ”。

それは、戦後まだ15年経つかたたないかの時代のこと。
僕ら子どもの知らないその時代の、そんな世間、社会は混沌としていたに違いない。
横手からの転校生“K”君への“イジメ”の原因はほとんど通じない言葉“秋田弁”のせいだった。
どちらかと言うと元気で、腕白そうな“K君”だったがその反面おっとりしていて、勉強の方はいまいちだった。

“K君”へのイジメのピークは、
当時、体育の授業で使っていた“大縄跳び”の縄で“K君”をぐるぐる巻きにして小突いたり、引き回したり。
それでもしばらくは“K君”はされるままに辛抱していたようだったが連日のそれにとうとう大泣きして、クラスで大問題になった。

担任の田中先生にクラス中がこっぴどく叱られた。

しばらくしたある日、僕はその“K君”の家に遊びに行った。
街中で小さな鉄工場をやっていた“K君”の家は、いわゆる“大家族”で、
その時の僕には一体全体、何人兄弟姉妹がいるのか分らないほどだったいっぱい人がいた。

“K君”へのイジメは学年の終わり頃にはすっかり収まっていた。

何年か前の小学校の同窓会で“K君”にそのことを話すと・・・・・・・

「あった、あった、そんなこともあったなあ。
ずいぶんイジメられたぜ、俺、あん時は」

と、笑いながら言った。

“K君”が言うには、自分でも言葉が通じないのは本当に嫌だったと・・・・・・
横手にいた頃はガキ大将でクラスを仕切っていたとも言った。
たしかにその片鱗は体育での運動神経のよさかも窺われ、
その“K君”、中学に上がる頃には身長もぐんぐん伸び、中学の水泳部では県大会にも出るほどだった。

「俺んちはなぁ、あの頃は兄弟いっぱいいたから、イジメなんて学校の時だけ我慢すりゃあよかったんだ。
だけど、そんなこと兄貴や親父、オフクロに言った所で反対に怒られたよ・・・・・多分。
とにかく喧嘩して泣いて帰えりゃあ家に入れてもらえなかったんだから俺んちは(笑)」

髪型をオールバックにして、工作機械の問屋を経営する今の“K君”。
そんな遠い日の自分を話し出した僕を“懐かしそうに”見つめた。

「しかしオマエよく憶えているなあ」

そういうとグラスのビールを“ググッ”とあけると・・・・・・

「オウッ」と。

さあ飲めと言わんばかりに僕にグラスを突き出した。


時代が違うと言ってしまえばそれまでだが、

今はそんな子どもを鍛える“家族”、それと“近所”と言う、最小単位の社会が無い。
学校から帰っても一人ぼっちで、塾通いか習い事に通うだけで、あとはTVゲームに興じるかテレビを見るか、
そして親の口癖は“勉強”の二文字だけ。

家族社会に欠落するモノ、
ひいては近所、そこに生まれるはずの“子ども社会”が失ってしまったもの。
その代償は計り知れない。

それは、現代の子どもたち、未来の社会、大人、この国にとって極めて憂慮されるべき問題ではないだろうか。

その意味では、今日の学校教育という、“教師社会”もそうした何かが失われた“社会”で育った子どもたちで構成されていると言う現実。
社会を窺い知ることさえなく、閉ざされた“教育界”という社会にだけ生きる・・・・・・
そのことへ、現実社会との交わりがなければ、いくら言葉でそれを批判、論評した所でその現実の連鎖に歯止めは無い。

そんな、教師の中途退職が、今、増加の一途だと言う報道。

子どもの“イジメ”に乗じる軽薄な精神の教師。
児童に性的好奇心を募らせる大人であるはずの教師・・・・・
いくつになっても、その“教師社会”では一般社会から見れば未成熟な“聖域社会”、閉ざされた社会と思われても仕方がない。

僕らの時代から鑑みると、教師になった連中。

その教育界で“長”の地位にいる連中ほど子どもの頃は“受験戦争”の尖兵で、他を押しのけてでも“いい学校”へという・・・・・・
思えば、“僕ら”と泥だらけになって戯れることはなかった。
言い過ぎかもしれないが“他人”の心の悲しみや苦しみに思いを馳せる感情が希薄で、
そうした想像力の失せた人間の集団が公教育の環境に潜んでいるのではないだろうか。

悲しいかなそれを求めるようにして作り上げてしまった教育と言う“行政”。

なにか事が起こると校長が、教育長がその児童生徒を論評し、詫びたりするが、
そもそもが、一生徒のことを校長が分るわけがない。
ましてや教育長が分かるわけがないではないか、それこそなにをか況やである。

そうした“イジメの構造”は今の日本社会に沸々としているような、
全ての教師、教育者がというのではない。
しかし、それが「あってはならない」のがもう一方の側面からの、まさに、そこが「聖域」だからではないのか。
その意味で、子どもたちにとって「教師」、「恩師」はその生涯に大きな影響を与えるからだ。


好景気を言う政府、この国は素晴らしいと言う階層。

その反面、この町を例のとれば、
郊外に展開する“イオン”の巨大ショッピングモール。そこに、旧市街の商店街は戦々恐々としている。
いや、確実にその街は潰されて行くだろう・・・・・
それを“淘汰”というのだとしたら、行政の犯罪性は看過できる問題ではない。

町を空洞化させドーナツ化のそのドーナツのさらに外側に巨大な“核”を作る。
そしてそれを行政、“市の発展”と祝賀するその光景に、はたして“人”としての未来はあるのか。

それも行政の改革、規制緩和、そしてその「大店法改正」は・・・・・・

行政の“町”の商人イジメ。

“イオン”なる豪商の前には地方の小商人など物の数ではないのだろうから。

通産官僚出身の“民主党元代表”岡田克也はこれをどう言い訳するだろうか・・・・・
その、地域に貢献する“イオン・グループ”の御曹司、岡田克也の言葉を待ちたいところだ。
  


Posted by 昭和24歳  at 05:46Comments(0)

2008年01月10日

「国民のため」は絵空事(笑)。

地方自治体に屯する「中央政府」。

県はもちろんのこと、中規模以上の市にはほとんどの部に、中央官庁の官僚が出向している。

とくに、市では土木部都市計画課、教育委員会・・・・・
そして、第二助役には市長を監視する意味での出向。
もちろん、県知事のほぼ4割が中央省庁の実質的な出向ではないだろうか。

ここ群馬県も旧厚生省の課長が県保険局長から、副知事、知事でした。
実施される「知事選」は儀式にしか過ぎません。
国会議員、県議、助役が知事になったりする場合でも全て中央官庁の監督下です。

税務署長も県警本部長も、地方自治体外局のトップはいずれも中央からの出向です。
「三位一体」の改革は仕組を変えるだけで中身は何も変らないのが実情でしょう。

国鉄、電々、専売も民営化で分社化、社長と役員の数は旧来、公営の数倍に膨れ上がってます。
下部労働者、不採算部門の切捨てで現状経営が落ち着いているに過ぎません。
当然、旧国鉄なども既に50兆円にも上ろうとする「負債」は今後天井知らずです。

今朝の新聞でも、千葉県の住宅公社、負債が910億円・・・・・・
全て不良債権で「返済のめど立たず」とあります。
何も千葉県に限ったことではありません。
バブル期に調達した開発用地が簿価が実勢価格の80分の1だそうです。
実質的な公務員の犯罪です・・・・・・・
この高崎市でも土地公社の塩漬け地160億円ほど、
国鉄清算事業団から押売りされた広大な「貨物操作場跡地」分譲すれど買い手つかず・・・・・・
そのくせ、駅構内はどういう訳か「温泉付マンション」や「温泉付ホテル」のオバサン社長に払い下げられている。

全国でこれらの負債を総合すると今や、「1千兆円」は優に超えている国民負担。
これらは、明治維新以降つとに優秀とされた高級官僚の政策、計画の賜物。

この失政の責任は行政官である官僚、政治家には一切ありません。
全てが国民の責任なんです・・・・・
少なくとも、戦後の普通選挙法の下での議会承認、
代議員制国会、選良の表決は、イコール国民の「意思」なのです。

自衛隊海外派遣も、小泉元首相の「イエス」は、国民の「イエス」だったのです。
選挙をしない「国民」、官僚任せで政治をしない代議士、「国会議員」。
しかしながら、民主的手続きを経て採決された法案を実施、実行しているということもシステム上、「事実」です。

占領軍GHQはそういう、何も決定しない「議会制民主主義」押し付けたのです。
そして、時の官僚を“戦犯”で縛り、高級官僚のみを占領軍政府のシステムを教育した。

この国を司る高級官僚は必ず、占領軍政府の「口頭試問」を着任の段階で受ける。
その意味では、そこにある「憲法」を含めて、今日に至るも、この国は占領軍政府の壮大な「行政実験」の中にあるのではないだろうか。

暴論のようですが・・・・・・

この国には「負債はない」。
負債どころか、世界中に1千兆円を越す債権、対外資産を有しています。
しかしほとんどが債務不履行です・・・・・・
無理にでも返せといえばミサイルが飛んでくるかも知れません。
もっとも最大の債務国(国債、証券等)の米国は、
債権国ニッポンに「軍事基地」を置いて占領し脅迫し続けています。

国民が選挙をしない限り、議会制民主主義の限界ではないでしょうか。
会議をしない「国会」では代議員制も形骸です。
衆院、参院の二院制も無意味でしょう・・・・・・
首相公選、大統領制しか政治に覚醒しない国民には手段がないようです。

義務教育費の削減は「貧乏人には学問は必要ない」ということです。
それに、徴兵制の前触れでしょう・・・・・
小中高の一貫で義務教育期間の短縮と若年層の雇用不安定を演出し、
やがては16歳あたりからの志願兵制、徴兵制への狙いでしょう。

国民に働いて返せという負債・・・・・・
返せなければ身体で返せという徴兵制。
国民は、1千兆円の日銀券か政府券の発行を要求すべきです。
国民から借りているというのなら、国民は政府に返済を迫るべきです。

それを言い出す国会議員はいません(笑)。
年間実質所得5千万円の国会議員、一期やれば元が取れるのでは・・・・・・
「国民のため」は絵空事かも知れませんね。

日本国民の覚醒を最も恐れるのは占領軍政府ではないだろうか。

日本国政府は縛れても、国民、大衆を縛ることはできない。
もっとも、自由を奪えば話は別だけど・・・・・
住民基本台帳法、国民保護法、さらに人権擁護法案や憲法改正国民投票法案等々で。
黄昏て“爺放談”   


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2008年01月10日

“今日の出来事”

「昭和二十一年二月十七日」

今日の出来事・・・・・

突然お金が自由に使えなくなった。日本中、一人残らずである。

なにせ「一人残らず」なのだから困るようで、困らない。
もっとも、いつの世も、そう決めた「エライ」連中はその限りではないのだろうが・・・・・

とにかく、皆が一緒なのだ。
もし自分だけ金が無くなったのなら、それは「貧乏になっちまった」、ということだが、
でも一斉にそうなったから、金持ちも貧乏人も居なくなった、ということになってしまった。
妙な体験である。

とにかくあらゆる預貯金が全て封鎖され、一銭も引き出すことが出来ないのだ。
誰も彼もが面食らっている。

“昭和二十一年二月十七日『金融緊急措置令』が出たのである。

それは、「新円切替」というものらしいが、そうなるとどうなるのかが、もう一つ良く分からない。
その点が何とも不安だった(とか)。

今、手元にある紙幣も3月3日以降は通用しなくなる。
2月25日から3月7日までの間に、今の紙幣は全て新券と交換しなければならない。
そしてその交換額は、なんと「一人百円まで」なのだ。

皆、慌てた。人々は物に交換しようとするが、商人は売り惜しみをする。
そりゃそうだ。品物を売って、金を貰っても一定額以上は使えなくなるというのだから。
商品として温存して置いたほうが得に決まってる。

新円に切り替わったあと売れば、新円が入ることになる。そして新円は自由に使える。
あれやこれやで商店から一斉に物が消えた。
つまり利敏い商人は「売り惜しみ」、商品を隠してしまったのである。

困ったのは闇屋だ!!

しこたま儲けた金が全部パアになる。
いい気味だ、という気がしないでもない・・・・・・
かくて一時的にインフレは止まることになった。

ところがこの預貯金封鎖、五円以下が除外されたものだから大騒ぎだ。
銭湯も魚屋も釣銭がない。皆小銭を抱え込むから出回わらないのだ。
止むを得ず各商店では、その店だけで通用する券を出して急場を凌ぐ。

“2月25日”を過ぎて新券に交換に行ったら、新券の印刷が間に合わないらしく代わりに証紙を呉れた。
今の政府、役所とやることは変わらない。とにかく好い加減・・・・・・
その証紙をこれまでの「札に貼って」使えというのである。

新券には十円札と百円札しかない。やがて新十円札なるものが出回わったが、そのデザインを見て日本中が呆れかえった。

新円の十円札の図案は「米国」と言う文字になっていた。

いくら占領下とは言え、アメリカに合併されて州になった訳ではない。
一応、政府も国会もある日本国なのに、何故お札が「米国」なのだろう。

新多昭二著“敗戦から再建までの長い日々”引用。


こんな時代が今なら、因みに『クローズアップ現代』はそれをどうドキュメントするのだろう・・・・・

これは僕の父母、姉たちの時代の話。
しかしそれは現代とは比べるべくも無い時代だったと想像する。

「労働して、夫婦仲睦まじくしてやがて子ができて、成長を楽しみに、一生懸命働く。
それが私の若いころの男性の姿だった。」

僕の場合もあれから30余年・・・・・
そんな娘たちにも子どもができて、
僕も、僕のの父母たちの道程を反芻している。

僕らが育った時代・・・・・・・
戦争に負けて、何もかも失って、全く新しくやり直したそんな時代。

そして高速道路ができ、新幹線が走り、空港ができて、そんな僕らまでがなんでもないように海外に出かける。
その焦土の街には高層ビルが林立し、
商店と言う商店にモノは溢れかえり、真っ暗だったそこには24時間、四六時中、煌々とする。

何もかも不自由はなくなった・・・・・

暑いといえばどこの家にもエアーコンディションが。
寒いといえば、エアコン、ハイテクのストーブが。
腹が空いたといえば、いつでもどこでもその空腹は満足させられる。

そんな素晴らしい時代が・・・・・・
一体どうしたと言うのだ。
なにが不満だと言うのだ、なにに怒っているのだ・・・・・

子捨て、子殺しは僕らの子どもたち世代。
そして親殺しが近頃、50代が80代の親を・・・・・僕らの世代・・・・・

そして、あれほど誕生を喜んだ子どもに殺される僕ら世代の親もいる。
あれほど愛し合って暮らしてきたのに、殺しあうかつての恋人同士がいる・・・・・・

時間てそんなに残酷なモノなのか。

でも、“昭和二十一年二月~三月”

なにもかも失わなければ僕らは気づかないのだろうか・・・・・
だったら、何もかも壊れてしまった方がいいのかも知れない。

ひとつ、ひとつ、間引きされるように壊れていくくらいなら。
  


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2008年01月10日

党首討論その後



オイッ!小沢っ、しっかりせんかい!!
なに、むにゃむにゃイッチョルじゃ、呆けモンが!

「年金問題、私はシロウトですが・・・・・」

“トウシロー”だったら四の五の言うんじゃあないよ、全く。

福田康夫内閣総理大臣、総裁、あの力の抜けた、頭の後ろから出てくるような声で・・・・・・
全く余裕じゃあないですか(笑)。

小沢一郎、あまりにも“マクラ”が長すぎる。
聴いてる方はしまいには何を質問されているのかわからなくなっちゃう。

正直、民主党は“クズ”ばっかり。
半分以上が、旧社会党、民社党(旧々社会党)の世襲、そして労働者のハネピンで生きている自治労の“組合貴族”代議士。

そして残りが自民党旧田中派、竹下派、バカバカしさこの上なし!

渡部恒三、羽田孜、鳩山由紀夫、岡田克也・・・・・

官邸からしてみれば、とっくに「ケツの割れた」連中ばっかり。
ほんとうなら、自民党の一つや二つぶっ壊れたってすまないようなスキャンダル、真っ黒けなんだけど、
そんなことを、旧田中派、竹下派の連中が突っつこうモンなら返り討ち、闇討ちに遭うこと仕切り。
そんなもんだから、旧田中派も竹下派も知らない、前原や中田を使って吹き込んで「ガセ・メール事件」でドボンさせた。
おそらくあの一件だって、「ホンモノ」に決まってる・・・・・

民主党じゃあないけど、あの“亀井静香”でさえ、
国会での「安倍ヘナチョコ総理と創価学会池田」との密会に四の五の言ったって、

「亀井さん・・・・・あなただって“週刊誌”の記事が本当なら身がいくつあってももたないんじゃあないですか!」

と、“ヘナチョコ”に切返されてる始末(笑)。

「兵站支援は軍事支援」だって、小沢一郎。

その昔、あんたのやったことを思い出すがいい・・・・・・
PKOは出すし、1兆3千8百億円も戦費を出すし、いくら立場が逆転したからって、
もっと、国民に分かりやすい「本当のこと」をなんで言わないんだ(笑)。

「消えた年金の総額は一体いくらなんですか?」

だなんて、門前の小僧だって聞かないようなことを言うんじゃあないよ。
小沢さん、あんたがその“総額”を「○○兆円でしょ!」って言えばいいじゃあないか。
そしたら、福田内閣総理大臣、総裁だって・・・・・

「小沢さんはそう仰いますけどね。
じゃあ、お伺いしますけど、その数字の根拠はなんなんでしょうか?」

と、問い質せるてぇもんじゃないのか・・・・・
それが「討論」だろうが。質疑だったら、国会、委員会でやったらいいんだ。

「小沢さんと私の考えるところは・・・・・
まっ、大体おんなじじゃあないんでしょうか・・・・?」

田中角栄“ロッキード事件”
http://jp.youtube.com/watch?v=Z5ch39IvJBc&feature=related

昭和宰相列伝7佐藤栄作、田中角栄、中曽根康弘
http://jp.youtube.com/watch?v=EoeDB8SONX8&feature=related

今日の「党首討論」・・・・・

そこいら辺の呉服屋の若旦那と横丁の質屋の若旦那の町内会の争いごとの様。
国民、見ていて「どうでもいい」っていう風に感じちゃう・・・・・

改革改革で、外圧で「町内会」も、早いところ再開発するのか、
このまま遺すのかを迫られてるって言うのに相変わらず暖簾の上げ下げに文句をつけ合ってる。

まあ、考えてみれば55年体制の旧自民党、佐藤“栄作銀座通り商店会”の会長跡目争いの、延々とつづくしまりのない三文オペラ。
「階級社会のからくり」そのままを見せつけられているような感じ・・・・・

カックンでしたね(佐山俊二)。
http://jp.youtube.com/watch?v=mZ2TA5CKdik
昔はよかった・・・・・

ケンタ。
  


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2008年01月09日

もうすぐ党首討論!

党首討論

今日、その党首討論がある・・・・・

自民党総裁“福田康夫”と民主党代表“小沢一郎”のそれだ。

お世辞にも演説が「ウマイ!」とはいえない福田総裁のそれ。
父君、福田赳夫総裁にも似た、あの「肩をすかしたような」、力を抜いた語り口。
総裁、内閣総理大臣に就いてからはあまり見せるところもないが、「チョイギレ」したようなあの不遜ともとられかねない趣。
20年ほど昔の話だが、福田総理、総裁初めての選挙の時一度だけ隣り合わせでお話させていただく機会があった・・・・・

ご案内のように、伊藤博文初代内閣総理大臣から数えること第91代内閣総理大臣福田康夫氏は旧群馬3区より、平成2年初出馬。
平成の大勲位、“中曽根康弘”元内閣総理大臣、その時すでに竹下登内閣で内閣官房長官であった「平成オジサン」、
誰が言ったか「ビルの谷間のラーメン屋」の“故・小渕恵三元内閣総理大臣”との選挙戦。
もちろん、そこには旧日本社会党、イヤミの山口鶴雄書記長もいた。
まさかの、まさかはないだろうが、「中曽根、福田、小渕」の当選順位争いが焦眉の的だった。

しかし、時の移ろいとは面白いというか皮肉なものでもある・・・・・
福田康夫内閣総理大臣のその初出馬のときには、本日の「党首討論」のお相手、小沢一郎民主党代表は当時海部内閣、自民党総裁のその時代自由民主党幹事長の座にあったのだから。

その小沢一郎民主党代表もけして演説が“ウマイ”とは思えない。
センテンスの短いその語りは、取りようによっては話のつながりが分かりにくく、声のトーンも低いので、
故・竹下登元内閣総理大臣、総裁ほどではないが「言語明瞭、意味不明」の観もある。

さて、そのお二人の「党首討論」。
さきに、“大連立構想”の夕べの秘密も公になってしまった今日この頃・・・・・・
テレビ中継の白日の下、どのような展開になるのやら。
もしかしたら、ものすごくつまらない“画”になるのではと期待するところである。

ところで、その「党首討論」。仮定の話だがもっと昔にそんなのがあったらと思うとどうしても見たいそれを想像してしまう。

例えば、“田中角栄内閣総理大臣、総裁”vs“成田知己日本社会党委員長”とか、
空想を言えば、やはり“田中角栄内閣総理大臣、総裁”vs“春日一幸民社党委員長”。
お二人とも、独特のダミ声とガラガラ声・・・・・
丁々発止、しまいには何を言っているかわからない、「新潟弁と美濃弁」が、組んず解れつで、扇子をバタバタさせての討論。

まあ、なんと言っても“田中角栄内閣総理大臣、総裁”ではないだろうか。

場合によっては“佐藤栄作内閣総理大臣、総裁”も面白いかも知れない。
あの、辞任会見の時・・・・・

「新聞記者の諸君、君たちと話をするつもりはないすぐここから出て行ってくれ、
私は国民と話をする・・・・!!」

と言って、テレビカメラに向けて官邸会見室で喋り始めたその“ギョロ目のエーちゃん”。
時代背景から言えば、その“ギョロ目のエーちゃん”vs“浅沼稲次郎”・・・・・・
日比谷公会堂で立会演説の最中に右翼少年“山口乙矢”に刺殺された“浅沼稲次郎日本社会党委員長”。
もっとも、その“浅沼稲次郎日本社会党委員長”は60年安保渦中の日本社会党委員長だったから、
その討論相手は昭和の妖怪、岸信介内閣総理大臣、総裁なのかも知れない。

しかし、戦後、昭和と言うか、あの時代政治家が面白かった。
討論相手ついでに言えば、ズーズー弁の“佐々木更三日本社会党委員長”なんかは・・・・・
この方も“田中角栄内閣総理大臣、総裁”との舌戦、面白いことこの上ない場面ではなかったか。

今はつまらん・・・・・・

民主党の歴代代表、菅直人、鳩山由紀夫、岡田克也、前原誠司、そして小沢一郎。
精々が、故・市川房枝、無所属、二院クラブの参議院議員のところが政治的出自の、
「イラカン」こと、“プチギレキャラ”の菅直人くらいじゃあないのだろうか見てて面白いのは。
鳩山由紀夫も貴族の中の貴族で、底辺を知らないから政治の発想に「民主」がない。
岡田克也も岡田克也で、今をときめく流通の王者「イオン・グループ」御曹司で、通産官僚出身。
まあ、前原誠司・・・・・苦労話は聞くが出世するごとに言動がきな臭くなっている。
手練手管の老獪、当時の小泉純イチロー内閣総理大臣、総裁との党首討論は完敗の趣だった。

それにしても、自民党も“田中角栄”以降は竹下、海部のほかは全て世襲総理総裁で、いわゆる「臭さ」が感じられない。
強いて言うなら、「サメの脳みそ」と揶揄される“森喜朗元内閣総理大臣総裁”・・・・・

もっとも、この“内閣総理大臣、総裁”のキャラはその意味では「ボケキャラ」。
真贋を知るところではないがモノの本によれば、裏口入学に裏口卒業のW大学。

“IT”を「イット」と言ったり・・・・・・
クリントン米国大統領との会談で、「How are you?」と言うべきところを、
「Who are you?」と言ってしまって・・・・・・
クリントン大統領、「ムッ」としながらも、

「I am Mrs. Clinton's husband.」とボケたら・・・・・

「Me too!」

と、応えたとかで「アベル」じゃあなくって、「モリル」ことで評判になってしまった、
“シンキロー内閣総理大臣、総裁”。
その意味では、是非党首討論で“イラカン代表”と“シンキロー内閣総理大臣、総裁”とのプチギレ、ボケ舌戦が見たかった。

それにしても、あってもたったの5分しかない社民党代表“福島瑞穂”・・・・・
今では残念ながら議席数が足りず党首討論に参加できない日本共産党の“志位和夫”、口を開けば二言目には「国民、国民」と五月蝿いが、
早いところ、その「党首討論」に参加できるような政党にのし上がって欲しいものである。

さて、そろそろ始まるかな・・・・・

  


Posted by 昭和24歳  at 14:52Comments(0)

2008年01月09日

平和という“アリ地獄”



昨日、参議院防衛外交委員会で“日米平和文化交流会”の秋山直紀専務理事(58)の参考人質疑がなされた。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/library/result_consider.php

その、秋山直紀専務理事(58)・・・・・
僕と同い年である。とうとうそんな時代になってしまったのかとつくづく感じさせられた。
氏の経歴は詳らかではないが、なぜ戦後生まれ、戦後教育の中にこうした人物が生まれるのか・・・・・


“平和”を理由に「死の商人」が跋扈する-――――

「美しい国・日本」

その「美しい国・日本」に僕らは生きている。
もちろん、約“1億2千万分の1”の存在でしかない僕ではあるが、58年生きてきて、その「美しい国・日本」の本当の姿はどんなんだろう・・・・・・
と、最近思う。

明らかに異様な変貌を見せる「美しい国・日本」の今。

旧住宅公団に暮らす、独居高齢者の「孤独死」。
刃物を振り回し「通り魔」の行為に及ぶ16歳少年。
全国の児童福祉施設が飽和状態、特別養護老人ホームの入居待ち38万人・・・・・
そして経済的疲弊での社会の貧困化。

敗戦、占領、そして世界一の軍事国家アメリカ合衆国に軍事基地を占有させ、その上その軍事基地経費の大半を負担させられる・・・・・・

太平洋戦争の教訓からか、占領連合軍(米政府)は日本の全ての武力、そして将来に渡る武力保持の意思、能力を殺ぐ“日本国憲法”を制定した。
そして「憲法9条」・・・・・・

1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

まさに「平和憲法」の所以。
つまり軍備を保持せず、「国の交戦権は、これを認めない」―――――――――

敗戦占領、その憲法草案は、占領軍“GHQ”よって書かれ、
枢密院、衆議院、貴族院を経て昭和22年5月3日に施行された。

しかし今日のこの「美しい国・・・・・」を見れば、平成の大勲位ではないがまさに“日本列島不沈空母”状態ではないか。
軍備、「これを保持せず」とは言うものの、毎年5兆円規模の“防衛予算”で張子の虎と言われるが莫大な額の「兵器」を調達。
さらには、不沈空母、広大な米軍戦略基地を置き、日米安全保障条約の名の下に常にその交戦権をここから許している。

そこにある“平和”とは名ばかり・・・・・・
その実態は、米軍の兵站基地として常に戦時体制の中にある。

そしてこの「美しい国」の防衛費は・・・・・・
「GDPの1%」。5兆円というが、近年、経済的亜悪化に伴い低下する、その“GDP”を根拠にする理由が一体どこにあるのだろうか。
現実は、この国の税収40兆円弱からすればその実態は「10%強」が防衛軍事費に費やされている。

しかも、その予算総額は「コワイコワイ!」と恐れる隣国“朝鮮民主主義人民共和国”の国家予算、約4000億円弱(3700億円規模)・・・・・・
通称、北朝鮮の国家予算は、群馬県の総予算(歳入)“8800億円”の半分にも満たない・・・・・

その北朝鮮の軍事予算が推定1200億円(国家予算の30%相当)だから、
日本の実質8兆円にも及ぶ防衛予算は、その金額ベースで考えれば「平和国家」とは全く呼べない、
線軍国家、北朝鮮をはるかに凌ぐ、超軍事大国がこの「美しい国・日本」の真相ではないのか。

平和という“アリ地獄”から抜け出す術はもうないのだろうか・・・・・・

同世代に問いたい。
  


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2008年01月08日

国家百年の計、国民百年の刑・・・・・

同相、冬鉄は・・・・・・

「ガソリンが非常に高騰していて1円でも安くしてほしいというのはよく分かる」

と述べた上で、

「しかしそれは物価の問題であり、道路整備は国家100年の計だ」

と指摘、暫定税率の維持へ理解を求めた。 

つまりは、日本全国津々浦々の“高速道路網”、そして国道、県道、市町村道の整備にはなにも“石油税”だけが充てられているわけではない。
自動車所有、利用に関係する各種税に当然、建設国債、郵貯簡保、国、厚生年金基金からの特別会計そうした道路整備は、
いくらそこが人口の少ない地方地域であったとしてもその利便性は日本国民である以上、等しく受ける権利はあるはずだから、
なにも、その「道路特定財源」特化、高速道路建設を否定するものではない。

しかし、ナンミョー冬鉄は分かったようなことを言う(笑)。

「国家100年の計だ」

ホンマかいな?・・・・・・である。

たしかこの道路特定財源にかかる法律は、昭和28年、当時の田中角栄自民党議員らで議員立法されたもの。
そして、さらに昭和40年代にはやはり田中角栄議員らの議員立法で「自動車取得税」や、「自動車重量税」が制定され・・・・・・

いわゆる、「受益者負担」で、
そうすれば、高速道路は将来、30年後くらいには「タダ」になるとその議員立法の際には言っていた。

その“特定財源”だが、総計は19年度予算分で「5兆6102億円」の歳入、収入がある。
おそらくここ十数年、いや、2、30年はこの歳入規模で推移しているのではないだろうか。
だとすれば、10年として“約56兆円”、20年とすれば楽に“100兆円”超ではないか。

そして、嘘ばっかり・・・・・・

「日本道路公団の年間収入は2兆円強、借金は27兆円」

そして、「赤字、赤字」と言いながら、その日本道路公団のコマギレ民営化。
しかし、その借金27兆円の誤魔化しがここにある。
実は、日本道路公団はそれを一般企業に例えるならその資産は・・・・・

「平成16年度末の資産合計は33.0兆円、負債合計は28.6兆円」

そして日本道路公団のその売上は、毎年「2兆円強」もある、超優良企業!!
しかも、そこに子会社、孫会社、ひこ孫会社まで作る・・・・・・
日本道路公団の直接出資している子会社は4社だが、他に、道路施設協会、高速道路調査会、高速道路技術センターの3財団法人がある。

公団は法律で関連会社の設立を制限されているが、
実際は建設大臣の認可を受けた公団直系の財団法人「道路施設協会」が35億円を出資し、67の会社を経営している。
協会を中継地点として子会社を次々作り、公団の業務をほぼ独占受注してる。
その協会はさらに、全国の高速道路のサービスエリアやパーキングエリアの占用許可を公団から受けて、レストランや売店、ガソリンスタンドなどを営業させている。

ファミリー子会社67の95年度の収入は5,600億円。サービスエリアなどで運営を委託しているレストランなどの店舗の売り上げは約3,400億円。
テナント料や直営店舗の売り上げ等を合わせた収入は、95年度で約738億円となる。経常利益は29億円(朝日新聞1997年3月14日より)。

こうして親会社が赤字(偽装)の一方で、子会社は利益を得て増殖していくのである。
協会の12人の常任理事は、全員が建設省、道路公団のOBである。子会社や業務委託先の会社の社長にも、公団のOBの名前がずらりと並ぶ。
例えば、子会社の一つである高速道路調査会では、「職員23名に対し役員23名」という構成であり、まさに天下りポスト・・・・・・

100%国の出資。つまりは国民が原資で、借金が28兆円あるとは言っても資産が33兆円も。
しかも、そこでの本業収入が“2兆円強”。そして“アルバイト収入”の合計が今や、“7000億円”。

つまり、株式会社“国土交通省”が税金を資金に総売上3兆円近い商売をしている。

道路特定財源・・・・・・

「受益者負担」と言うが、そのバカ高い“高速道路料金”でなにが「受益」か、「受損」ではないか!!
踏んだり蹴ったりされた挙句、バカ高い料金だけではなく、自動車を買ったり、乗ったりするだけで自動的に負担させられている。
その総額が年間「5兆6102億円」・・・・・

そこには使っても、使っても、使いきれないほどの“溜り”があるという。
もちろん、出資者である国民に還元しようなどと言う気はさらさらない。それどころか、あの手この手でさらにふんだくろうとしている。

しかし、日本道路公団民営化にあたっての筋書きは・・・・・

独立行政法人「道路保有・債務返済機構」を発足。
その、独立行政法人「道路保有・債務返済機構」は、旧日本道路公団から“約40兆円”の累積債務を引き継ぐ。

さて、これで民営化された旧日本道路公団には一切の借金は“法律”の魔法で消した。
いや、消したのではない。種も仕掛けもある“セロ”のマジックで、瞬時に・・・・・・

「日本道路公団」から、「日本国民」に移し変えられただけ。

東日本とか、中日本とかの「道路会社」はどこぞの誰かの私物になった(笑)。
そりゃあ、儲かるわなあ・・・・・本四架橋も、東京湾横断道も、魔法でできちゃったんだから。

あとは、3兆円からの売上を山分けするだけ。
そして、超優良資産。株式公開でそれらが株主のものに。

・・・・・で、その株主って「Who is Who?」

ナンミョー冬鉄国交相よ、民営化されて私物化される道路整備の「国家百年の計」ってどんな計?
まさか、国民にとって「100年の刑」ではないだろうね。

と言うことは、これから“100年”も搾り取るつもり?

そういえば、何年か前にやはり、ナンミョー党の坂口厚労相が「百年安心年金」なんて胸をはってたけど(笑)。
言ってるそばから、「消えた年金5000万件」の大騒動・・・・・・

ギャグってる場合じゃあないんじゃあないの!!
  


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2008年01月08日

“コンニャク問答”

落語の一席。

住職ののいない寺の和尚になりすました蒟蒻屋の六兵衛のところに修行僧がやってきて禅問答を所望しました。
負けたら寺を修行僧に明渡して出て行かなければなりません。
禅の知識などまったく無い六兵衛は、ひとこともしゃべらず、その場を切り抜けようと考えました。

修行僧と六兵衛が向かい合って、無言の禅問答がはじまりました。
修行僧は六兵衛のことを住職と思っています。
僧正(六兵衛)が声を出そうとしないので、修行僧は「無言の行」と勘違いしてしまいます。

修行僧は身振りで質問をしようと両掌で円を作りました。
それを見た六兵衛は両腕を上げて大きな輪を作って返答します。
すると修行僧が両手を開いて10を示します。それに対し六兵衛は片手で5を示します。
今度は修行僧が3を示します。
対して六兵衛はアカンベエのポーズをすると修行僧はそそくさと退散していきました。

それを見ていた者が、双方に問答の内容を聞いてみると・・・・・・
修行僧は、自分の出した難問に対し六兵衛がすばらしい回答をしたのでこれはかなわないと逃げ出してしまい、
六兵衛は、修行僧に自分の蒟蒻をけなされ値切られたと思って怒ったとのこと。

お互い相手のポーズを勘違いしていたという落語の一席です。
 
それにしても六兵衛が上州(現在の群馬県:江戸時代はコンニャクの大産地ではなかった)安中の人というのはおもしろいですね。

ご存知、木枯らし紋次郎。70年代にテレビドラマ化され、一躍有名になりました。
悪人をバッタバッタとなぎ倒す無敵の渡世人紋次郎の、唯一の苦手がなんと「蒟蒻」。
貧しい農家に生まれた紋次郎は、幼少期、蒟蒻で間引きされそうになったトラウマから「蒟蒻嫌い」になったとされています。

しかし、今でこそコンニャクは年中大量に出回って廉価で手に入りますが、
自分の子供に食料を分け与えると自分たちも生命の危機にさらされるほどの飢餓状態なのに、
貴重な食料であるコンニャクを、赤子の口鼻をふさぐ道具に使うのでしょうか?

コンニャクあれこれより抜粋引用。

コンニャクの成分・・・・・・

コンニャクは96~97%が水分からなり、水分を除くと主成分はグルコマンナンである。
グルコマンナンは、グルコースとマンノースが2:3~1:2の比率で重合した多糖類の一種で、コンニャクマンナンとも呼ばれ、
ヒトの消化管ではほとんど消化されず、腸内微生物により一部脂肪酸に変換されて利用される。
このため、カロリーが極めて低い食品(100gあたり5~7kcal)の一つとされ、
摂取カロリーを制限する必要のある場合の食品素材として多く利用される。
また、代表的な食物繊維で、血糖値や血中コレステロールを下げる効果や免疫増強活性があると言われている。

肥満体の欧米人には実はもってこいの食物かも知れない。
相当な満腹感があるが極めて低カロリーの上、食物繊維が豊富で腸をクリーニングしてくれる。

おでん、味噌おでん・・・・・・実に美味である。

煮込みおでんは海産物練り製品、豆腐、シラタキなど・・・・・利尻昆布巻などを出汁の素に“ぐつぐつ”と。
この時期の“セブンイレブン”のヒット商品である。

やはりコンニャクは売れ筋で、ごぼう巻、ちくわ、軟骨入りつみれ・・・・・・
わが娘は昆布巻とコンニャクは欠かさない。
そうそう・・・・・じっくりと煮込み味のしみこんだ“大根”も絶品である。

実はコンニャク問答の“六兵衛”のようなのがこの僕である。

ちなみに、国定の忠治も“コンニャク”が大好物だったとか。

太っちょの欧米人はこんにゃくを食うべし!
いくら食っても太らない。その上「満腹感」はこの上ない・・・・・・

因みに世界のコンニャク生産の90%を上州で生産(すごいでしょ)。
もっともコンニャクを食品にしているのは日本だけとか・・・・・

学名を“Amorphophallus konjac K. Koch”と言うそうです。
英名はelephant foot。

夕べはそんなコンニャクをたらふく食った・・・・・・
煮込みおでんにして。
  


Posted by 昭和24歳  at 07:05Comments(0)

2008年01月07日

児童福祉施設・・・

見ざる、云わざる、聞かざる

 誰も知らない世界・・・知らない振りをしているのかも?

見てみぬ振りをしてるのかも・・・?

「児童福祉施設」・・・

離婚、虐待、貧困で親と暮らせない、生活できない子供達、数万人がそうした施設で生活している。
それは明るみにでた、ある種、事件になった不幸中の幸いの児童であると言う。

イラクがどうの、北朝鮮がどうの・・・冗談じゃあないよ。
そんな為に、源泉徴収されているわけじゃあない、消費税払っているわけじゃあない。

足元を明るく照らすことすら出来ない「政治屋」にこの国の将来は「泣いている」。
かつて、僕も、「爺捨て、婆捨て山」だのといったが・・・
昨夜、余り好きではない県議の経営する「希望間病院」と云う施設。

現在は、特老専門だが、昔は、戦災孤児などの生活保護の「児童福祉館」、
そして現在、「児童福祉施設」を運営している。

訴えていた・・・年々、入所要請が、市の児童福祉課から増加してると。
話を聞くまで全くと言っていいほどその存在を意識したことが無かった。
親達が何らかの理由で、蒸発、虐待で、子供達同士で保護司と生活する・・・
家庭も、家族も其処には無い・・・
僕は聞いていて「涙」が出て仕方が無かった。
何故なんだ、どうしてなんだ・・・怒りさえ覚えた。
有名芸能人が、「アフリカ難民の子供達を救え」とか、「北朝鮮への人道支援」とか・・・
自分の、自国の「子供達」には見向きもしない・・・笑わせてくれる。
メディアも取上げることは無い・・・青少年の非行化だけを大袈裟に取り上げる。
自分たちの作った社会構造の結果がそうなっている事への逡巡の欠片も無い。

やはりこの国は「可笑しい」。
狂ってる、宗教がないせいなのか・・・
似非宗教で、現世利益・・・そればかり云う新興宗教はあるが、
無二の慈愛、自己犠牲を持っての博愛は無い。

政治屋は税金を使い放題に使い、外遊。
黒塗りの高級車で「料亭政治」。
社会の、歪がどんどん膨張してくる・・・
そこで苦しみ、悲しむのは、力無き「子供達」。

実際、知らない・・・児童福祉施設から通学する子供達を。
しかし、現に、其処から通学する子供達はいる・・・
行政が、隠しているのか・・・
子供を救えば、その親達にも救いの手を差し伸べなければならないからなのか。
親と言ったって、20代、30代・・・結局は「貧困の連鎖」の犠牲者ではないか。

選挙なんてどうでもいいよ・・・
ここいら辺で、民衆の意思を爆発させないと「貧困の連鎖」は断切れない。

児童福祉施設・・・

  


Posted by 昭和24歳  at 19:48Comments(0)

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